津軽三味線、再び

津軽藩ねぷた村という施設で、また津軽三味線の演奏が聞けた。



演奏を聞いたあと、同施設内の津軽三味線コーナーに行ったら、先ほど演奏をしていたおじさんたちが、楽器を触らせてくださり、バチの持ち方や構えかた、弾きかたを少し教えてくださった。


三弦別々にバチッと弾くのが難しい。

その右手の練習だけをまず半年間やるのだそう。


上手い、上手いとおだてられながら遊んでいたら、三味線を習っているという観光客の小学生の男の子が隣で弾き出し、おじさんたちを感心させた。

すると次に、男の子と一緒に石川県から来たという外国人男性も、約一年前から習っているという腕前を披露。

なかなか楽しかった。


故郷を離れて暮らしている弘前出身の人たちは、テレビで岩木山が映ったとき、そして、ねぷた祭のお囃子を耳にすると、故郷に帰りたいなぁと思うのだそうだ。


弘前駅のホームでは、列車の発車を知らせるのは津軽三味線の音色であった。