Chaprinの部屋。。

当たり前の生活の中に… ふと気づくと、素晴らしい瞬間と出会えます。それを繋いでいければ幸せです。

閖上港。。Nicca 3-F FED INDUSTAR-10

2023年01月22日 | 日記

バルナックカメラの話です。。

初売りの記事でYASHICA YEの内容でした。

本当はその前に、今回Nicca 3-Fを紹介しなのですが、、

シャッタートラブルか出ていて、試写での作例を出すことが出来すに

一つ飛ばしてYEでのバルナックについての話をさせてもらいました。

なので、このNicca 3-Fだけの紹介を‥(^^;)

1955年製造のカメラです。。

ライカのバルナックコピーとして有名なNicca。。

本家のライカモデル名はLeica Ⅲf。。

もう、ほぼ一緒、、(;^ω^)

大きく違うのは、最高シャッター速度、、

本家は1/1000に対してNicca 3-Fは1/500、、

本家は視度調整有り対して‥3-Fは無し、、

まあ、、ほぼ一緒。。

使用レンズの有名なものは、

本家は沈胴式Elmar 50/3.5。。

なので、Elmar コピーとして有名なのは、、

ロシアレンズ、ウクライナのフェド、

Industar-10か22、 50/3.5 。。ですかね~、、

僕の物は10です。。

 

 

言い方は悪いのですが、

そんなコピーセットで…

ようやく撮ることが出来ました。。

 

フルマニュアルのカメラであることは

承知の上ですが、

中々慣れないのが、フィルム装てん‥

なんか、分解してるの?と間違えそうなレベルです、、

 

この装てん方法についてな、色々なやり方があって、

YouTubeでも紹介されていますので、興味があれば、検索してみてください。。

行ったのは、閖上港。。

あっ、ヨットハーバー?

近づいてみると、、

小型クルーザー。。

 

バルナックでの僕の一枚目は必ずと言って

感光してしまいます‥(;^ω^)

巻き取り側の軸(スプール)のスリットに差し込む幅で

フィルムを10cmほどカットしてしまうので‥ もったいなくて‥

そして今回の挑戦は、

増感での撮影です。。

少し前なら、通常売られている白黒フィルム感度は

50、100、125,200、400、800、1600‥ と売られていましたが

最近では種類も手に入れにくい状態、そして価格の高騰‥

普段、いつものカメラ屋さんで手軽?に買えるのが(1.000円前後)

100、125、400、、でシャッタースピードや、レンズの絞りの制限があるので

ISO 200がいいのでは?と思うので、、ISO125のフィルムを200に増感現像を前提で

撮ることにしました。。

要は、撮る際にISO125の絞りとシャッターの設定をISO200として考え設定します。

そして、現像時に、今回使用したフィルムILFORD FP4 を現像液(フジSPD)

8分30秒を、10分に伸ばします。 

それだけです。。(^_-)-☆

でも、やはり粒状が荒くなるような気がしますね、、(^^;)

 

それもそれで、フィルムの味を感じますが、、

 

僕の、安物…スキャナーなんで、、( ノД`)シクシク…

 

 

 

 

 

とても、アジアを感じる‥ タクシー?

タイとかでよく見ますね。。

 

 

 

さて、いかがでしょうか…

戦後、全世界で作られたバルナックライカのコピー、、

日本でもコニカとニコンを除いて

各メーカーが作られましたが‥

1950年代終わりに、バルナック型レンジファインダーカメラは姿を消し

NiccaもYASHICAに吸収され‥

急速に一眼レフへ加速して行きます、、

 

 

#Nicca 3-F  /  FED  INDUSTAR-10 50mm/f3.5 沈胴式

ILFORD FP4 PLUS 125 / フジSPD 20℃ 10分( ISO200へ増感)

最終現像 / Adobe  Lrc  

 

 

 

コメント (3)
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