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妙なる愛の調べ

皆様、良い夏を♫♭(⁠๑⁠╹⁠◡⁠╹⁠๑⁠)⁠⁠♬♭

イ・サン【第56話~60話】

2011-11-19 10:00:00 | イ・サン

皆さま、こんにちは^O^♪

スピードアップレビューの続きでーす。
お楽しみいただけましたら、とても嬉しいデス。


((第56話)) 裏切られた喜び

ウォンビンは王室が待ち望んだ大切な王の子を授かったのであるから、余計なことに巻き込まれぬためにも軽々しく関らないようにと…
サンは主治医に責任は私が持つからとウォンビンの想像妊娠について口止めしていたグギョンに忠告します。
グギョン&ウォンビン兄妹は、サン、王妃、恵慶宮を欺き続けます。

捕えられたジュシクが攫われて…王命を受けた横柄なグギョンがテウ一派を捕えて尋問をします。
ジュシクを攫ったのは…実は大妃…だったのですけれど。

ジェゴンの忠告にもかかわらず、横柄なグギョンを放任するつもりのサン。
甘い…ってか、信用し過ぎ…ってか。
このサンの態度も、かなり問題あり…なんですよね~…。

王室の慣例では、主治医の診断の後も懐妊の真偽を確かめる薬を飲むことになっているようです。
その薬を飲むと母親は腹痛を起こすからということで、見舞いに行った王妃に、昼寝をしていて事情を知らず、

「懐妊を確かめると言うのですか。 … もしや、王妃様は私の懐妊を疑っているのですか。」

と食ってかかるお馬鹿なウォンビン

ウォンビンの誕生日の祝宴が催され、サンがウォンビンを迎えに来て…不愉快(笑。)デス。
祝宴の絵を描きながら、和やかに頬笑み合うサンとウォンビンの様子にソンヨンは心を痛め(悲。)ます。

この祝宴で、想像妊娠をしていたウォンビンは流産を偽装し…
恵慶宮はショックのあまり倒れてしまいました。
恵慶宮を見舞うサン…部屋を出ると外に王妃が立っていました。罪を犯した私がのうのうとしていられましょうか…

「私は王妃として世継ぎを産むこともできぬ上に、ウォンビンに授かった御子まで失いました。」
「全てはウォンビンをしかと見守ってやれなかった、私のせいです。」
「この深い罪をどう償えばよいか分かりません。」

って。想像妊娠なんですよーーっっ。
サンは全て天の定めなのだから王妃の過ちなどと言わないでくれと、王妃を想って宥めるのですけれど…もうっ、信じられない展開です。

一人で酒を(そのさまになっているご様子←ってこらサン。ならぬソジナ。はとっても素敵^m^♪なんですが。)飲み…グギョンを呼んで…

「実はな … ウォンビンが子を授かってとても嬉しかった。」
「私も男として内心は自分の子を心待ちにしていたようだ。」

って。想像妊娠なんですけどーーっっ。
うーん。ドラマ中ベストくらいにサンから聞きたくない台詞でした。

ウォンビンに辛い思いをさせて申し訳ないと謝るサンに罪深い私にはもったいないお言葉ですと言うグギョン。
本当に罪深いんだよ!!の一言につきます。

恵慶宮が…流産の件を調査すべきだとサンに告げます。
グギョンはテスに主治医の弱みを探らせて、事実を隠し通せないという主治医を脅し、流産の原因を捏造するよう命じます。

この主治医が何と…流産の原因は、他所から取り寄せた薬…王妃が実家から取り寄せた薬が原因だと…言いやがりました。

((第57話)) 揺らぐ忠誠心

↑罪を犯した私がのうのうと…やサンの後継ぎを望む(←当たり前デス!!)これまでの王妃の言葉を思い出して、もしや王妃が…と苦悩するサン。
…に、嘘でしょう。って激怒

ウォンビンは、茶を持って見舞いに来た王妃との面会を拒み、鼻で笑って…

「しかし思えば、王妃も哀れなお人だ…」
「想像妊娠と分かりもはやおしまいだと思ったが … そのお陰でまたとない機会に恵まれた。」

と…。何て卑劣で劣悪な女であることか…見舞いの茶は燃やしてます。

自ら水刺間に足を運び、ウォンビンの食事を気に掛ける王妃。…の姿を見て…

「要らぬ言葉に耳を貸し、そなたの人柄をすっかり忘れていたことを恥じておる。」

とサンは王妃に言うのですけれど。サン…本当に…これまでの王妃から美しく賢明に尽くされてきた心をあまりに軽んじ過ぎてるってものです。

けれど、ウォンビンから作り話を聞いた恵慶宮が、サンの書斎に乗り込んできました。

「もちろん王妃のことは誰より分かっています。いいえ、そう思っていました。」
「なれど、もう分からなくなりました。」

もう、お決まりのこれぞ真骨頂の徳不足を見せてくださる恵慶宮です。
恵慶宮を宥めるサン…それならばウォンビンと主治医が嘘をついているのですかと恵慶宮…。
どこかで見た王妃vs側室の対立…王は板挟み、王はどちらも愛してなくて(一部心変わり途上で。笑。)…となりましたね~…。

王様は王妃様のせいであるという事実を疑っているようです…という主治医の言葉に、なんだと?!とグギョン。なんだと?!…て?!?!
サンがそう簡単に王妃を疑うって…思っていた…ってコトなのですよね~…。

しかし主治医によって証拠が捏造され、王妃は窮地に立たされてしまいました。

都を出ようとするウムダム先生。最初から姿を消すと顔に描いてありました。と陽気で可愛いソンヨン。
ウムダム先生は…胸元から絵を取り出して、これが妻で隣が娘だと言いますけれど、そこには妻の姿も娘の姿も描かれていません。
絵に入れ込んで長く流れ歩いて帰ってきたら妻と娘は疫病で亡くなっていて、二人の顔を忘れないように絵を描こうとしたら王様の顔は目を瞑っても描けるのに、二人の顔はどうしても思い出せなかったのだそうです。

「大切な人と情けを交わして暮らすのが一番だ。絵の道を極めるのは二の次でいい。」

と…。徳九おじさんの名演に涙するシーンです。

恵慶宮は王妃の実家を調査させます。
けれど、サンに信じてもらえばそれだけで良いから全て母上様にお任せくださいとサンに申し上げる、聡明なる王妃です。

そうこうしている間に…何とチョビがウォンビンが実家から取り寄せていた益母草を飲んでいたじゃないと言い出して…
ソンヨンはそのことを王妃に伝えに行きます。

事実を知った王妃は怒りを込めてウォンビンを訪ねます。

「私はそなたは流産などしていないと思っている。」

とウォンビンを厳しく問い詰める王妃。…この辺りから王妃の確固たる威厳を現わすヨンセンちゃんことパク・ウネさんの演技が秀逸です。
益母草は、懐妊後は流産をまねくおそれがあるため、決して飲んではならないことが子を宿した者には常識の薬なのでした。
やったーー万歳ーー

王妃に全てを知られたことを知り、慌てて王宮殿を訪ねるグギョン。そこにはすでに王妃が…

((第58話)) 王妃の愛と苦悩

王妃にグギョンはどのような存在の臣下かと尋ねられたサンは…
サンとグギョンの心は一つだと答え、また、

「そなたがいなければ今日の私はなく、今抱く志もそなたなくしては果たせまいと答えた。」

のだそうです。

サン…って。心を一つ…にする相手を間違えてやしないか…?!っていう疑問はともかくといたしましても、
サンのこのグギョンへの傾倒がね…度を過ぎていたのだと思います。

王妃に若さゆえの過ちであるからウォンビンだけは許してほしいと請うグギョン。それはないでしょうよ。信じられません。
王妃は無実の罪で平民に降格させられるかもしれなかったんですよ。

「不埒極まる真似をしたのだ。ウォンビンにはもう王室の婦人たる資格はない。」

と王妃は厳然と言い、自らサンに罪を告白して償うように、それが王妃からグギョンへの最後の慈悲だと告げます。

恵慶宮に、益母草を飲んで流産しましたとこれまた嘘の告白をするウォンビン。
恵慶宮はあきれてものも言えません。

恵慶宮の部屋の外で座って許しを請うウォンビンは…駆けつけたグギョンに巻き添えにならないようにと言い…

「私はとにかくお世継ぎを授かればよいのです。」

って、何言ってんだ!!この女!!

事実を話さなかったウォンビンに王妃は、

「兄さえ無事でいれば、いずれ己の道も開けると思ったか。」

本当に兄グギョンの罪まで被ると言うのならより一層厳しく罰せねばならず平民に降格する。と容赦なく言います。
ウォンビンは、この地位を追われるのですか。ってさ~、まったくもって反省の色がありません。

グギョンのことを信じられなくなりそうだと言うサン。
ってか、そもそも信用し過ぎだよ。

それなのに、サンときたら、王妃にウォンビンとグギョンを許そうと思う。から、王妃にも許してほしい。だって。
サンはグギョンが謀反でも起こさない限り、どの様な過ちでも許そうと心に決めたことがあるんだそうです。

「この先まだ解決せねばならない難題が山のようにあるというのに、そなたを信じずしてそれらをどう解決できよう。」
「王妃、私に従ってくれるか。」

ふざけるな~~!!(って、失礼の程、お許しを。)サンは王妃をあまりに軽んじてますよね。

それに…改革を成し遂げるためにグギョンの力が必要なんでしょうけれど、これほどまでの悪に目を瞑るってことは、要は自身の理想の世を作り上げるために悪であろうと手段を選んでいないということになりますよね。
それじゃあ、老論派とどう違うのかと…作り上げる世は正しい世であるのでしょうけれど…

許す…と言えば何だか聞こえはいいですし、サンを欺いたことはサンが許すというのならそれでいいと思います。
でも、妹と自身の保身のために無実の王妃を陥れようとし、主治医を自害に追い遣った…のは許されてよい罪であったのでしょうか。
結局サンのこれらの甘い言動が、ある意味心は一つの二人ならではで…グギョンにも王妃を軽んじさせ、謀反でも起こさない限りの言葉の通り、謀反一歩手前までのさばらせてしまったのだと思います。

またお忍びで視察に出かけたサンが、刺客に狙われ狙撃されます。
しかしそのことよりも、サンはグギョンがあらかじめ視察ルートを手配していたことに激怒。

「何故私を思い通りに動かそうとする。」

それはグギョンのそもそもの動機がサンのためではなく己の権力欲のためであるからでしょう。

雨の中座り込んで許しを請うていたウォンビンは意識不明となりました。

((第59話)) 悲しみの行方

ソンヨンの前に若い男が現れて…。もしやサンに嫉妬させる恋敵の登場か?!と期待?!?!しておりましたら、
何と何とそれは…かつて生き別れたソンヨンの弟ソンウクなのでした…。
ウクは預けられたおじ夫婦にとして売られてしまっていたのですが、ソンヨンは後日訪ねたそのおじ夫婦からウクは疫病で死んだと聞かされていたのです。

けれど、ウクはどうやら国と王室を覆そうとする団体に属し明日をも知れぬ身であるらしく…ソンヨンに弟だと名乗り出るつもりはないようです。

で。ウォンビンが意識不明だと言うのに、サンもグギョンも見舞いにも行かず、政務に励んでおられます。
それでも心優しい王妃は病に倒れたウォンビンを見舞ってやろうとするのですけれど、恵慶宮が止めます。
病に倒れた者を見舞わぬのは酷ではありませんかと言う王妃に、例え酷でも行かぬことが王妃の務めであり、それもウォンビンが受けるべき罰だと言います。

「これ以上屈辱を受けて生きるより、このまま死んだ方がましです。」
「男の子を産んでさしあげとうございました。王様と兄上のために…」

と言って、ウォンビンは逝ってしまいました。いやいや…兄上のためにはともかく、勝手にしてくれって感じですけれど、サンのためには産んでくれなくて結構でした。

もっと温かく見守ってやるべきだったのに…ってサンは言うのですけれど、温かく?!ってさ~、あの女を?!?!
サンって…どうも人を見る目があるの?!ないの?!?!ってか、ウォンビンにはそもそも興味がないんですよね。

消去令(←なんて、あるのですね。)が出され、ウォンビンの部屋が片付けられています。

「即刻消去令を下されるとは、王妃様はよほどウォンビン様のことがお嫌いだったようですね。」

云々と言い募り、何と、グギョンはウォンビンの死を王妃のせいにしています。
ウォンビンの過ちは若さゆえに意気地がなかったからだとか言って、王妃が許さないまでも慈悲さえ与えず、見舞いにも訪れなかったと恨みごとを言い募っているのですけれど…

何それ?!寝言言うな~!!って感じですね。
こいつ、自分とウォンビンがしたこと分かってんでしょうか。

ウォンビンの過ちは年齢やら意気地があるなしの問題ではなく、その性根の悪さの問題です。
年齢を重ねてたって、ウォンビンの想像妊娠劇場を助長した兄グギョン自身が良い例じゃないのって思いますけれど、卑劣な意気地だけを蓄えて、もっと悪辣な過ちを展開させていたことでしょう。
しかも王妃に罪を被せようとしていたのに、それでも王妃の承諾のお陰で罪に問われずに済んだのに、そもそも王妃に慈悲の見舞いのなんて言える立場か~~!!って思ってしまいます。

残念ながら、ウォンビンの性根の悪さは死を以てしなければ、消えぬものだったと思います。
死んだ方が良かったとはもちろん思いませんけれど、この品行不方正なる行き届かぬ女子は入宮するべきではなく、妹のその資質も含めて、グギョンがそう判断するべきでした。

ウォンビンの死は間違いなく、ウォンビン自身とグギョンの責任です!!

サンを狙撃した一団が捕えられます。
それは、ソンヨンの弟ウクが所属している国と王室を覆そうとしている団体で、逃げ延びたものの、ご老人を庇ったウクは矢で射られ、重傷を負っています。

((第60話)) 姉と弟

ウクはソンヨンが助けて、家に連れて行きました。

恵慶宮はグギョンがサンを狙撃した一団を捕らえたことを上機嫌で褒め称え…ウォンビンの死から半月も経っていないというのに次の側室を迎える…と言い出します。
サンの地位を確固たるものにするためにも今の王室に何より望まれるのは世継ぎであるため、もっともなこと…ではあるらしいのですけれど、恵慶宮…なんてシナリオ通りな人なんでしょうか…。
ウォンビンには誠に気の毒であるけれど…と恵慶宮も王妃も言うのですけれど、恵慶宮の言葉はマニュアル通りなのでしょうけれど、王妃は本当に気の毒だって思っているのでしょうね…。けれど、ちひろはやっぱりこれまでの経緯を思うと亡くなったことはともかくとして、すぐに側室を迎えるのだとしてもそう気の毒とは思えません。ただ、死に対する哀悼の意を以て、も少し期間をおいてから側室を迎えればそれで良いのではないのかと…。

王妃を逆恨みし激しい対抗意識を燃やす身の程知らずのグギョンが、ウォンビンに男の子を授けてほしい…サンの異母弟ウノン君の長男をウォンビンの養子に迎えたいとサンに申し出て…
はぁ~あぁ~。もう、何てことでしょう。
グギョンのほぼ謀反なる大暴走がいよいよ本格的に始まっていきます。

グギョンが捕えて逆賊として弾圧しているウクが所属する一団は天主学=キリスト教の信者たちの団体でした。
かつて生き別れた弟を思い、大怪我をしているウクに代わってウクの仲間に先に発つようにと伝えに行ったソンヨンは、そこでウクが「ソン・ソンウク」…弟であることを知らされます。
ウクもソンヨンに身の上話をしていたのですけれど、ソンヨンはウクは疫病で死んだと聞かされていたので、もうずっとその様に思い込んでしまっていて、分からなかったのですね~…涙するソンヨンに(涙&涙)が止まらぬシーンです~~ぅぅ。

慌ててウクのいる家へと戻るソンヨンですけれど、そこに兵士たちを連れたグギョンが…

このときサンはいつものお忍びの視察に出かけていて、木綿の衣服を着て、お気楽なご様子で民の暮らしその他を見てまわっています。

そこへ…ソンヨンが義禁府に捕らわれたとの知らせが~… っっ … … …


第60話まで、かなり端折った部分も多々ありますけれど、スピードアップを心がけてレビューいたしました。
勘違いをしていたのですけれど、グギョンはまだこれから、王妃と激しく対立していくのでしたね…。
いよいよ次回第61話が「王の告白」⇒第62話が「夢叶う」デス!!ので、一応また元のレビュー形式に戻そうと思ってます。
またどうぞ、読みにいらしてくださいね^O^♪





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