(topの写真は、藤沢市アートスペースで開催中の@毛利悠子ーグレイ スカイズ」のなかの「モレモレ:ヴァリエーションズ」。展示されたどの作品も、作品の中を散策すると場所によって、見える景色も聞こえてくる音も変わってくるのがとても魅力的な展示でした。;日用品がつくりだす音と風景 ー 毛利悠子ーグレイ スカイズ @藤沢市アートスペース)
「今週末はどこへ行こうかな?」
2018年1月27日( . . . 本文を読む
誰もいない薄暗い空間で、小さな灯りがちかちかと明滅したり、時折アコーディオンがあくびするようにひとりでに鳴ったり… どこか懐かしい感じもする日用品が、幻想的な音と風景を作り出す展示が開催されている。
毛利悠子ーグレイ スカイズ @藤沢市アートスペース
2015年の「日産アートアワード」でグランプリとなり、国内外でも活躍されている毛利悠子さんが、故郷の藤沢で開催している個展だ。
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展示室は真っ暗で、作品があるのか、人がいるのかどうかもわからなかった。
こんなに真っ暗な中で、本当に5分後にライヴ・パフォーマンスがはじまるんだろうか…?
手探りで展示室をすすんでいくと、人だかりで遠くからは見えなかったけど、1台のピアノが薄暗い照明で照らされていた。
坂本龍一 with 高谷史郎|設置音楽2 IS YOUR TIME @ICC
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(写真は、自由が丘のgallery21yo-jで開催中の「末永史尚「ジェネリック・オブジェクト|Generic Object」。ぱっと見は見慣れた日用品なのに、近づくと質感は全然似せていなくて、ひとつの面だけを観るともう「それ」に見えなくなって、絵の具の跡が印象的な抽象絵画みたいに見えてきてしまう、不思議なオブジェクトでした。感想:末永史尚「ジェネリック・オブジェクト|Generic Object . . . 本文を読む
「かっぱかっぱらった
かっぱらっぱかっぱらった とってちってた」
(「かっぱ」谷川俊太郎 より)
小学校で教わって、印象的なリズムで今でも暗唱できる詩だけど、今まで、誰が書いた詩か意識したことがなかった。
「谷川俊太郎展」@東京オペラシティアートギャラリー。
実を言うと、谷川俊太郎さんて名前は知っていてもあまり作品は知らなかったの . . . 本文を読む
「わたし、死んじゃったんじゃなかろーか…」
3年前、はじめて中谷芙二子さんの「霧の彫刻」を体験したときに感じたことだ。
屋外なのに目の前はただ真っ白で、隣にいるはずの人も見えなくて、ひんやりとして。静かな中に”さーっ”という水の音だけが聞こえる不思議な空間。
そんな「霧の彫刻」が、今度は屋内でつくり出される。
「グ . . . 本文を読む
あ、ブロックが置いてある。
展示室を遠目から見て、そう思った。
日用品を使ったインスタレーション作品なのかな?と思って近づいてみたら、大きさや色は似ているのに 質感は全然「それ」じゃなかった。
Unknown Sculptureシリーズ No.7 #6 末永史尚「ジェネリック・オブジェクト|Generic Object」 @gallery21y . . . 本文を読む
(写真は、国立科学博物館で開催中の「南方熊楠-100年早かった智の人-」。特別展では「古代アンデス文明展」を開催中ですが、本館内のこちらの企画展も南方熊楠の採集した標本に「菌類図譜」の展示や、メモ書きを読み解く展示など、見応えあります!とにかく広域で莫大な知の集積に圧倒される展示です。)
「今週末はどこへ行こうかな?」
2018年1月13日(土)〜1月19日(金)に行ける展覧会・イベント . . . 本文を読む
今年の美術館・博物館への初詣はこちらになりました。
「古代アンデス文明展」@国立科学博物館
「アンデスってなんです?」って…^_^;
速報板のチラシはこちら⬆️だったので、だいぶイメージが違います…
今回は何も予習なく見に行ったので、「アンデスっていうと、またマチュピチュとかウユニとかかなぁ?」なんて想像してい . . . 本文を読む
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
さて、今年もお正月にはこちらを見に行ってきました。
「野村萬斎×真鍋大度 三番叟 FORM II」
野村萬斎さんが”ライフワーク”ともお話しされる「三番叟」を観るのは、一昨年の「野村萬斎×杉本博司 “ディヴァイン・ダンス 三番叟 ~神秘域(かみひそみいき)~」、昨年の「野村萬斎×真鍋大度 三番叟 . . . 本文を読む