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蕎麦屋的MOON SHINER

Moon Shinerとは米国西部開拓時代に禁酒法の中、月明かりの下で密造酒を作っていた人々の事です。

Dino206GT(12)

2012年04月03日 | 03:DINO206
Dino206gt051


 ボンネットやウィンカー等、フロント周りの筋彫り終了後は、ドアの筋彫りとインテークリセスを彫りました。
ドアの筋彫りも後ろ側は、フェンダーと干渉する事無く(ギリギリでしたが)彫れました。
流石に前側は無理でしたが(笑)
インテークリセスは彫る場所に制約がありましたので、大きくデフォルメをすることは出来ませんでしたが、それなりの形に仕上げることが出来ました。
 自分としては、もう少し大きく掘り込んで、「ここについてるぞー!」って感じにしてみたかった思いもありますが、他の部分との関係を考えればOKの部類かな?っと思っています。
 また、「エンジンへのダクトはどーするの?」&「当然掘るよねぇ!」というカキコをいただいていましたが、複製時に問題になりそうなので、この部分は塗装で表現することにしました。

 まぁ、どうしても掘りたい時には、レジンに複製したものに穴を開ければいいので、シリコンに優しい原型を作ることも重要かなと思っています。

 今後は前後のバンパーとテールランプを製作すれば、1次原型は、ほぼ完成となります。
その後、やっとサフを吹くことが出来るというわけです。

完成を目指して、もうひと頑張りします!!!

Dino206gt052

 1次原型の全体像がどんどん見えてきてとても楽しく作業できる、ここ数日ですです。
全体のデフォルメ・フォルムを形作るときも、なかなか形が決まらず苦労しましたし、エンジンフードに至っては、たった1センチくらいのところに10日間も要してしまいました。
製作時間全体では、従前に作った車より短いのですが、これは製作に慣れてきて同じことの繰り返しが随分と減ったおかげで、そいつを除いて考えると一番時間がかかった車になってしまいました。

 とは言っても、完成までにはまだまだやらなければいけないことが沢山ありますが(笑)・・・

 今回はフロントバンパーを作りました。

今回のバンパーは今までとは違った方法で製作してみました。
従前はボディにパテを盛り付け整形したり、洋白棒を曲げてやすりで整形してから接着したりという風でしたが、今回はパテ板から削りだして接着という方法で作ってあります。
 過去に製作した車たちのバンパーは何れもボディのプレスライン上にあったり、またはプレスラインが無かったりしたのですが、今回のDinoはプレスラインをはずして、ちょいと下側にバンパーがあるのです。
しかも206に至ってはフロントインテークの中にまで入り込んでいる始末で、別整形してから接着しないと、今までに作ったラインを崩してしまうので、止む無くこの方法をとりました。

・・・結果としては、それなりの形を作れたと思いますが、とにかく非常に面倒な作業でした!
直線部分が全く無い、このバンパーはテーパーもかかっていますし、左右をそろえるのもなかなか大変で、前後を一度に作業する予定が、前部分だけで精一杯でした。
画像では接着剤(瞬着)のはみ出た跡が残っていますが、画像を撮った後に整形し直してあります。

 次はリアバンパーですが、こいつも一筋縄ではいかない予感が(笑)
どのように作りこむか、これからじっくりと考えてみます!!!

Dino206gt053

 フロントバンパーに続き、リアバンパーも作りました。
どのように作ったら良いのか・・・考えた挙句、結局光硬化パテで製作しました(笑)
最初は、こいつも別パーツで作ってからと考えていたのですが、テール部分は曲がって、尖って、凹んでと、フロントよりも厄介そうだったので早々に諦めました(笑)

 制作方法としては、まず最初に自作トースカンでバンパーの上側のラインを引き、その上側にマスキングテープを貼ります。
さらにバンパーの厚みだけ間を開けてマスキングテープを下側にも貼りました。
 そこに光硬化パテを盛り付けますが、当然はみ出します。
これを硬化後にデザインナイフで慎重に切除してからマスキングテープをはがします。
当然ですが、高さが足りませんので(光硬化パテは1回に最大3mmまでしか硬化しないと説明書に書いてありましたので)、何度か盛り足して目標の大きさにしました。
その後はフロントと同じようにラインを見ながら削っていき、このような形となりました。

 未だラインがずれているところなどが残っていますが、光硬化パテの弱点で「強い光にあてながら作業をすると、透けて見えてしまうのでラインが非常に見難い!」ということで夜間作業ではこの辺が精一杯のところでした。
この後の修正は、昼間又はサフ吹き後にしようと思っています。

 さぁ、次はテールランプ、マフラー部分、フューエルキャップなどですが、何れも使用予定の部材が手元にありませんので、到着までの2~3日間、作業の手を止めてみようと思っています。
 その間にナイフマーク等を消すために800~1200番でサンディングをしてみようと思っています。

 今更ながら気づいたのですが、今回のDinoはサンディングを殆どしていません!
毎日毎日薄皮を削るようにナイフで作業を繰り返していたら、サンディングの必要性が無いくらい平滑な表面が勝手に出来上がってしまいました。
 それでも流石にナイフマークの残る場所はありますので、サフの準備段階としても、この辺でサンディングをしておく方が無難かな?と考えています。

 今回テールランプは「もん太さん」に、マフラー用パイプは「スターだ~さん」に、そしてフューエルキャップはホームセンターに(笑)それぞれ提供をお願いしてあります。
 勿論全体の監修は「とびうおさん」と「もん太さん」ですがね!

 製作をしていく度に毎回感じるのですが、仲間がいればこそモチベーションを維持し続けることも出来ますし、困ったときには助言等もしてくれます。
5センチにも満たない(45.3mm)、こんなちっぽけなものが人と人を繋いでくれています。

 いやぁ、趣味ってホントにいいですね!
 それでは、さいなら・・・さいなら(笑)

Dino206gt054

 部品調達までの時間はサンディングをしていく予定なのですが、たまたま2.5mmと2.0mmのクリアパーツが手元にあったので、どちらが良いのか試しに置いてみました。
結果としては2.0mmの方が大きさとしては実車に近い感覚になりました。
しかし、このテール部分は結構デフォルメを強調してあるので、違和感も多少残る感じした。
・・・っで、この画像のものが直径2.5mmのものです。
テールライト自体の収まりは、こちらの方が良い感じなのですが、デカールのスペースがかなり制限されてしまうと思っています。

 どちらが良い選択なのか判断がつかないので、またまた悩みが(笑)

とりあえず磨きながら考えることにします。

Dino206gt055

 製作が段々と大詰めに近づいてきました。
今回は、Dino206の特徴のひとつであるフューエル・フィラーキャップを作りました。
Dino246との差異を明確にするためには、この部分が欠かせないものと製作当初より思っていました。
 この206では丸く突き出た形をしていますが、246になると現代の車と同様なフラップ式になって、ボディと面一になっています。

 ・・・っで、どのようにして作ろうかと考えていましたが、問題になったのは大きさ(直径)でした。
画像を見ていただければおわかりと思いますが、この狭い場所に装着するには限られた大きさのものしか入りませんでした。
手元にある材料を使って試しに作ってみましたが、どれもダメでした。
結局1.2mmアルミパイプを0.5mm程にカットして接着、その後穴の部分にパテを盛り整形しました。

 出来としては、まずまずのものと思っています。

 次はマフラーの再現ですが、そのためにはせっかく製作したテール部分を一部切除しなくてはなりません。
これも現在マフラーとなる材料が手元にありませんので、それの到着を待っての作業となります。
それまでの間は、眼鏡、ルーペ、デジカメなどを駆使して、以降に問題となりそうな箇所やナイフマークなどをチェック→修正という作業を繰り返しています。
 コレがまた、なかなか地味で根気のいる作業なんですが、「ここをしっかりとやっておくと、サフ以降の作業が相当楽になるよ!」と自分に言い聞かせながらやっています(笑)

 サフ吹きをして全体の最終チェックをするまで、あともう少しです!!!


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