「１８歳、２９歳」

演出-キム・ウォニョン、ハム・ヨンフン
脚本-コ・ボンファン、キム・ギョンヒ
出演-リュ・スヨン、パク・ソニョン、イ・ジュンムン、パク・ウネ

ＫＢＳ、２００５年放送

原題：(열여덟 스물아홉,)

面白いドラマというのは、あっという間に一時間が終わって、『続きが見たーーい』と思うけれど、　これはそんなドラマ。

流血シーンも深刻過ぎるシチュエーションも無いので、見終わってやさしい気持ちになれる。　　そして、見ている方は、良い笑顔になっているはず。

リュ・スヨンは『ラストダンスは私と一緒に』では完璧悪役だったし、『ギブス家族』では医者の中の一人だった・・・・　どんどん大きな俳優さんになってきた。　　『メリーゴーランド』とこのドラマを見て、演技の上手い俳優さんの一人に入れたい。　　顔は私のタイプとは違うのだけれど・・・　　でも、時々ビックリするほどハンサムに見えたし。　　ドラマの中の舞台劇のシーンも演技力を感じさせた。　　彼の公式ファンサイト・・ここ

今回の女性の主役、パク・ソニョンという人は始めてかと思ったら『真実』の悪女だったと知ってびっくり。　今回はドラマの中でも男二人（高校生と亭主）で、『顔も普通で・・・　スタイルも普通・・』って台詞があるけれど、　どちらかというと庶民的。　　一番の魅力は笑顔と自然さ。　彼女の笑顔の御蔭で楽しめたドラマだった。　　１８歳の気分の時と２９歳を取り戻した時と、演技も雰囲気もガラッと変えてここは流石！

主人公が俳優なので、　劇中劇も出てくるし、　放送社会の中でのシナリオの話、オーディション、　高校生クイズなんてのも出てくる。　　　

２９歳の主人公が交通事故で突然１８歳になっちゃうという設定。　ありえないと思っていたら、　この設定のおかげで１８歳の高校生時代、　１８歳の高校生と２９歳の人妻、そして現在の夫婦の３つを同時進行させて一つのドラマなのに、３度美味しい仕掛けになっていた        

主人公の昔バージョンのラブ、今のイケメン高校生とのラブ、亭主とのラブ

高校生の名前が雪「ヌン」、彼が主人公のへチャンを呼ぶ時は「ヌナ～」　だから、二人で「ヌナ～」「ヌナ～」と呼び合っていて可愛かった。

 

初回、テレビの中に『冬ソナ』が映っていたり・・。　主人公がパク・ウネと出ている『アイリス』というドラマの主題曲が『ラビングユー』の物だったり・・・　　それだけでも懐かしくって初回から楽しみにさせてくれる。

今回もパク・ウネが少しばかり悪役を演じている。　　今、視聴中の『恋の花火』でも先週あたりから完璧悪役。　　イジメもひど過ぎず・・・