バルナックカメラの話です。。
初売りの記事でYASHICA YEの内容でした。
本当はその前に、今回Nicca 3-Fを紹介しなのですが、、
シャッタートラブルか出ていて、試写での作例を出すことが出来すに
一つ飛ばしてYEでのバルナックについての話をさせてもらいました。
なので、このNicca 3-Fだけの紹介を‥(^^;)
1955年製造のカメラです。。
ライカのバルナックコピーとして有名なNicca。。
本家のライカモデル名はLeica Ⅲf。。
もう、ほぼ一緒、、(;^ω^)
大きく違うのは、最高シャッター速度、、
本家は1/1000に対してNicca 3-Fは1/500、、
本家は視度調整有り対して‥3-Fは無し、、
まあ、、ほぼ一緒。。
使用レンズの有名なものは、
本家は沈胴式Elmar 50/3.5。。
なので、Elmar コピーとして有名なのは、、
ロシアレンズ、ウクライナのフェド、
Industar-10か22、 50/3.5 。。ですかね~、、
僕の物は10です。。
言い方は悪いのですが、
そんなコピーセットで…
ようやく撮ることが出来ました。。
フルマニュアルのカメラであることは
承知の上ですが、
中々慣れないのが、フィルム装てん‥
なんか、分解してるの?と間違えそうなレベルです、、
この装てん方法についてな、色々なやり方があって、
YouTubeでも紹介されていますので、興味があれば、検索してみてください。。
行ったのは、閖上港。。
あっ、ヨットハーバー?
近づいてみると、、
小型クルーザー。。
バルナックでの僕の一枚目は必ずと言って
感光してしまいます‥(;^ω^)
巻き取り側の軸(スプール)のスリットに差し込む幅で
フィルムを10cmほどカットしてしまうので‥ もったいなくて‥
そして今回の挑戦は、
増感での撮影です。。
少し前なら、通常売られている白黒フィルム感度は
50、100、125,200、400、800、1600‥ と売られていましたが
最近では種類も手に入れにくい状態、そして価格の高騰‥
普段、いつものカメラ屋さんで手軽?に買えるのが(1.000円前後)
100、125、400、、でシャッタースピードや、レンズの絞りの制限があるので
ISO 200がいいのでは?と思うので、、ISO125のフィルムを200に増感現像を前提で
撮ることにしました。。
要は、撮る際にISO125の絞りとシャッターの設定をISO200として考え設定します。
そして、現像時に、今回使用したフィルムILFORD FP4 を現像液(フジSPD)
8分30秒を、10分に伸ばします。
それだけです。。(^_-)-☆
でも、やはり粒状が荒くなるような気がしますね、、(^^;)
それもそれで、フィルムの味を感じますが、、
僕の、安物…スキャナーなんで、、( ノД`)シクシク…
とても、アジアを感じる‥ タクシー?
タイとかでよく見ますね。。
さて、いかがでしょうか…
戦後、全世界で作られたバルナックライカのコピー、、
日本でもコニカとニコンを除いて
各メーカーが作られましたが‥
1950年代終わりに、バルナック型レンジファインダーカメラは姿を消し
NiccaもYASHICAに吸収され‥
急速に一眼レフへ加速して行きます、、
#Nicca 3-F / FED INDUSTAR-10 50mm/f3.5 沈胴式
ILFORD FP4 PLUS 125 / フジSPD 20℃ 10分( ISO200へ増感)
最終現像 / Adobe Lrc