１分で学ぶ雑学・・・切手の糊 
切手の裏に糊がついてるのを知ったのは社会人になってからでした。
ある日、郵便物に切手を張る為、裏面に糊をつけていた私に先輩が、
糊つけなくても海綿で湿らせれば貼れるんだよ！と教えてくれたんです。
便利だな～と感動した私ですが、あの切手の裏の糊は手間を省く為だけの
細工ではないんです。
その昔、切手はでんぷんを分解したデキストリンを用いていました。
デキストリンは、湿気が含むと丸まってしまったり、他の切手と
くっ付いてしまう欠点があったのです。
そこで印刷局の研究チームは考えに考えポリビニールアルコール、
ビニールソルビットを加工しＰＶＡのりを開発します。
これを切手の裏に塗れば丸まったり、湿気で他の切手とくっ付く心配
はなく、しかもこの物質は全くの無害。その上、濡れるとすぐくっ付く
性質があるのです。 これは、日本人の発明でしたが、今では世界中が
このＰＶＡのりを切手に用いているようです。
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