お気楽風見どり

定年後の第2のライフスタイル。大病以来、一念発起 一眼レフの世界へ

木に登った「写真展」

2014-05-28 09:51:20 | Weblog
 6月1日(日曜日)から11日(水)までの期間、カフェギャッリーで写真展を行うことになりました。ギャラリーと言ってもカフェ(喫茶店)の壁に展示をし、お茶を飲みながら写真を見て頂くようになっている所です。喫茶店なので期間中ほとんどその場所に当方はいません。知人が来る時で都合がつけば行くつもりはしています。なお、5日(木曜日)はお休みの日です。

 さて、この作品展の写真は昨年8月に撮った写真です(ほとんどが2013年8月19日のブログに掲載したもの)。ブログに載せるや否や知人から褒めて頂きました。「○○もおだてりゃ木に登って」しまった訳です。このカフェギャッリーへは以前、知人の写真展で訪ねたことがありました。後日この店のご主人と、偶然伊吹山でお会いしました。写真に興味を持ちだした時だったこともあり、ご主人からギャラリーの利用を勧められたことがきっかけとなりました。

 展示作品の見本 

 喫茶店で置くために作った見本をスキャナーで取り込んだので不鮮明になりました。喫茶店にはこの見本と簡単な説明書を置くように予定です。

      

 これも不鮮明なので、冒頭の部分を書きだして見ます。

 「今回、展示した写真は三重県津市美杉町で行われていた夏祭りの様子です。美杉町は三重県の奥深い山合いにある町です。最近まで美杉村と呼ばれていた山里です。今、まさに全国で上映されているWOOD JOB!(ウッドジョブ)の撮影現場になった所です。」

 「映画WOOD JOB!(ウッドジョブ)には「神去なあなあ日常」というフレーズがついています。パンフレットには「神去(かむさむり)村とは三重県津市美杉町のどこかの村」という説明がついていました。
 都会の高校を卒業したものの、やることもなく林業の世界に飛び込んだ男子の話です。この映画のエキストラとして多くの美杉町の人たちが出演されたと聞いています。
 今回の当方の作品はこの映画の舞台となった山里の夏祭りの様子の一端を描写したというこになります。」  (当方が撮った夏祭りの後にこの町の多くが撮影現場になったようです)

 個人の写真展をするのは技量不足は重々承知をしていますが、このブログをご覧の方や喫茶店の近くにお住まいの方へご案内を出しました。わざわざ電車賃を使ってまで来ていただくのは恐縮なので遠方の方には案内はだしませんでした。案内が届いた御近所の人は「ハタ迷惑」と思う方もおありと思いますが、写真に興味のある方はご覧頂いてご意見、ご感想を頂ければ有難いです。

         

 先日、フクロウさんとこの映画を観に行きました。撮影場所が当方の山の家がある町の隣町です。よく訪れる場所や景色が出てくるのではとの期待感もありました。当方の写真展をする期間にこの映画が上映されるのは何か「美杉」との縁が感じられました。「美杉」は名前の通り杉やヒノキに囲まれた山深い所が舞台です。副題にある「神去なあなあ日常」は三浦しをん原作の本のタイトルでした。キャッチコピーには「少年よ大木をいだけ」です。監督はウオーターボーイズやスイングガールを手がけた矢口史靖 出演は染谷将太、長澤まさみ、伊藤英明などです。

        

 へらへらとした若者がふと目にした林業への誘いのチラシ(長澤まさみの笑顔が大きく載っている)に誘われて神去村に向かう。この若者は何度か逃げ出そうとするが、大自然とぬくもりのある村人たちと生活する中でその魅力を感じ出し、生きる実感と変わっていく。川の中ではヒル、寝ている時に顔にヤモリ、いたるところでマムシと遭遇する。少しオーバーだが、山では普通のこと。
 最後の祭りで大木にまたがってしまい山の下から滑り落ちるのは圧巻極まりがなかった。大木を切りだすシーンや大木が滑り落ちるシーンは映画ならでは迫力があった。
 でも、残念なことが一つ。この美杉町には一両で1~2時間の1本のローカル線(名松線)がある。松阪市からほぼ美杉町の奥津まで線路だ。ただ、数年前の大洪水で美杉町のほぼ全域が今も不通になっている。映画で登場するローカル線は岐阜県で撮影されたようだ。名松線はフクロウさんが何度も乗ったことのあるお気に入りの電車だ。

 作品展の紹介か映画の紹介かどちらがメインかわからなくなりましたが、自分の中では両方とも深く関わっています。美杉町の端には以前このブログで取り上げた「三多気の桜」もあります。

 今回は文章が多くなりました。最後は26日に山の庭で咲いていたヤマボウシの写真です。今年はたくさんの花が咲きました。全体を撮ると後ろの杉やヒノキで枝ぶりがわからないので一部分を撮りました。



 今回の山行きで撮った写真は次回にアップする予定です。




 
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新緑の嵐山へ

2014-05-21 09:55:48 | Weblog


 少し前になりましたが、連休の次の週に嵐山に行きました。阪急嵐山駅から渡月橋を渡る前に中之島公園に渡る橋があります。そこで時代劇の撮影が行われていました。同行者の一人が「あの俳優さん、知っている」と言われましたが、当方はわかりませんでした。最近、TVも映画も時代劇は見ていません。有名な若手俳優だったようです。偶然、通りかかりましたので1枚だけパチリと撮りました。



 今回の目的はモミジの新緑と船です。じっくり船を来るのを待って撮ります。なかなか思うように撮ることは難しいです。三脚を使うので場所をあまり動くことができません。苦手な粘りが必要となりました。

         

 反対側から来る船も待ちます。



 エンジンをつけている船は渡船や保津川下りの船に横づけをして飲み物や食べ物を売るためです。

          

 空を見上げるとモミジの葉が覆いかぶさるように枝を伸ばしていました。



 次に向かったのは野宮神社に行くまでの竹の路です。

          

 ここでも上を向いて写真を撮りました。



 同じ場所もホワイトバランスを変えると雰囲気が変わります。

           


 嵐山の写真は10日ほど前になりますが、下の写真は昨日(20日)コンパクトで撮った写真です。住之江公園に隣接する神社の横を通ると甘い匂いが漂ってきました。カオリのバンマツリ(ニオイバンマツリ)でした。ここのバンマツリはとても大きい木です。盛りはやや過ぎて紫から白になる花が多くなっていました。でも下の方は淡い紫と白い花がちょうどい加減でした。

        



 神社のカオリノバンマツリを見て当方が以前育てていて、今は役所の前の庭で育てられているバンマツリを見に行きました。満開は過ぎていましたが、大きく元気に育っていました。         
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五月の連休(2)山の木々

2014-05-15 09:38:27 | Weblog
 連休が済んでしばらくは咳や痰が出て体調の悪い日が続きました。毎日が連休のような生活をしているのに連休後に体調を崩すとはまるで現役並のようです。体調の悪い中でも用事はそこそこあり、ブログの更新は相変わらず週に1回程度です。

 前回は当方の藤を中心にアップしました。五月の初旬の山や庭の木々を記録として載せることにします。5月の初旬は山ではツツジや山フジの他にガマヅミ(ホソバガマヅミ)の花が目立ちました。所々で白い小花が集まって咲いていました。



 山の庭ではいろいろな花が咲きだしました。12月から2月、当方が山に来ないうちに鹿が多年草の葉を全部食べてしましましたが、宿根草はまだ葉が出ていないのが多くは難を逃れました。エビネは葉が枯れ葉の下になっていたのでセーフでした。

        

 エビネに反してシュンランは葉がほとんど食べられ、申し訳なさそうに小さな花穂が出ていました。
 次のアジュガの葉は鹿が食べません。そのため今年も花穂がのびました。

         

 アマドコロは4月になって芽を出しましたので花が咲きました。株が増えてたくさん咲いている所もあります。1本の所を写しました。山の中に生えているように見えますが一応これでも庭の中です。

        

 スズランも毎年この時期に花が咲きます。

       

 斑入りのツルニチニチソウです。これも大丈夫でした。

        

 ウアラシマソウは3株に増えていました。この葉も鹿があまり食べないようです。ヘビと間違うのかもしれません。

        

 宿根草のギボウシは4種類植えています。その中の一つです。青々とした葉が延びてきました。



 この他にもウンナンオウバイやヤマブキ(黄色と白)などの花も咲きました。冬の間、随分鹿の食害にあいましたが、ま逃れた植物も多くありました。しかし、この時期から咲くシャガは今回は一輪も咲きません。多くの木の下に植えてあるリュウノヒゲの復活も時間がかかりそうです。でも、驚いたことがありました。鉢に植えていたアマリリスは球根の上の方までかじられていましたが、かじられた下から新芽がでていたことでした。たくましい限りです。

 いつもはもう少し遅く咲くヤバテマリがはやくも咲きだしていました。次回に行った時はもう花が終わっているのかもしれません。



 今年はヤマボウシの花が多く見ることができそうです。



 最後は近くにある小さな公園のフジです。ここのフジは当方のフジより花穂は短いですが、色は濃い方です。今年は満開です。ここのフジも毎年同じようにさいていないように思います。今年は表の年です。



 アップで撮ってみたら小さなクモも写っていました。



 山から降りて国道に出る時に農道を走ることがあります。沿道のお家でトキワマンサクを生垣にして所があります。この季節ならの景色でした。





 
              
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五月の連休(1)藤の花

2014-05-07 19:12:25 | Weblog
 今回の山行きは30日から連休の最後の6日でした。2日までは二人の生活でしたが、その後は孫たちが入れ変わり立ち替わり山に来ました。道路が復旧していないために送り迎えや温泉などの出かける時はいつもと違って時間がかかりました。

 連休中に藤が満開を迎えました。当方の藤は20年ほど前に苗を植えた木です。10年少し前にまわりの木を切ったので日がよくあたるようになり、花が咲き始めました。その花はきちんと2年に一度咲きます。今年は咲く年でした。2年に1度ですから花が咲き初めて5回目か6回目になります。今回のように連休中にちょうど満開を迎えたのは久しぶりです。家の前を散歩したり通られた方に満開の花を見て頂きました。

 最初は階段を下りた所から撮った写真です。



 その場所でもう少しアップにした写真です。



 多くは藤棚からはみ出して咲いています。藤棚を上から写しました。



 藤棚の左側から撮った写真です。



 藤棚からイロハモミジの方にのびた枝にもたくさん咲いています。



 藤の花ばかりなので少し気分を変えてみます。今、山では山ツツジがよく咲いています。園芸種と違い赤みがかった柿色をしています。

        

 これから山で咲くのはモチツツジです。名前のとおり花の周りがネバネバしています。虫を寄せ付けないようにしているのかもしれません。



 当方の庭にもツツジが咲いています。半日陰で少し坂になっているので葉も花も少ないです。

         

 再度、藤の花に戻ります。下の部屋のベランダの下から撮った写真です。夜明け前ですが、色が赤みがかっています。暗いのでカメラが明るくなるように反応したようです。(ホワイトバランスは日陰か曇りの設定)



 藤棚から左側に延びた枝です。



 モミジの新緑をバックに藤の花です。

       

 下の部屋から見える景色です。ベランダの柵につるがまきついています。

       

 最後は長くのびた二房の藤です。

       

 







 
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