「太陽の花嫁」最終回まで

■出演：チャン・シニョン　チョン・ウヌ　ハン・ジニ　ソン・ユハ　ヨン・ミジュ　キム・チョン　メン・サンフン　

長いシリーズでしたが、飽きずに最後まで楽しみに見れました。３０分で一度終了ってのも良かったかな。

最初、遊園地で働くけなげな娘とそこで働く、目のアイラインが印象的なイルカショーのお兄さんとの恋愛かと思いきや・・・・　　二人は結婚を約束して、彼は一時アメリカへ。

さ、彼らの過酷な運命が動き始めます。人が良さそうなあしながおじさんかと思われた　会長は、彼女に女性としての魅力を感じており・・・・は、は、は、

娘の家には、心臓移植を待つ義母の産んだ弟がおり、もちろんそんなお金は能天気な母がだまされて無くなっており、父も無職に。

この義母は、泥棒でもなんでもよいから金持ってこいって、状況。

もう、愛か死かなんて、状況ですもの。　

この会長のところに嫁ぐでしょう・・・が

この家には、いわくつきの前妻が力をもっており

ここに前妻の娘、兄の嫁、みんなが　彼女をいじめるのですが・・・

悪女ぶりは　いつもながら、あっぱれ！！

アメリカから戻ったイルカショーのお兄さんは、実は、凄腕の会社乗っ取りを計画している実力派

ところで、幼い時に両親をイガンノ会長に殺されたと思って復讐のために乗り込んできたのですが。

彼の愛情をそそぐはずだったヒョウォンは、憎き会長の嫁になっていた・・・・

 

ヒョウォンは、弱くてお涙ちょうだいってタイプではないので、ぐぐっと視聴者は応援しちゃうところです

徐々にたくましく成長していき、ちゃんと正当な方法で切り抜けて行きます。

だから、悪女たちも、最後には、何もいえず・・・

おじょうさんのボーイフレンドだった使い捨ての彼が　ヒョウォンの人柄を知って

無条件に彼を支える立場に立って、いや～～　ほっとしました。

 

ま、色々あって。

一番の切り札はヒョウォンが産んだ子供がジンヒョクの子供だってことですけど。

会長の間に夫婦関係があったのだろうか～～　そんな野暮な詮索をしてしまいました。

それを、どうして早く彼に教えてあげないのって？　最終回にむけて、いらいらします。

彼の子供でないとしても　無条件、愛する人の産んだ子供を受け入れる彼だったのですが。

自分の子と知ったら？　そりゃ～～～　　　もう、　盛り上がる事でしょう。

 

キャスト達が　それぞれに個性があり、

金持ちと貧乏人との対比。

そして、どういう風にお金を使うのが、皆の幸せに結びつくのか。　ま、理想的な形でドラマの中では実現させ。

金持ちの後妻に入った若い彼女がどのように変化していくのかも、興味があり。

なかなか、面白いドラマでした。

 

「赤道の男」のようなバリバリ復讐劇だったら、　きっと疲れてしまっていた事でしょう。

女性を主人公に立て、

彼の復讐を　ちょっと客観的に見ている立場になっているところが

安心感もあり、救いにもなっていて

だからこそ、最終回のもちろんハッピーエンドは　素直に受け入れられます。

病気でどんどん弱い男になっていく会長は、　一時は　こんな男おるかいな？って悪だったのですけど。

ま、良いでしょう。　それもジンヒョクの母親が彼の初恋の相手だったなんて。

出来過ぎでもドラマですもん！

前妻も　彼に執着して報われない愛を求めるあまり・・・・。

合法的に償うって事で決着をつけています。