一期一会の想いを込めて・・・

独学で色鉛筆画を描いています。

真心を込めて 詩も書いています。

愛と希望が届きますように・・・

慌ただしい日常 ~介護~

2022-07-31 08:54:16 | 介護

 

 

 

 

ご無沙汰しておりました。

 

 

娘が結婚して、家を出てからというもの

私一人で父の介護、家事、ちっち(うさぎ)の世話をするようになり

多忙のため、疲れが出たのか、体調を崩していました

 

 

私自身、通院しており、健康という訳ではないので

今の状況はちょっとつらいです

 

 

なかなか絵も描けず、ブログも投稿できませんでした。

 

 

今は、ようやく体調も落ち着いています。

 

 

認知症の父は想像もつかないような行動をすることがあるので、

日々、いろいろなことがあり、精神的にも疲れることが多い状態です。

 

 

私が体調不良で寝込んでしまい、一人ではどうしようもない時には

娘が来てくれ、手伝ってくれたので、なんとかやり過ごせました。

 

 

娘には本当に感謝しています。

 

 

 

 

なかなか絵を描くこともできない状態ですが、

私にとって絵を描くことは救いになっているので、

少しでも描ける時には描いています。

 

 

以前のように、毎日描くのは無理ですが、

少しずつでも描いていきたいと思っています。

 

 

無理のない範囲で、ブログも投稿できる時に

しようと思っています。

 

 

これからもご覧いただけるとうれしいです。

 

 

 

 

 

 

画像の絵は以前描いたものです。

 

 

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あなたと私を結ぶ糸 ~母の通院に付き添って~

2022-01-26 01:44:11 | 介護

 

 

 

 

長い時を経て

 

複雑に絡み合った糸

 

 

 

ピーンと張り詰めすぎて

 

プツンと切れてしまったっこともあった

 

 

 

あなたと私を結ぶ糸

 

 

 

 

ようやく

 

蕾が綻ぶように

 

もつれた糸がほどけてゆく

 

 

 

穏やかに微笑むあなたと過ごす

 

愛しい時間

 

 

 

小さくなったあなたの手を取りながら

 

やさしい時間が流れてゆく

 

 

 

こんな時が来るなんて

 

思いも寄らなかった

 

 

 

あなたと私を結ぶ糸が繋ぐ

 

温かい絆

 

 

 

陽だまりの中

 

花開くように

 

 

 

あなたと私

 

笑顔の花が咲く

 

 

 

あなたと私を結ぶ糸

 

春色に染まって

 

やさしさ紡ぐ

 

 

 

 

~ 母の通院に付き添って ~

 

 

一昨日、母の通院に付き添ってきました。

 

いつものように認知症の父も一緒です。

 

 

幸い、病状は改善したとのことで

 

今度の受診は半年後となりました。

 

ほっと一安心です。

 

 

 

 

先日からコロナの感染拡大で

 

また面会ができなくなりました。

 

 

そんな折、通院とはいえ

 

少しでも母と過ごせてよかったです。

 

 

ただ、認知症の父も一緒なので疲れました。

 

病院にいる理由がわからず、

 

いつものように同じ質問を何度も繰り返していました、

 

 

それと、父は昔からせっかちで待つのを嫌がり

 

「何があったの?どうしてこんなにもたもたしているの。

 

早く帰ろう。」と何度も言うので

 

なだめるのに疲れました。

 

 

私は母の車いすを押していたのですが、

 

エレベーターに乗る時も操作の仕方を忘れた父が

 

いきなり閉じるボタンを押してしまったりと

 

何かにつけてスムーズにいきません。

 

 

その上、父は外出すると特に愚痴ばかり言うので

 

返答するのにも疲れました

 

 

 

 

それでも、父と母と三人で会うこともなかなかできない状況なので

 

診察が終わると、もう少し三人でいたいと思い、

 

母との別れ際は寂しさで胸が締め付けられるようでした。

 

 

 

会計を済ませて、病院を出て

 

時間が少し経つと父は病院に行ったことも

 

母に会ったこともすっかり忘れていました。

 

 

認知症を患った親の姿を見ることは悲しいものです。

 

 

 

 

母のことですが、以前ブログに書いた通り

 

母と再会するまで、私にとって母の存在は恐怖でした。

 

 

 

それが今は母は人が変わったように穏やかになり

 

母といることが苦痛ではなく、心地いいものになったことが

 

信じられない想いで、心から嬉しく思います。

 

 

 

 

 

 

明日が皆さまにとってやさしい一日になりますように。

 

 

 

 

画像の薔薇の絵は以前描いたものです。

 

 

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ありがとう ~母の通院に付き添って~

2021-12-14 03:17:18 | 介護

 

 

 

 

『ありがとう』は

 

笑顔を紡ぐ

 

やさしい言葉

 

 

 

言った方も言われた方も

 

笑顔になれる

 

 

 

もう聞けないと思っていた

 

あなたからの

 

『ありがとう』

 

 

 

ずっと

 

ずっと

 

忘れない

 

 

 

私の心を温かな灯りで

 

これからも

 

照らし続けてくれる

 

あなたからの

 

『ありがとう』

 

 

 

私からもあなたへ

 

『ありがとう』

 

 

 

 

~ 母の通院に付き添って ~

 

 

昨日は母の通院に付き添ってきました。

いつものように父も一緒でした。

 

 

昨日は母の調子がいいようで

笑顔も見られ、よく話していました。

 

 

母から話しかけてくれることなんて

もうずっとなかったので、嬉しかったです。

 

 

何より、最も嬉しかったのは

母が私に『ありがとう』と言ってくれたことです。

 

 

私が今度、施設にいる母にプリンを持っていくねと

話したところ、笑顔で『ありがとう』と返ってきたんです。

 

 

もう母から聞くことはできないと思っていたから

尚更でした。

 

 

母は前にも書きましたが、自分の名前さえ

忘れてしまっています。

 

 

もちろん、私や父のことも忘れてしまっているようです。

 

 

認知症がひどくなり、母と会話らしい会話が

できなくなっていました。

 

 

それが、昨日は認知症が回復したかのように

会話できたんです。

 

 

私が年賀状の話をして、今、年賀状の絵を

描いているところだよと言うと

「何を描いているの?」と聞いてくれました。

 

 

私は驚くとともに嬉しくてたまりませんでした。

 

 

こんなこともあるんだなあと

幸せを感じられた一日でした。

 

 

 

 

ただ、やはり、私一人で

認知症の父と母、二人の世話をするのは疲れました。

 

 

母との会話は嬉しかったのですが、

父は相変わらず、愚痴ばかり言っていて、

なだめるのに苦労しました。

 

 

父は一分前の言動を忘れてしまっていることも

よくあります。

 

 

私が受付や会計などをする数分の間、

父に車いすの母と座って待っててねと言い、

用事を済ませたのですが、

私が戻ると

父は「何やってたんだ。どこ行ってたんだよ。」と

怒ったように言われた時は

腹立たしく思いましたし、悲しくなりました。

 

 

そんなこともありましたが、

父は母と会えたことについては嬉しそうにしていたので

よかったです。

 

 

 

 

 

 

母の肺炎の具合はよくなってきているとの

ことだったのですが、

また心不全が悪化しているようで

少し肺に水が溜まっていると言われました。

 

 

母の容態が悪化しないように

少しでも回復するようにと

祈るばかりです。

 

 

後、どれくらい、父と母と三人で会えるのかと

思うと切なくなります。

 

 

それでも、今、月に数回でも会えているので

その貴重な時間を大切にしたいと思っています。

 

 

 

 

 

 

寒さが厳しくなるようです。

 

皆さま

風邪など召されませんようお気をつけください。

 

 

 

 

画像の芍薬の絵は以前描いたものです。

 

 

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あの頃に戻れるなら ~母との面会~

2021-11-19 03:55:05 | 介護

 

 

 

 

あなたが作る晩ごはんは

 

いつも美味しかった

 

 

 

特に好きだったのは

 

ロールキャベツ

 

 

 

トマトソースでコトコト煮込んだロールキャベツ

 

本当に美味しかった

 

 

 

じっくり煮込んだキャベツの甘み

 

柔らかいお肉の旨み

 

口の中でとろけるような美味しさ

 

 

 

一口食べると

 

自然と笑みがこぼれた

 

 

 

食べたいな

 

もう一度

 

食べたいよ

 

 

 

今は食べることはできない

 

あなたが作るロールキャベツ

 

 

 

あの頃に戻れるなら

 

食べたいよ

 

 

 

美味しいねって言いながら

 

食べていた

 

あの頃に戻れるなら

 

 

 

 

~母との面会~

 

 

一昨日、母との面会に行ってきました。

認知症の父も一緒でした。

 

 

母は体調がいいようで安心しました。

 

いつもはほとんど話さない母が

珍しく話していました。

 

 

母はもう私の名前も父の名前も忘れています。

 

 

それでも昔のように

 

「晩ごはん、何にする?」

「お米、あったかな。ごはん、炊くわ。」

「買い物に行こう。」

 

などと、まるで昔に戻ったかのように

楽しそうに言っていました。

 

 

買い物に本当に行こうとして

私と父に体を起こすようにとも言っていました。

 

 

私は楽しそうに話す母を見て嬉しく思う一方で、

これから一緒に食事をすることはもうないんだと思うと

切なくて、涙が流れそうになりました。

 

 

施設の職員の方に伺うと

時々、そんなことを言ったりするとのことでした。

 

 

母の意識はきっと以前の生活に戻っているのでしょう。

 

夢の中で楽しく過ごしているような感じなのでしょう。

 

 

認知症の父は母の言うことにきょとんとして

戸惑っているようでしたが、

私が母の話に合わせて返事をすると

父もにこにこと笑っていました。

 

 

後どれくらい

こうやって三人で笑って話せるのだろう・・・

 

 

そう思うと、私は時間が止まってほしいと思いました。

 

 

母は以前もブログに書いたように

認知症を患う前は気がきつい人でした。

 

私も私の娘も母の言動に傷つき、嫌な想いをすることが

多々ありました。

 

今は人が変わったように穏やかでにこにこしています。

 

娘も前、母に会った後、

「おばあちゃん、別人のように可愛らしくなった」と言っていました。

 

母はまるでジブリの映画「ハウルの動く城」に

出てくる荒れ地の魔女がかわいいおばあちゃんになったみたいだねと

いう話になり、言い得て妙だと思いました。

 

 

 

 

 

 

私は以前母といろいろとあり、心の病を患い、

長年、両親と会うこともできませんでしたが、

今、こうやって、会って話せるようになって

本当によかったと思っています。

 

 

母が入院したという知らせがあった時、

実家に帰ることができるだろうか、

両親の世話をすることが果たしてできるのかと

不安で堪りませんでしたが、

今は帰ってきて、よかったと思っています。

 

 

両親ともに認知症が進行していますが、

穏やかに話せる今がなかったら、

ずっと両親、特に母を恐れて、嫌な思い出しか

なかったと思うのです。

 

 

実家に帰らずにいたら、きっと後悔したことと思います。

 

 

 

 

明日が皆さまにとってやさしい一日になりますように。

 

 

 

 

画像の桜の絵は以前描いたものです。

 

 

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2021-11-14 07:33:35 | 介護

 

 

 

 

時の流れは残酷で

 

受け入れがたい現実を突きつける

 

 

 

衰えてゆく哀しみは

 

深い皺が物語る

 

 

 

けれども

 

刻まれた深い皺は

 

あなたが生きてきた証

 

 

 

さまざまな試練を乗り越えてきたから

 

今のあなたが此処にいる

 

 

 

深い皺は頑張って生きてきた勲章

 

 

 

老いていくことは

 

哀しいけれど

 

避けられない現実

 

 

 

いずれ訪れる命の終焉

 

 

 

どうか

 

最期まで

 

あなたが苦しむことなく

 

安らかに過ごせますように

 

 

 

 

一昨日、施設にいる母の通院の付き添いに

行ってきました。

 

 

いつものように認知症の父も一緒でした。

 

この日は銀行にも手続きのため、行かなければならないので

娘が有休を取って、一緒に来てくれました。

 

 

いつも私が一人で認知症の両親をみるので

病院の付き添い、施設への送り迎えだけでも

くたくたに疲れます。

 

 

銀行へは一時間近くかかるので、

娘も一緒に来てくれて、本当に助かりました。

 

 

母はもうほとんど話すこともできず、

今は表情も穏やかなのですが、

父は何度も同じ質問をしたり、

「寒い」、「早く帰りたい」、「疲れた。しんどい」

と口を開けば、愚痴がほとんどで

なだめるのに疲れました。

 

 

私は娘がいたので、いつもより随分気が楽だったのですが、

娘は精神的に大変疲れたと言っていました。

 

 

朝から出かけて、帰宅は午後7時で

娘と私はくたくたに疲れました

 

 

帰宅後は愚痴を言っていた父だけが

元気いっぱいでした(笑)

 

 

 

 

それでも、両親と私、娘も一緒に過ごせることなんて

あと何度あるかわかりません。

 

 

コロナの影響で母との面会も

まだ制限があります。

 

月に数回、一回につき、面会できるのは二人で

たった15分です。

 

 

それを考えると、四人で過ごせて

本当によかったと思います。

 

 

そして、何より

母の退院後の経過も良好とのことでほっとしました。

 

 

 

 

私は昨日、疲れのため、一日寝込んでしまいました

娘が家事を手伝ってくれ、本当に助かりました。

 

娘には感謝の気持ちでいっぱいです。

 

 

 

 

 

 

寒くなってきました。

 

皆さま

風邪など召されませんようお気をつけください。

 

 

 

 

画像のパグの絵は以前描いたののです。

 

 

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