雪害の記録 2006 Apocalypse

君死にたもうことなかれ

(宮城)寒波で凍る交通網 JR遅れ高速道通行止め 宮城

2005年12月20日 | 道路・航空・鉄道・海上事故
 強い冬型の気圧配置となった影響で雪や寒波に見舞われた宮城県内は19日、JR各線のダイヤが大幅に乱れるなど交通機関に大きな影響が出た。登下校に支障が出たため、臨時休校したり、授業時間を変更したりする学校も多かった。

 最低気温は栗原市駒ノ湯が氷点下9.1度になったのをはじめ、気仙沼同6.0度、石巻同5.3度、仙台同3.9度など、県内の観測地点18カ所のうち8カ所で今冬一番の寒さ。18日の降り始めからの降雪量は、古川26センチ、仙台市新川24センチ、鳴子町川渡23センチを記録した。

 JRは、小牛田駅のポイント故障などで東北線、常磐線が計56本運休し、35本が最大3時間37分遅れ、約2万1750人に影響した。石巻、仙山線などでも運休や遅れが続出、約9100人の足が乱れた。

 高速道路は東北道福島西―白石インターチェンジ(IC)間の17時間40分を最大に、大和―花巻IC間、山形道の宮城川崎―笹谷IC間(下り線)などで断続的に通行止めとなった。

 仙台空港の発着便は滑走路の除雪作業や他空港の荒天のため、札幌発全日空724便など6便に、30分から1時間の遅れがあった。

 県教委などによると、県内では小中学校、高校、養護学校の計21校が休校措置を取り、始業時間を繰り下げる学校が相次いだ。

 色麻、田尻町では町内の全小中学校が臨時休校し、JR石巻線の運休に伴い石巻市などの高校が休校した。古川養護学校はスクールバスの運行に影響が出たことから、休校となった。

河北
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