2013年、最後の訪問都市は遂寧。ここは四川省の一地方都市です。やはり四川省だけあって四川料理は本格的でした。昼に食べた頭刀菜は子豚のペニス。2枚目の写真はそのアップ。生まれて一か月以内に去勢したものらしい。特別美味しいわけではないが、まあまあいける。
昼に食べた頭刀菜専門店の料理。頭刀菜、掌中宝（鳥唐揚の炒め物）、石鍋豆腐など。
夜は本格川菜（四川料理）。この日の麺は酸菜面。定番の水煮魚もいただきました。
万州から重慶にやって来ました。昨晩の暴飲暴食がたたり食欲はゼロ。というよりも気持ち悪い。当然、朝食はスキップ。昼ご飯もお粥にして体調の復活を待ちます。重慶に来たら重慶火鍋を食べたい。でも体がついていかない。
お昼のお粥。中国はだいだいどの都市に行ってもお粥屋さんがあるのでこういう時は助かります。そして夜はお待ちかねの火鍋。日本でいうところの鍋。ようやく食欲も復活してきました。鍋は真ん中に仕切りがあり、辛いスープと辛くないスープを選べるようになってます。辛いほうは色からして危険な香りがします。いただきまーすっ！ってみんな辛いほう食べるんかい!?
万州という都市が重慶市の中にありますが、重慶とは完全に独立した都市です。街の中を長江が縦断しています。今回はその長江に浮かべた船上レストランで食事をしました。
街のあちこちの路上で果物やパンのようなものを売っていました。近くの農村で採れたものや作ったものを天秤で担いで来たんでしょう。でもレンガのようなパンのようなものは何だったんだろう。
長江で獲れたレンギョ、大米豆腐、大根の千切りと羊肉の炒め物など。
広西チワン族自治区桂林。山水画のような幻想的な風景で有名な桂林。ここにはビール魚という名物料理があります。桂林の絶景を眺めながらビール魚をつまみにビールを飲む。贅沢な時間です。
肉詰め豆腐の炒め物、ビール魚。ビール魚は桂林で獲れた鯉をビールで煮たもの（だと思う）。味は特別に美味しいわけではないが、地元の魚、地元の料理法でつくったものです。幸せな気持ちにしてくれます。
帰り道、露店がずらりと並んでいました。柚子（ヨウズ）と呼ばれるボンタンを売っています。皮が分厚いために店の人が剥いて、ビニール袋に入れて渡してくれます。
この日は夕食の後に二次会に繰り出しました。行先は吉慶街。どの店も屋外に椅子とテーブルを並べていい雰囲気です。気分も徐々に盛り上がってきます。地元の食材を食べるならぴったりの場所です。
鴨の首、ミーバ、蓮根団子など。名物料理がずらり。二次会にしてはヘビーだ。
この吉慶街のもう一つの特長は、流しのミュージシャンがたくさんいること。食事をしていると次から次へと流しのミュージシャンというか音楽家がやってきます。
演奏してもらうとお金を払わなければいけないので基本的に断るのですが面白そうだとつい演奏をお願いしてしまいます。武漢のお勧めスポットです。
そして翌朝はまたもや熱干面を食べに行ったのでした。
熱干面（ルーガンメン）、豆皮（トウピ）、メンウ、卵酒など、どれも美味しい！