躍動する小さな生命（いのち）たち & ファンダメンタル ビューティ @FUJIFILM SQUARE

社会人になってから、本当に写真を観に行くコトが多くなりました

東京まで出るのにお金がかかるようになってしまったし
写真初心者としては、とにかくいろんな写真が観てみたいから
無料で観られる、カメラメーカーのギャラリーは本当に嬉しい

で、
今週はまた東京ミッドタウンの富士フイルムスクエアに行きました


今回観たいなーと思っていたのは、
栗林慧写真展 ～躍動する小さな生命たち～
昆虫をものすごーくアップで撮る写真家さんです。
（すごい写真だケド、虫嫌いな人にはかなりキツいかも）

自分で改造したレンズを使って、
大きな昆虫と、後ろの小さな背景が、
同じ平面上にあるかのような不思議な写真を撮る人なんだ。
って友達が言ってたので、興味津々 だったのですが、
 展示では実際の改造カメラやストロボの写真も展示してありました

何枚もレンズの入った、細くて長い筒状のレンズや、
内視鏡を改造したレンズだとか。
こんなの個人で作れるものなのかってびっくりです

そして、本当に、どうやって、どのくらい粘って撮影したんだろうっていう、
決定的瞬間の写真ばかり
ものすごいスピードで羽ばたいたり動き回ったりしてるハズの昆虫が、
時間を止めたように静止した写真なんて、
どれだけ短いシャッタースピードで撮影して、
それでもこんなに明るく見えるなんて、どれだけの光与えてるんだろうなんて
もぅ想像を絶する世界です


その後は、二階のフォトサロンの展示をふらふら。

現在開催中だったのは、
一色一成写真展 「ひまわりの合唱」

第27回ハッセルブラッドフォトクラブ写真展

宮村次郎写真展「ファンダメンタル ビューティー」
の3つ。 でしたが。

もう、宮村さんの展示が目に入った途端釘付けでした
‘BEAUTY PHOTO’っていう言葉は初めて聞いたケド、
ハイブランドの広告や、装苑みたいな感じっていうのかな。
クールでキューティーな女の子が、奇抜な衣装や髪型で、
ただ可愛いだけじゃなくて、女の子自身がアートになるといい感じの写真。

ヘアメイクアーティストとのコラボって書いてありましたが、
モデルさん自身も魅力的で、
それを変身させるアーティストの感性もすごくて、
さらに、それを魅せる写真家さんの表現力もものすごくないと、
こんな素敵な写真は成り立たないんだ、って考えると、
本当に写真の前でドキドキしてしまいました

さらに、展覧会には、宮村さんご本人もいらしていて、
お話させていただいた上（とはいえ、緊張してほとんどしゃべれなかったケド）、
写真集にサインもいただきました

この展示ですごーく気に入った作品数点は、写真集に収められてなくて
（写真集ももう販売してなくて、今回販売されてたのは、残りの手持ちの分なんだそうです。）
雑誌や広告用の写真でもないから、ほとんど表に出ない写真なのだそうで。。。
もったいない


一枚、恋してしまった写真は、こんな感じでした。
(さっとシャーペンで描いた絵じゃうまく伝わらないケド。。。)

　　　　

ＨＰには、さらにいろんな写真が掲載されていました。
見たことある広告なんかもあってびっくりです。


最近は忙しさを理由にあんまり絵も描いてないし、本も読んでないケド、
もっともっといろんな刺激受けて、感性磨いて、
それを表現できるように努力していきたいなーって思いました