くろねこさんの話によれば

くろねこが思ったこと、考えたことを記すだけの日記なのだと思う。たぶん。

マイナーチェンジが積み重なる

2016年11月25日 21時42分22秒 | 比較的短文ではない文章
最近はプライベートで黒シャツばかり着ているくろねこです。こんばんは。黒シャツ、良いですよ。シックだし、色々と合わせやすい。ジーパンもよし、チノパンもよし、セーターもよし、すごく好きです。

別にそれに合わせた訳ではないけれど、新しい車は白と黒のツートーンカラーです。一か月間にわたり色々と画策して、本来よりも40万円くらい値引きできました(!)。自分が気に入らないものは首を縦に振らず、気にいるものが手に入るまで粘りました。お金さえかければ、それはもちろん可能だけれど、あいにくそうもいかなかったので。

それにしても技術は日進月歩ですね。新しい車に乗ってみて、それがよく分かりました(というか今までのが古すぎた)。そして、それは「シンプル」という言葉に集約されるのかな、とも思いました。

昔の車みたいに、様々なスイッチやらつまみやらが付いていなくて、例えばカーナビならカーナビに機能が集約されている。スマートフォンも同じですよね。あんな板みたいなもので、本当に色々なことができる。使いやすさとはシンプルさでもあります。使いやすさを目指すと、シンプルな方に洗練されていくんですね。そこが本当に気に入りました。

でもそういうのって、マイナーチェンジの積み重ねだと思いませんか。スマートフォンが登場した時は衝撃だったと思うけれど、あれは既存の技術の発展と統合によって生み出されたものでしょう。だって、それまでの日本のケータイはそれに近いものだったから。もちろんそれは複雑さの極みに達しようとしていたけれど、そこにタッチスクリーンを軸とした統合が付与され、シンプルな新しい端末に生まれ変わった。それを実現したスティーブ・ジョブズは天才なのだろうけれど(iPodの存在も忘れてはいけませんね)。

結局、それまでの技術革新がスマートフォンを生み出したのですね、きっと。そう考えると、マイナーチェンジはバカにできない。むしろ、そういう遅々とした歩みを続けるからこそ、どこかで大きな変革を起こせる。

なんてことをステアリングを握りながら考えて、しばらくドライブしていました。さて、どこに行こうかしら。もうすぐ雪が積もるけれど、色々なところに行きたくなってしまいます。

ところで、マイナーチェンジを積み重ねるのって「千里の道も一歩から」と一緒のことですよね。