リベンジ

会社の帰り、リカルデントを噛んでいたのだが、
やたらのどが渇いたので、自販機でジュースを買う。
フルーツゼリーグレープと書いてあった。
一番右端にあるのに、ゴトンと左端から出てきた。
変な奴。
問題が起きた。噛んでいるガムをどうするかだ。
まだ、味が残っているので、奥歯と頬の間に挟んで
ジュースを飲むことにした。
が、出てこない。垂直に傾けても出てこない。
よく見ると、「５回ふってね」と、書いてあった。
軽く振ると、ゼリー状の塊が出てきた。
強く振ると、口より汁が飛び出てくる。ヤバイ。
親指でふたをして振ってみる。マアマアだ。
ゼリー状の塊は、柔らかくても噛まないと
飲み込みにくい。
あれーっ、ガムがガムがと思いつつ、
ゼリーといっしょに飲み込まないようにと、
悪戦苦闘。結構くたびれる。
なんとなく納得がいかない。
で、今日も飲んでみる。
２０回ぐらい、思いっきり振ってみた。
かなり水っぽくなり、簡単に飲み込めた。
これが本来の姿なんだ、と妙に納得。
先日の苦戦している自分の姿を思い出し、
笑ってしまった。

瞑想

瞑想。と言っても、尾崎亜美の歌ではない。
（そう言えば、「あみ」と言えば、自分にとって、
　尾崎亜美なのだが、いろんな「あみ」が出てきて、
　最近どうも良くない。）
目をつぶると、見えない何かが見えてくる。
目の前に見えているのは現実。
目をつぶるのはそれからの逃避なのだろうか？
そんなときもある。
でも、
現実を正しく見つめなおすために、
現実とは違った夢を見るために、
現実をはるかに超える創造をするために、
時に、人は目をつぶる。
体に感じる、目に見えない何かを求めて。

でも、瞑想って歌、なんとなく好きなんです。
なんでだろうか？

きっといい事が。

漢字検定。
中一の長男が５級に合格。
したのはいいが、「臨時ボーナスを出せ」
なんてうるさい。
聞けば、受けた人全員が受かったとの事。
でも、勉強なんて全然しないで受けて、
満点近いところに価値がある。
なんて、わけのわからない言をいってくる。
みんな合格してるんだし、やさしんだろ。
もっと上級に受かったら、考えてもいいと却下。
ちょうど、部屋に入ってきた妻も・・・・。
最初はヤッターなんて笑ってました。
だけど、調子に乗って、「小遣いよこせ」
なんて言うものだから、怒られてました。
本当は、ガンダムのプラモデルを買うのに、
お金が足りなかったんだよね。
残念でした。
次も頑張ってね。
きっと、いい事あるよ。

七夕。きっと、そう。

七夕。知っていますか。６日は新月。
彦星と織姫は暗がりでのランデブー。
曇り空だけど、浮世の人々の心配をよそに、
きっと、どこかで会ってますよ～。
見て見ぬ振りをしてましょう。
おそらく二人は、メール、ＴＶ電話で
いつもコンタクトを取っているんだろう。
待ち合わせ場所は、近くの白鳥座。
北斗七星でお茶しながら、お話に夢中、
窓越しの沈む金星を見ながら。
ディナーはさそり座特製の
赤いワインを飲みながら・・・。
木星の明かりの中で。
でも、また別れの時が・・・。
ミルキィーウエイのほとりを歩き、
帰途につく。
そして、また両岸に離れ離れに。
んー。一年間は長いですよね。
それに、何年間繰り返しているのでしょう。
いいかげんに、早く、くっ付け。
今日は、ヤゴのお墓をつくりました。
天に召されたヤゴは、彦星の肩にトンボとなって、
とまっていました。
きっと・・・そう。
きっと・・・。

ヤゴが

ヤゴが動かない。
死んでしまった。
原因は餌の鰹節かな？
生餌を与えなかったからかな？
とにかく残念。
というより、罪悪感が先に立つ。
朝起きたら、トンボになっていて、
ドアを開けると、大空へと飛んでいく。
そんなイメージがあった。
小さな水槽。
自ら選択をした訳ではない、
第二の住処が最後の地となってしまった。
空を飛びたかったのかな。
そんな気がしてなりません。
命って、はかないですよね。
ごめんなさいね。

森の中へ

夏。着々と近づいている。
日差しが力強い。

雲が太陽に目隠しをしたが、
光はそれに負けなかった。
だから、
赤々と野イチゴがまぶしかった。
木漏れ日の中にある、森の香り。
呼吸の中に生まれる深い安らぎ。
そうだ、
私たちはここから、
生まれ出て来たのかもかもしれない。
思わず立ち止まる。
差し込む光を通し、輝いている瞳は、
赤い野イチゴと深い緑を映し出していた。
森の中、
全てが生きている。
全てが生かされている。
私たちは、また、森の中を歩き始める。
私たちが、生きている証を
一つ、また一つ、見つけるために。

長嶋、バンザイ。

長嶋。久々に元気な姿を拝見した。
笑顔がいい。それと服装のセンスがいい。
引退試合。
自分は授業をサボって友人と４人で後楽園へ行った。
一塁側ジャンボスタンドの階段通路から試合をみた。
超満席で座る席がなかったのだ。
そして、「巨人軍は永久に不滅です」の言葉で、
最後の時は来た。そう、来てしまった。
感動と寂しさが胸に込み上げてきたのを覚えている。
その後もスポットをあびると言うより、
自ら光を放ち続けていた。
そして今、リハビリという新しい光を放ちながら、
再びよみがえった。
頑張って下さい。光は充分に届いてますから。

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どこまでいっしょに・・・

どこまで、いっしょに、歩きましょうか
どこまで、いっしょに、走りましょうか

うれしいときは、ともに喜び
かなしいときは、ともに涙しましょう

どこまで手をさしのべましょうか
いいえ
手の届くところはどこまででも
こころなかのどこまでも・・・

だから、だいじょうぶ
いっしょに、歩いていけるから
いっしょに、走っていけるから
一人なんかじゃないんだから・・・

今日の雨は、なんとなく、センチメンタル。

空（そら）

本日は送別会。久々お酒を飲みました。
生中４杯。
水分不足のためか、まだ入ります。
出会いは別れの始まり。
でも、別れは出会いの始まりでもある。
あまり、普段付き合いの無い人と、
瞬間、ダイレクトに心が通じ合う。
もしかすると、一生合わないかもなんて
思っていても、笑顔での握手。
遠くにいた人が、近くに感じる瞬間だ。
一期一会。よく聞く言葉。
ほんと、出会いは大切にしたいものだ。

空。
今日の空は笑っていましたか？
怒っていましたか？
泣いていましたか？
それとも・・・・？
人は、それぞれ、必ず目的を持って
生まれて来ているような気がします。
不要な人は誰もいない。
自分のポジションは何なのか？
どこにあるのか？
一つでも見つけてみませんか。
笑ったり、怒ったり、泣いたりしながら・・・。

交差

雨の中、ホームで電車がゆっくりとすれ違った。
止まった。
電車は無機物と無機物の交差。
乗客は無意識と無意識の交差。
車内には多くの人が乗っている。
でも、すれ違った電車はまるで２次元の世界。
全て止まってしまった、無表情・無意識の世界。
こちらで、動き出したのはロボット？
つまり、携帯をする人、そして、化粧をする人。
やはり、無表情・無意識な人。
あっ、動き出した。
巨大な無機物が多くの無表情・無意識を乗せて。

何か殺伐としたものを感じました。
でも、今日の雨はなんとなくハッピーに感じました。