
「6月28日(水)」
「自転車屋の生き物歳時記」
「ヒイラギ」
昔
この時期に須磨に
キスの投げ釣りに行くと
外道でよく釣れた。
外道と言っても美味しい魚だ。
梅雨時に雨が降るとこの魚を思い出す。
ヒイラギ(鮗、柊、学名:Nuchequula nuchalis)
スズキ目ヒイラギ科に分類される魚の一種。
東アジア温帯域の内湾や汽水域に多い小型魚である。
成魚は全長15cmに達するが、
10cm前後のものが多い。
体は強く側扁し楕円形に近く、
広葉樹の葉のような形状である。
後頭部が高く突き出て段差ができるので、
同様の分布を示すオキヒイラギ Equulites rivulatus と区別できる。
体色は青みがかった銀白色だが、
後頭部に黒褐色の斑点がある。
また背鰭の前半部も黒い。
背鰭は8棘条・16軟条、
尻鰭は3棘条・14軟条からなる。
腹鰭の1棘も含め、棘条はど鋭く発達している。
体表は粘液が多量に分泌され、
手で触れるとヌルヌルしている。
体の後半部は微小で剥がれやすい鱗に覆われるが、頭部を含む体の前半部には鱗が無い。
口は比較的小さく唇も薄いが、
前下方に筒のように突き出すことができる。
また、
上下の咽頭歯を擦り合わせ、発音する。
食道に発光バクテリアを共生させ、
暗所で発光もする。
本州中部以南の西日本・朝鮮半島南部
・東シナ海西岸・台湾まで分布する。
なお、
琉球列島では同じヒイラギ科の
近縁種が多く見られるものの、
ヒイラギは沖縄本島だけの記録にとどまり、
オキヒイラギは分布しない。
内湾の砂泥底に生息し、
港などで数十尾ほどの
小さな群れを作って泳ぐ姿が見られる。
また、
河口などの汽水域にもよく進入する。
食性は肉食性で、
多毛類や甲殻類など小型のベントス
(底生生物)を捕食する。
採餌の際には口を筒のように伸ばし、
これらの小動物を吸い込む。
産卵期は初夏で、
直径0・6-0・7mmの分離浮遊卵を産む。
地引き網・刺し網・釣りなどの
沿岸漁業で漁獲される。
群れで行動するので、
多数が同時に漁獲されやすい。
粘液で滑るうえに鰭の棘条は鋭いので、
素手で触れると刺さりやすい。
そのため、
鮮魚の取り扱いには注意が必要である。
平たい小型魚なので可食部が少なく、
さらに取り扱い時に滑る・刺さる
ということもあり嫌う人も多いが、
地方によっては食用にされる。
身質はアジ類に似た白身で、
塩焼き・唐揚げ・干物・吸い物の椀種
・酢の物・煮付けなどに利用される。
骨は堅いが、
酢に数時間ほど浸すと軟らかくなる。
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