（福井）南越前町今庄地区で下ろした屋根雪の一斉排出

　南越前町今庄地区の旧北国街道で、屋根から下ろされた雪の排出が始まり、宿場町だった狭い道路で、重機が作業を行っています。


　旧北国街道の一斉屋根雪降ろしは、例年１月に行われていますが、今年は師走の記録的な大雪のため、初めて１２月に行なわれました。

　きのうとおとといの作業で、道路には２階近くまで雪の山が出来ており、朝から重機６台と大型ダンプカー１２台が出動して、あさってまでの３日間で作業を終える予定です。

　ところで、午前１１時現在の各地の積雪は、今庄で１３９センチとなっているほか、福井で６１センチ、敦賀で３８センチ、大野市内で１２７センチなどとなっています。

　気象台によりますと、冬型の気圧配置は次第に緩んできており、あす午前９時までに降る雪の量は、嶺北の山沿いで２センチから５センチ、嶺北の山間部で５センチから１０センチの予想となっています。

　しかし、県内は引き続き雪や雨の降りやすい状態が続くほか、積雪の多いところではなだれのおそれもあるということで、気象台では注意を呼び掛けています。

ＦＢＣ－Ｉ