竹心の魚族に乾杯

Have you ever seen mythos?
登場する団体名、河川名は実在のものとは一切関係ございません。

ヒラタ専用の餌箱

2009年03月13日 22時21分02秒 | 竹田家宝物殿
川虫用の餌箱。ヒラタ専用で他の川虫とは分けています。ウチでは平田君、別格扱いなんで…。


天然素材でレトロな感じですけど、決して美術工芸品ではなく、れっきとした実用品。
通気性のいい餌箱の方が餌の持ちがいいからなんですね~。
漆を塗った高級なバージョンもあるかと思いますが、実は、内側にも外側にも塗りをしていない貧相なモノを選ぶのが正解なんですね~。理由は、あとでわかります。

一方はオムスビ型、一方は円筒形。両方とも「郡上」、「くわた」の焼き印が押されています。


桐にも柔らかい材質のものと硬いものがありますけど、柔らかい桐の方が加工が難しいですね。そんで、大きいオムスビ型の方が柔らかい桐、円筒形の方が硬い桐でできてます。

円筒形の方がやはり安定感があって容量も大きく使いやすいです。
オムスビ型の方は断熱性の高いレアアイテム。夏場の餌が傷みやすい時期に使ってます。また、水しぶきがかかっても内側に入って来にくい構造になってますね。

内側はこんなふうになっています。


ヒラタが這い上がってくるのを防ぐために、プラ板を貼りまして姑息なちょいカスタム。これは釣り竿のパッケージのPET板でして、壁面に添わせて真鍮の釘で留めます。効果は絶大でございます。


餌箱の中にはおがくずを入れます。ヒラタはミズゴケじゃダメで、やっぱりおがくずです。
おがくずはストッキングに入れ、茹ででアク抜きをして、よく乾燥させてから使います。

それと底に水が溜まるような餌箱だと、ヒラタが窒息死してしまうことがあります。エラが濡れてしまうとダメなんですね~。乾燥させたら弱っちゃう!って濡らしてしまうと、かえって弱りますね。だから、塗りをしていない餌箱なんですね~。


さて、ヒラタの保存方法も、雑誌などに紹介されてる方法ではうまくいかなくて皆さん苦労されてると思いますけど、これはまた後ほどということでご勘弁を…

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