風のたより #79 千葉甫 2019-09-04 13:58:06 | 短歌 体温に近い空気を吸って吐くただそれだけで来る疲労感 灼けている地球回ってじりじりと夜へ入るのをひたすらに待つ 不意に来た熊蝉の声忙しげに短くあって炎天の刻(とき)