雪害の記録 2006 Apocalypse

君死にたもうことなかれ

(新潟)旧山古志村、記録的な大雪で豪雪対策本部を設置

2005年12月20日 | 公助(自治体・国)
新潟県中越地震の被災地、旧山古志村(長岡市)では19日、週末に種苧原地区で約200センチ、竹沢地区で約145センチの積雪が達したことを受けて、長岡市の山古志支所に豪雪対策本部を設置した。既に非難解除された地域には、仮設住宅から70世帯約160人が戻って生活している。柱谷、池谷、樽木などの6地域は未だ非難解除が発令されておらず、16─18日に今期初の雪下ろしに圧雪車で向かった。

 同対策本部は、1)除雪による道路の安全確保、2)なだれ危険地域の監視、3)災害復旧の工事現場の確認と監視、4)ゴミ収集などの生活支援のために設置された。住民の多くは20キロ離れた仮設住宅から、若い男性を中心に班分けし、大雪の降った先週末にかけて雪下ろしを行った。

 長岡市内の仮設住宅で、息子家族と計8人で生活する五十嵐のりこさんも18日に虫亀地区の持ち家の雪下ろしに加わった一人。震災前は同地区で食料品店を営んでいたが、現在は自動販売機だけを置いている。同地区で、既に生活を再会した人たちのために、自動販売機にタバコ、食料、飲料水などの補充にこれまでも出かけていた。「今回は虫亀地区の住民参加者が7班ほどに分かれ、協力して1件ずつ雪下ろしを行いました。耳にするのと目にするのでは、雪の状態はまったく違っていて驚きました」と話し「小学6年生の子どものためにも、来年9月に開校が予定される山古志中学に合わせて、虫亀地区に戻りたいですね」と付け加えた。

ライブドアニュース
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