美貌でないのが幸いして？

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　▲お茶目なキイラ。中身の良さはちゃんと分っているよ！

　・・・こういう事になったし、タイトルを変えようかなと思ったり、
いっそ猫ブログを終わりにしてしまおうかなと思ったりもしてしまいます。

　あの日、それぞれ昼休みが終わって会社に帰る時に、家に入れておけば・・・とか、
それでもみんな大人になってしまったのだから、近所の猫屋敷の猫達のように勝手に就職活動して、
いずれは別の日にいなくなってしまったかも
・・・と堂堂巡りの日々です。


　それにしても不思議に思うのは、
みんな同じ条件のはずなのに、キイラだけはいなくならず、毎日ちゃんと帰って来るのです。
今日もラブカンに「見ててね。」と一応お願いはしましたし、私が帰宅した時は一緒の所から出て来ましたが・・・。

　パンダとキジは毛の半分が光沢のある白で見栄えがするし、性格も活発で何かと派手でした。
人懐こくて要領が良い所もありました。

　人間だって、いい暮らしがしたいからと、もっとお給料のいい会社へと転職できればしてしまうものです。
そして、した後は「あんな所、辞められて良かった！」と思い、元いた会社の事も思い出さなくなります。
いなくなった猫達も、私の羽振りが悪くなり、狭くて住みづらくなった職場から離れる
タイミングを模索していたのかもしれません。

　そして、願ってはあれこれと動き回っている内に、
「渡りに船」で今の窮状から救い出してくれる人が現われて
・・・そのまま付いて行ってしまったのかもしれません。

　ラブカンはイケメンですが、もうすぐ年齢的にはオッサンで、でかいしデブいし、
近所の人がよく見かけるし、（名前を知らない人は「大きい猫」と呼んでいるようですが・・・。）
気にかけて面倒を見ている人が複数いる、一種の地域猫なので、これからも連れ去りはないと思われます。

　キイラはどうも・・・冴えない容姿のせいなのでしょうか？
確かにまるで自衛隊員の服のように、周りの風景に溶け込んでしまっていますからね～。


　でも、ラブカンとキイラには今晩言ったんです。
「あんたらは性格が落ち着いていて穏やかで、
教えなくても自分の事がいろいろときちんとできているし、頭がいいし、
何よりのんびり屋だからウチに向いてる子達なのかもね！」と。



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