そうは言っても、やっぱり失意の日々

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　▲キイラ。こんな風に周りと同化している事が多い猫。


　ブログ村の「兄弟・姉妹猫」に登録していますが、
順位は真ん中より下だし、ブログ自体に付いているアクセス状況を見ても、
そんなに沢山の人は正直見てはいないです。
「カタバミ女史―」の方を見ている人でも、必ずしも梯子して来ている訳でもないようです。

　ランキング上位で大人気のブログでも、日本中に散っての人数ですから、
地理的には密度はまばらです。
私のブログの場合なんて、本当に日本全国に点々といった感じでしょう。
だから私のいなくなった猫達をブログで知った人が、
まさか外に出しているのが悪いとか思って連れ去ったとは考えられません。
それなら２匹がそれぞれいなくなった「あの日」以前の方が、
さらに愛らしく幼くて連れ去りやすかったはずです。

　猫ブログで有名だという猫さんが、
ブログで見初められて拉致されたという話も聞いた事がありません。
そういった猫さんのほとんどが室内飼いだとしても、
盗もうとすれば盗めるでしょう？
それに学校のクラスや会社の部署で話題になっていても、
「みんなで盗みに行こうぜ。」なんてならないでしょう？
・・・そういう訳で有名でもない私の猫を連れて行っても、
その人自身への自慢にもならないでしょうし。

　ブログとは関係ナシに悪意で連れ去ったとも思えません。
それなら今現在の私にも何らかの危険が及んでいるはずです。
でも・・・何もない、見かけ上は平穏な日々なのです。

　虐待されているとも思えません。今さらながら親ばかですが、
あんなに愛らしい表情としぐさを見たら、
暴力をふるおうとした手も止まるでしょう！
３匹いっぺんでは手がかかって切れる事はあっても、１匹ずつで愛情を注げば、
もうトイレの躾もきちんとできているし、
ごはんもちゃんと食べて手がかからないはずです。
時間が来ればきちんと就寝もしていましたし、
朝も目覚まし代わりなくらいに規則正しく起きていました。

　やはり、近場の人が飼っているのではないのかと思います。
最近は寒くなって家のドアや窓を閉めているので、出て来れないのでしょう。

　パンダもキジも「あの日」に突然遠くに行くとも考えられないのです。
特にキジは自宅から５００メートル程先の所へと以前に家出しましたが、
帰って来た後は病気になったりして懲りてしまったのか、
その後は家の周りにしかいませんでした。

　家のある場所も、普段頻繁に他の校区や市町村の人が通過に使うような
場所ではないのです。
それでも他の地区の人の出入りのありそうな場所が１つだけありましたが、
聞き込みしても知っている人はいませんでした。
場所の中でそういう事があれば噂になり、誰かが知っているはずですが、
誰もそういう話は聞かないと言っていました。

もしかしたら、春になる頃、また猫が外に出てくる頃に
またひょんと出会う事があるのかもしれません。
現に近所の猫屋敷のいなくなった猫さんとはそういう事が結構ありましたから。

　・・・でも、そうはあってもこの脱力感、失意の程は何なのでしょうか？
あんなに振り回されて、もう嫌だと何度も思ったのに、
今となってはあんなに幸せな頃はなかったなんて涙とともに思い出すのです。
来週からはまた仕事が忙しくなり、泣いてなどいられないのに。

　何か「ペットロス」のカテゴリーにでも変更した方が
いい感じになってしまっています。
家の中もすっかり静かになってしまいましたから。　


「にほんブログ村」ランキングに参加してみました。