最も淋しいこと
それは
誰からも忘れ去られてしまうことかもしれない
僕が今
ここにいること
生きていること
誰かの心に
誰かの記憶に
ほんの僅かでも
留めてほしくて
自分の足跡
一歩でも
誰かの心の片隅に刻みたい
そんな想いを秘めながら
日々を紡いでる
僕が今
ここにいること
生きていること
忘れないで
今日が皆さまにとってやさしい一日でありますように。
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もう二度と会えないこと
わかっていたけど
『さよなら』
なんて
言えなかった
言いたくなくて
いつものように
『またね』
と言って
別れたあの日
もう
また会う日は来ないとわかっていても
嘘でもいいから
約束がほしかった
涙が零れ落ちる前に
『またね』
と言って
別れたあの時
今も心に深く鮮明に刻まれている
秋の気配が漂う頃
鮮やかに思い出される記憶
皆さまがやさしい夢をご覧になれますように。
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正論なんていらない
ただ
ただ
温もりがほしい
そんな時が誰にだってある
人は理性だけで生きているんじゃない
揺れ動く心があるんだもの
正論は時に人を傷つける
理論や理屈じゃ
穴の空いた心は埋まらない
心は
ただ
ただ
温もりと愛を求めてる
今は
ただ
ただ
空っぽの心を抱きしめて
明日が皆さまにとってやさしい一日になりますように。
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夕暮れ時
切なく響くひぐらしの声
夏ももう終わり
残された命を惜しむように
命の限り
力振り絞り
最期の命を謳歌する
命を繋ぎ
この世での役目を終えた蝉は
静かに命燃え尽きる
命は永遠ではなく
限りあるもの
儚さ故に美しく輝く
夏の終わりのひぐらしの声
命の儚さ想う
夕暮れ
皆さまがやさしい夢をご覧になれますように。
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夜の静寂に微かに聞こえた秋の虫の音
お盆明け
残暑の中にも秋の気配
うだるような暑さ
灼熱の太陽から
逃れたいと願ったのはつい先日のこと
確実に秋の足音が忍び寄っている
季節の移り変わりのあまりの早さに
戸惑いながら
夏が去っていく
灼熱の夏から解放される安堵
何もかも輝いて見えた夏の魔法が溶けてゆく
淋しさ
切なさ
静かな秋の足音と
消えゆく夏の足跡の狭間で
揺れる心
夏の終わり
今
消えゆく夏の足跡を記憶に留めよう
心に刻む
晩夏の未練
先日、今年初めて秋の虫の声を聞きました。
もう夏が終わると思うと
少し寂しいような切ないような気がします。
晩夏が皆さまにとってやさしい季節になりますように。
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