Chaprinの部屋。。

当たり前の生活の中に… ふと気づくと、素晴らしい瞬間と出会えます。それを繋いでいければ幸せです。

四畳半カメラ?。。Beauty Super L

2023年04月18日 | 日記

以前、1961年に発売されたキャノンのCanonet(キヤノネット)の話をした、、

当時、日本光学(ニコン)と並んで高級カメラメーカーであるキャノンから

1961年、2万円を切る普及機が発売された。

それまで、普及機カメラは2万~3万円台。

高級機メーカー、日本光学(ニコン)やキャノンは5万~8万台‥

一般の月収が1万円前後であったその当時のカメラの値段は

いかに高価なものであったのかがよくわかる、、

そんな高級機メーカーのキャノンが2万円を切るEEカメラを作ったのだから

もう、爆発的に売れ、、中小メーカーは‥ 

消えた‥



先日、某‥全国チェーンのカメラ店に立ち寄った。

中古カメラコーナーで、ビックリするほど安いクラカメが目に入った。

自分にとっては見たことも聞いたこともない…カメラ。

とてもお洒落で、ピカピカ輝いていた。。

若い店員を声を掛けて‥ 

「これはどこのメーカー?」と聞くと

‥「いや…私もわからないんですよ…」と、、

ボデーには「Beauty」と。。

ビューティー?、、

触らせて貰うと‥ これは驚いた!

ものすごくスムーズな巻き上げレバー。。

シャッターフィーリングも中々良い。。

レンズシャッター、LV方式。。

多分、今まで触ったLVの中で、一番良いと思う。。

セレン光も良好で

特に不具合は無さそうだ。。

  

気が付けば、家でコーヒーを飲みながら

空シャッターを切っていた。。

1958年

Beauty Super L

太陽堂光機

非連動露出計付きレンジファインダーカメラ
レンズ CANTER-S 1:1.9 f=45mm F.C. 6枚4群構成
シャッター COPAL-SVL
シャッター速度 B 1 2 4 8 15 30 60 125 250 500
絞り 1.9 2.8 4 5.6 8 11 16
LV値 1~17

セレン露出計(SEKONIC製・LV表示)

21.800円



以前、記事に出していたヤシカ初の35mmカメラ

Yashica35と同じ年、

このカメラは存在していた。。

凄すぎる!。。 本当に驚きだ…

知らないだけで…Canonetに消された

名機が沢山あったのかもしれないと。。

1963年‥ 

ビューティーカメラ(株)・旧、太陽堂光機 倒産、、

でも、本当にいいカメラだよ。。


フィルム現像の大失敗で、、D1H

2023年04月10日 | 日記

 

突然ですが‥

この画像は何でしょう?‥

 

そう、、フィルム現像が大失敗です、、Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン

本当にショックです‥(´;ω;`)ウッ…

 

先週の土日は蕾で、

今日の休みは‥ もう、葉桜です。。

 

それでも、何とか撮ってみようと、、

フィルムカメラとデジイチを携えて撮っては来たものの、、

 

最後の最後の現像で‥ リールのトラブルで、、

フィルムがくっ付いちゃって、、大失敗、、

なんでこうなってしまったのが、、

そう巻き付ける際の角の面落とし処理が甘かった‥

引っかかってしまいました、、(´;ω;`)ウゥゥ

 

そんな訳で‥

今回は色付きの絵はNikon D1Hで、

 

モノクロはminolta SR-1s ‥

予定でしたが、、

絵は‥ ありません‥

 

絵の流れも、、ぼつぼつで‥ 何のことやら?、ですが

 

とりあえず、時系列で並べます。。

 

いきなり、、野草園のシャクナゲから、、

レンズは、Tokina AF 60-300mm  1:4-5.6

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここからは、いつもの薬師堂

 

 

 

 

 

 

 

薬師堂から離れ、

レンズの交換、TAMRON AF 17-50mm 1:2.8

 

 

 

 

 

 

さて、流れがつながりませんが‥

 

いかがでしょうか?

2001年発売開始 D1H 

有効266万画素、CCD APSサイズ(DXフォーマット)

やはり前回のD700て比べると、D1Hの方がフィルムチックな感じますよ。。

ただ‥ 持病、、メモリー効果のせいでちょこちょこ止まります(;'∀')

あと数年後?、自分もカメラも動作が止まるでしょう‥

自分の身体をいたわる様にオールドカメラも大切に

使って行きたいと。。

 

 

 

 

 


桜には…早かったけど、パート2。。 Nikon D700

2023年04月05日 | 日記

前回の記事では宮城県の国営みちのく杜の湖畔公園で

「Yashica35」で撮って来たという内容でした。。

でも実際、この春の景色を撮るのはカラーでないと、、と

誰しもが考えると思います。。

 

当然僕自身もカラーで撮りたい‥ そう思っていました。。

実際のところ、最初から白黒フィルムカメラと

デジタルカメラで撮ろうと思っていました。。

 

本来ならカラーフィルムで撮ればいい‥

そう思うのですが‥

 

でも、今現在のフィルムの値段があまりにも高すぎる‥ (´;ω;`)ウッ…

フィルム代+現像代+データ化を合わせると、、

1本撮るのに=約4.000~5.000円くらいかかってしまいます、、

もう現実的に気軽に撮れるようなレベルではありません、、

1枚撮るのに缶コーヒー1本分と同じですから… ( ノД`)シクシク…

 

自分が白黒の自家現像を始めたのもこの原因の一つでもあります、、

そして何より、白黒の現像はミニラボを持っているカメラ店でも

白黒現像は店舗ではやっておらず‥ 外注に送り‥ 出来上がって来るのは

2~3週間、、 もう、忘れてしまいそうなレベルです、、(゜o゜)

自家現像であれば、豚汁を作るくらいのスキルで、、

1/3以下のコストで抑え、即日見ることが出来るようになります。。( *´艸`)

 

まぁ、そんなわけでフィルムテイストを感じる‥

本来ならNikonのD1Hを使いたいのですが、

以前の記事の様に難有りの部分があり‥

これもまた、クラッシックデジカメと言ってもいい様な、

Nikon D700(2008年)を持ち出しました。。

NikonD3(2007年)は、ニコンの初めてのフルサイズのフラッグシップであり、

D700は同じセンサーとエンジンを持ったD3のサブカメラと言われたようです。

 

そんなD700を数年ぶりに

縦位置グリップ付けると‥

いや… 重い… デカい… (;'∀')

 

 

 

さてさて、、どんな絵が出てくるやら。。

 

先ずは、釜房湖から見る… 蔵王連峰。。

 

 

国営 みちのく杜の湖畔公園 入口

 

 

 

 

ここからは前回と同じように、ふるさと村へ。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、いかがでしょうか?

やはり、春は色があるのは良いですね。。

 

約15年前のデジイチです。

画素数は約1.200万画素…

 

フィルムカメラの古さと比べるとつい最近の様ですが

いかに10数年でデジタルカメラの絵が変わってきたのか‥

驚くばかりです、、

 

正直言って現実よりきれいに撮れる、

仮想現実の様な今の写真?は好きになれません‥

 

そんなことを呟きながら‥ 自分の身体を気遣うように

クラカメを使って撮っていきたいと思います。。(^_-)-☆

 

#Nikon D700 / Nikon AF nikkor 24-85mm 1:2.8-4D

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


#桜には‥ 早かったけど。。Yashica 35

2023年04月02日 | 日記

仙台でも花見の時期です。。

有名な西公園でも桜の下は人でいっぱいです。

そんな光景を横に見ながら、

さて撮りに行こうかと。。

向かったのは釜房湖(釜房ダム)にある

みちのく湖畔公園。。

季節が変わる時期

このふるさと区を徘徊するのが好きです(^-^;

さて、駐車場がいっぱいになる前に着こうと

早めに来たのですが‥ 

あら、?、、

駐車場はスカスカ… (◎_◎;)

よくよく周りを見ると、、

あれっ?‥ 桜はどこ?

なんとなんと… 一週間早かったようで、、まだ蕾。。

桜では無く、咲いているのは梅。。 (;^ω^)

今回の目的は、

春の古民家の懐かしい風景を白黒フィルムで撮り

花は久しぶりの持ち出しだクラッシックデジイチで花の色を撮ろうと。。

さて‥どうしようかと、、

デジイチで撮るのは、、テンションが下がり‥

白黒で撮る方へ専念しようと。。

先週、いっぱい夜な夜な整備をしていた

「yashica35」を握りながら。。

1950年代、各メーカーが35mmサイズの

レンジファインダー名機が生まれました。。

頂点ではライカMシリーズ。。

コンタックスⅡ、Ⅲ シリーズ。。

そして日本のカメラも。。

その中で不思議と

35mmフィルムカメラへの参入が遅かったのが

2眼カメラ「ヤシカフレックス」で有名な

ヤシカでした、、

1960年代から1970年代、エレクトロ35シリーズで

世界的に大ヒット、黄金期を迎えたメーカーだったと思います。。

そして、その「Yashica35」満を持して1958年、

エレクトロシリーズの始祖となるべき名機が生まれたのです。。

見た目は‥ CONTAXⅡaににてますが、、

1959に吸収されたフォーカルプレーンのニッカと

1969年以降傘下となったレンズの富岡光学、

シャッターのコパルの力も入れて開発されたカメラと言われています。。

さてさて、先々週末に到着した様子。。

・「外観非常に良い」

・「動作問題なし」

・「レンズ、少しクモリと塵あり」‥と、、ここまでは良かったのですが、、

・「ファインダー、少しクモリあり」が‥ 曇りどころか、大曇り、、(@_@;)

中心の前がほとんど見えない! Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)

ネット購入時の記載事項の中に「外観、レンズ、ファインダーの汚れやクモリ、カビに関しては

主観となりますのでクレーム対応とはなりません」‥と、、( ノД`)シクシク…

でも、ファインダーを清掃すれば綺麗になるだろうと

軍艦部を開けてみると驚いた!

一般的なレンジファインダーはレンズとハーフミラーで組まれているのですが

なんとこのカメラは‥お金を掛けられたプレズムで作られているので、、

プリズムを降ろしての清掃…二重像の調整が必要となり、、

自分の素人レベルでは太刀打ちできません、、

仕事帰りにいつものキタムラに聞いてみると、

基本的にはメーカーが存在していないので受付は出来ないのですが、、

仮に、個人カメラ修理でも4~5万かかるでしょう、、と

いつもの老舗カメラやでも、2万~4万… プリズムなので劣化が

あれば、どこまで綺麗になるか?‥と、、

さすがの富岡レンズ、F1.9と言う50年代では珍しく明るい。。

アメリカへの輸出が多かったため初期モデルは、フィート表示で

ヤシカカメラに変わる寸前の「YASHIMA」の刻印

メッキがギラギラと輝いている‥(^-^;

そんなわけで、できる限りの清掃をして撮ってきたわけです。。(^^;)

東京タワーは出来た年のカメラ。。

今回はスキャナー撮って出し。。

露出も触っていない、全くの無修正の絵です。。

F1.9 1/50 ISO125 で よく写ったと思います。

もう手振れしてます‥

さてさて、、

いかがでしょう?

僕の生まれる前のカメラが大きく生まれ変わる時期

レンジファインダーカメラは普及機となり

高級機は一眼レフとなって行きました。。

ヤシカも1970年代になると

ドイツのツァイス・イコンから声が掛かり

業務提携が始まります。

そして通称「ヤシコン」、名機「CONTAX RTS」が生まれていくわけです。。

多分、このYashica35から始まったと思うのは自分だけでしょうか。。

#Yashica35 YASHINON 1:1.9 F=4.5cm

#ILFORD FP4 125 / ILFORD ID-11 50%希釈 11分