北京で北京ダック。それも有名店の全聚徳。でも有名店には有名店であり続けるだけの理由があります。
こんがりキツネ色に焼けたアヒルが運ばれてきます。その皮の部分を目の前で削いでいきます。見るからにジューシーな皮というより肉片は、そのまま食べたくなる誘惑にかられますが、ここはじっと我慢です。その肉片を円形の餅、餃子の皮のようなもの、に包んで食べます。その餅に甘味噌を塗り、そこへ肉、胡瓜、葱を乗せ、お尻を閉じて左右から巻くと北京ダックの完成です。柔らかな餅皮、ジューシーな肉片、シャキッとした葱と胡瓜、その歯応え、肉汁あふれる皮にサッパリした葱と胡瓜、それらを包み込む甘味噌と餅皮。絶妙なハーモニーが、この最高の状態に焼き上げられ、こってりした肉皮をさらに異次元レベルまで引き上げています。安心の店で安心の味。一度は味わうべき中国を代表する料理です。
西安に来てまず思い浮かべるのがロウジャーモー（ハンバーガー）とパオモーです。パオモーは青森のせんべい汁とよく似ています。小麦粉のパンを細かくちぎってスープに入れます。この店では大きな煎餅を自分で細かくして出てきたスープに入れます。コツはなるべく細かくちぎること。そしてお馴染み西安コーラと一緒にいただきます。これぞ西安の味！
今回は桂林川下りと棚田がセットのツアーに参加。この棚田は桂林のおまけ程度に思っていたのですが、予想以上に楽しめました。いい運動にもなります。ここは少数民族の村です。観光地のくせに観光地っぽくありません。観光客が来ようが自分たちの暮らしは変えないという頑固さを感じます。少数民族のありのままの暮らしがそこにはあります。食事も質素ですが、とても美味しい。
竹筒で御飯を炊いた竹筒飯、これは絶品です。
桂林川下り。乗船場には屋台がお土産や食べ物を販売しています。衛生的にはどうだろうと思いますが、意外に美味しいです。串刺しの天ぷら、食べやすくて、ボリュームもあって、お勧め。
