マウスピースの材料、エボナイトはとても摩耗に弱い素材だそうです。
どんなに精密に作っても、1年程度で摩耗でくるってくる。
ESM(クランポンに付属のもの)などのアクリル樹脂は結構強いらしいです。
で、包丁を研ぎなおすようにリフェイスと言って削り直しをしてくれるサービスがあります。
日本では、サックスメインでクラリネットもOKなSericさん、クラリネット専門のLeBonBecさんがあります。
マウスピースを送って、好みを伝えてリフェイスしてもらう方法。
対面で、吹きながら少しずつ調整してもらう方法。
の2種類あります。
どちらも、店頭で並んでいる新品の状態ではありえないくらい寸法を合わせてくれるので、とても吹きやすくなります。
ただ、もともとが歪んだ作りのマウスピースだと寸法合わせも限度があります。
有名奏者選定品を超えるマウスピースをリフェイスで手に入れたければ、吹きやすいものを選んで持ち込みましょう。
対面だと、調整したマウスピースを吹いているのを聞いてもらいながら、再調整を繰り返し、抵抗感や苦手な音域をカバーしてくれるような調整をしてもらえるそうです。
調整してもらった、マウスピース。
下がLBBさん、上は海外のリフェイス職人さん。
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