雪害の記録 2006 Apocalypse

君死にたもうことなかれ

(ホンダ)3つの除雪作業モード切替を実現した中型ハイブリッド除雪機を発売

2005年11月02日 | 雪対策(技術開発・利雪・克雪)
世界初※1、電子制御による除雪作業モード切替機能搭載の
中型ハイブリッド除雪機「HSM1590i」を新発売
 Hondaは、世界で初めて3つの除雪作業モード切替を実現し、初心者から熟練者までさらに扱いやすくなった中型ハイブリッド除雪機「HSM1590i」(最大出力15馬力)を、12月12日(月)に全国のHonda汎用製品取扱店から発売する。
 「HSM1590i」は、単気筒汎用エンジンとして世界で初めて※1回転数電子制御技術「新電子ガバナ※2」を採用した「iGX440」(最大出力15馬力、排気量438cm3)を搭載。このシステムと従来のハイブリッドシステムを組み合わせ、除雪機側のECUがエンジン側のECUと通信し、この情報をもとに、作業負荷に対しエンジン回転を保持するように、走行速度やスロットル開度の制御を行う。この新技術により、初心者から熟練者までの様々な使い勝手に応じ、オートモード、パワーモード、手動モードをダイヤルで簡単に選択できる除雪作業モード切替機能(STiコントロール)を実現した。

● 「スノーラi HSM1590i」の主な特長  
○世界初、除雪作業モード切替機能(STiコントロール)
(1)オートモード:作業状況にあったエンジン回転数と走行車速の自動制御が可能。除雪時のレバー操作など(エンジン回転調節レバー、前後進速度調節レバー、オーガハウジング調節スイッチ)が少なく、作業に慣れない初心者に適している。
(2)パワーモード:負荷に応じ車速を減速し、エンジンの最大出力を保つように自動制御。投雪距離を任意に設定※3でき(最大21m※4)、設定された投雪距離でエンジンの最大出力を保つため、効率のよい作業が可能。
(3)手動モード:従来機構の操作方法に慣れた方に適している。
 
○世界初※1、投雪距離一定保持機能(オートモード、パワーモード使用時)

 作業負荷に応じ車速を自動制御するとともに、新電子ガバナ(STR GOVERNOR)により、エンジン回転数を一定に保つことで投雪距離を一定に保ち、狙った位置への投雪が容易。 

 
 Hondaのハイブリッド除雪機スノーラiシリーズは、2001年11月に、除雪作業部をエンジンで駆動し、走行部をモーター駆動で行う世界初のハイブリッド除雪機として販売して以来、累計20,594台※5を販売し好評を得ている。今回、「HSM1590i」の発売により、小型、中型合わせて6機種のラインアップを揃え、今後一層の除雪機市場の拡大を図っていく。 


※1 Honda調べ 
※2 新電子ガバナ(STR GOVERNOR)・・・ECU(電子制御ユニット)が常にスロットル開度と回転数を監視、エンジンへの負荷が変化した場合でもスロットルを電子制御し、設定された回転数を安定保持するシステム
   STR:Self Tuning Regulator(自己調節機能)、ガバナ:回転数調速機構(負荷変動に関わらず一定回転数を保持する機構)
※3 エンジン回転数による設定 
※4 雪質により異なる 
※5 2005年9月末現在、日本国内販売実績、Honda調べ 


● 販売計画台数(年間・国内):500台※6 

● メーカー希望小売価格:HSM1590i 942,900円(消費税抜き本体価格 898,000円) 

● 「スノーラi HSM1590i」の特長:(※ 関連資料を参照してください。)

● 主要諸元:(※ 関連資料を参照してください。)


※6 2005年12月~2006年3月の販売計画台数については生産都合により、変動する可能性あり 


 お客様からのお問い合わせは、「お客様相談センター 0120-112010(いいふれあいを)」へお願い致します。 



● 関連リンク
本田技研工業(株) ホームページ

日経
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