月がやさしく微笑みかける
夜の静寂
僕は月に手を伸ばす
もしも
願いが叶うなら
あの日の君に逢いにいきたい
君の笑顔は月明かりのように
今も
僕の心を照らしている
時が戻ることはないとわかっていても
こんなに月が綺麗な夜には
願いが叶う気がして
僕は月に手を伸ばす
先日は満月でした。
月はいつもやさしく心を照らしてくれます。
明日が皆さまにとってやさしい一日になりますように。
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自分が嫌になってしまう時
『そのままの君が好き』
そう言ってくれる君の存在に
どれほど救われることだろう
『そのままでいいよ』
『ありのままの君がいいよ』
ありのままの自分が許されると
命の奥底から
生きる力が湧いてくる
僕はずっと
許されながら
生きたかったんだ
明日が皆さまにとってやさしい一日になりますように。
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臆病で
人付き合いが苦手な僕
傷つくのも
傷つけてしまうのも
怖くて
気づけば
人を避けていた
それでも
こんな僕にも大切な人がいる
愛しい人がいる
その人の幸せを願って
離れなければいけない時もある
人が怖くて避けているのに
ひとりは嫌だと
孤独に震える夜を過ごす
夜が明けて
目にしたのは
数少ない友からのライン
さりげない言葉に込められた優しさが
痛いほど嬉しくて
凍りついていた涙が
溶けて零れた
ようやく泣けた
泣きたかったんだ
頬を伝う涙が温かくて
僕は生きている
僕の心は生きている
そう思えた瞬間
ほっとできた
明日が皆さまにとってやさしい一日になりますように。
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人は出逢いと別れの狭間で生きる
出逢いの喜び
別れの涙
幾つもの零れそうな想いを抱えて生きる
出逢いも別れも人の世の習い
わかっていても
別れはいつも哀しく切ない
孤独と向き合う夜
夜更けの闇に呑み込まれそうな心を抱きしめて
夜空を見上げる
鳥のように飛べるなら
憂いを纏った闇を乗り越えて
自由に飛び立ちたい
夜明けの空へと
皆さまがやさしい夢をご覧になれますように。
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やわらかな陽射しに
嬉々として咲く
色とりどりの花たち
そよ風の囁きに
応えるように
揺れる
軽やかなステップを踏むように
揺れる
花たちの可憐な春のダンス
心も躍る春爛漫
ときめく季節は
風のように過ぎ去ってしまうから
今
春のダンスを
心の瞳に焼き付ける
明日が皆さまにとってやさしい１日になりますように。
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