goo blog サービス終了のお知らせ 

さしあたり、与えられた環境、条件のもとで、本気で闘う。本気で、だ。

選択、舵取り

人任せ、そうして、ぶうたれる。
それより、急ぎ、やることがある!

エリートも劣化する?

2020-10-23 06:36:00 | 一億円目標、生意気になりたい、ボンビー

エリートも劣化する?

磯田道史さん、すごい。

エリートだって、時代の波が、育て上げる。

総合知の人材とエキスパートとのバランス、


組織の完成度が高くなるほど、

組織が古くなるほど、エキスパートが

重宝される。個別限定の才能だけの競い合いを勝ち取った者だけをあつめたがる。マネージャーだけの集団。理に適ったかなった、テーマには無類の強さ。


今、ブリのテーマ、何十年ぶり、観測史上はじめて、とか、が多い。また、知識経験が豊富でも、邪魔になるような事態、多数のテーマ、発生。

必要なのは、未体験に勇ましく取り組み、道筋をつけられる、リーダーが必要、絶対。


簡単ではない。

いなければ、あらせる。

なりそう人に関心、応援、拡散。

数集まれば、そして、勢いつく。

スポンサーも見逃さない。


自分のなか、周りの中でも、マネージャーとリーダーの、小競り合い、しょっちゅう。

歳がいくと、少なくなる。


後に続く者たちはみている。


参考^_^^_^^_^

エリートの劣化、磯田

戦前エリートはなぜ劣化したのか

  • 2015/08/26 12:09

戦前エリートはなぜ劣化したのか-国家を担うべき政治家、官僚、軍人は破滅に向かう日本を誰も救えなかった

エリートはなぜ失敗したのか?  磯田道史(歴史家)

文藝春秋SPECIAL 201520150826 07:00

 自動車が崖に向かって猛スピードで走っている。車中の人々は、誰も前を見ず、ブレーキを修理したり、エンジンの調子を整えたりしている。運転手も視界が悪いと窓を拭くばかりで、肝心のハンドルを握っていない。 


 満州事変から敗戦に至る日本は、運転手がよそ見をして、ハンドルから手を放していたために崖から海に転落していった車に見えます。 


 運転手として、国のハンドルを切り、ブレーキを踏まなければならなかったのは誰か? それは戦前のエリートにほかなりません。政治家や官僚、軍人たちです。 


 なぜ、彼らは国の舵取りを誤ったのか? いや、それどころか、なぜそれを放棄してしまったのか? 


 それは戦前日本の失敗を考えるとき、もっとも重要な問いの一つです。 


 それを考えるために、明治維新まで時間を遡り、この国のエリートを大きく三期に分けて考えてみましょう。 


 第一期は、明治維新の志士で明治政府の創設に参画したエリートです。西郷隆盛(1827生)や大久保利通(1830生)、伊藤博文(1841生)や山県有朋(1838生)、西郷従道(1843生)といった人々です。 


 第二期は慶応年間(18651868)から明治初めごろに生まれ、江戸時代の生き残りに育てられたエリートです。秋山好古(1859生)、秋山真之(1868生)、正岡子規(1867生)、夏目漱石(1867生)ら司馬遼太郎の『坂の上の雲』の主人公たちの世代です。 


 第三期は、明治の半ばから終わりごろに生まれたエリートです。彼らは明治の終わりから昭和初期に大人になり、エリートの地位を手にいれていきました。東條英機(1884生)、近衛文麿(1891生)、広田弘毅(1878生)、重光葵(1887生)、米内光政(1880生)らの名前が挙がるでしょう。ハンドルから手を放してしまったのは、この世代でした。 

以下、やむを得ず、略


 是非、お読みくだされば、幸い。


プロフィール

いそだ みちふみ 1970年生まれ。慶応義塾大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(史学)。静岡文化芸術大学教授。著書に『武士の家計簿』『無私の日本人』など。 

(記事引用)