Chaprinの部屋。。

当たり前の生活の中に… ふと気づくと、素晴らしい瞬間と出会えます。それを繋いでいければ幸せです。

MAMIYA 35Ⅲ。。

2022年12月29日 | 日記

あと二日で大晦日。。

どんな一年でしたか?

全世界的に激動の一年でしたね、、

歴史的にも大きな節目の真っただ中なような気がします、、

さて、自分の趣味カメラも大きな変化がありましたね。

それはデジタルからフィルムへ‥

タイムトンネルの中を歩いています。。

そして今日の記事は東京タワー開設の頃、

1957年~1958年、映画で言えば「ALWAYS三丁目の夕日」の

時代背景、日本で作られたカメラです。

「MAMIYA35Ⅲ」

同時期に、ペトリ35、トプコン35、

翌年、露出計無しの機械式レンジファインダーカメラ

日本最高傑作と言われる「Konica ⅢA」が発表され、

「Leica M3」を追い求めて来た時代がおわり、

急速に一眼レフにシフトして行きました‥

半月前からこの時代のカメラを調べながら行くと

その時代、機械式カメラに最高のモノ作りを感じます。

konicaⅢAで使われていた機構‥

「LV」?‥ ライト・バリュー方式‥? ('ω') 何のこと?

ふと頭に浮かんできたカメラ、、

数年前、記事に登場するカメラ先輩から一番最初に貰ったカメラ、

もしかして、、あのカメラ‥ 

LV方式のカメラ?

そう言えば‥先輩から、「ちょっと面倒くさいかも‥」

「俺も使ったことないし‥ 壊れているかも‥」と、、

正直、あの当時、、

動かしてみてシャッターリングは途中で動かなくなるし‥

訳の分からない数字のリング‥

ファインダーは曇って見え無いし‥

ボディ皮は剝がれているし‥

きっと、壊れているんだと‥ カメラの箱の一番奥に放置‥ (;^ω^)

箱から引きずり出すと、、

間違いなく、LV方式 ( ̄▽ ̄;)

説明通りに動かすと‥ (◎_◎;)

「動いた!」

シャッタースピードも絞りも… (*'ω'*)

てなわけで、

いつもの、なんちゃってレストアを開始

先ず、何をしたいのか…

目的は曇って先が見えないファインダー…

バラシ始めていきくと、、

うっ?、ネジが全てマイナスネジ! プラスネジは見当たらない。。

まさに、手組で作れたボディーだ。。

接着剤にで胡麻化されている様なところは無く‥

プリズム蓋は、ネジ止めされている。

赤いシャッターボタンは後付。。

さて、フィルムを装てんして、、

剝がされていたボディー皮は、100均でソファー修理用合皮を使っての張替え。。

数十年前の露出計を持ち出し‥

スマホに無料露出アプリで動作確認・・問題なし。。

スマホでもそのまま使ってもいいのだが、

簡単に直ぐに使えるので、露出計の方が上。。

順番どり動かしていくとEV値を確認することが出来る。

ちなみに、LV=EVと考えても良いらしい。。

問題のLV値を爪でEV13へセットする。。

あら不思議、シャッタースピードが1/50~1/500の間で絞り値も連動して

有効になる。。

このシャッター間で全てが光量は変わらない。。

当然ながらシャッタースピードを変えれば絞り変わり、

被写界深度が変わる。。

ある意味、素晴らしいシステムだが… 消えてしまった、、

20枚ほど試写してきたので、あと16枚。

明日中には自家現像できるので‥ ちゃんと撮れているのか?

ドキドキもんですね… 約、65年前のカメラですから…(^^;)

次回の記事は多分…

試写の結果と

憧れのKonicaⅢAの話。。