Chaprinの部屋。。

当たり前の生活の中に… ふと気づくと、素晴らしい瞬間と出会えます。それを繋いでいければ幸せです。

Ricoh35 デラックスL。。

2024年02月04日 | 日記

その当時、35㎜ レンズシャッターカメラは

巻き上げ、チャージ、シャッターが連動をしない

操作が複雑であり、かつ値段が高かった、、

でもリコーは1953年に発売した35mmカメラが

初代リコレットに一括操作の先進的なセルフコッキングを搭載した。

尚且つ、1万円を切る8.300円で…

その二年後、同じボディーを持つ

三つもカメラが発売された。

距離計を持つスタンダードであるリケン35(後日のリコー35)、12.000円。

それにセイコーのシャッターと3群5枚ヘリアー型レンズを持つ、

最上位機種リコー35は18.000円。

前回の記事のRicolet Sは リケン35から距離計を排除した

低価格で作られたもので、なんと6.500円であった。

だが、その当時の大卒初任給が9.500円と言われた時代、

カメラは高値の花であった。

そして今回、久しぶりに持ち出したカメラは1957年

ボデーデザインを新しくした、

リコー35デラックス L。”L”はライトバリュー(LV)方式であり、

レンズが高性能で有名な富岡製の3群5枚ヘリアー型であった。(19.000円)

久しぶりに、ファインダーを覗くと若干の曇りが見えたので

軍艦部を外し、清掃を‥ 

さすが、プリズム貼り合わせのファインダーは美しい絵が見える。

独特のトリガーレバーに左指をかけ、

右の人差し指はシャッターに乗せる。

いつもの街中スナップは変わりがないが‥

気持ちが変わる。。

さて、試写の絵は。。

恐ろしく強い風の日‥自転車は、、

今回は、別の高いビルに上った。通称”SS30”

前回のトリプレットと違い、

絞りと距離を変えても、安定した絵が出る。。

味という意味では… 別次元であるが。。

フィルムは不思議である‥

#ロモ アールグレイ100 / フジ ミクロファイン 1:1 13分 20℃


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