セブ島移住者の本音トークⅡ

セブ島でNGO活動に従事する管理人が、フィリピン人家族との奇妙な生活や、現地での国際交流について語ります。

環境問題...

2012-07-05 | 今日の出来事・今日の一枚

カテゴリー‘今日の出来事・今日の一枚’に投稿しつつ、実際には、昨日の出来事なのですが...


昨日は、僕の副業の通訳のお仕事として、横浜市議団の皆々様に同行し、セブ市、セブ州の政府関係者の方々を訪問して来ました。


今回の使節団の皆様の訪問目的は、セブ市の水及び、廃物処理などで、横浜市の優れた技術を移転し、それに伴う、ビジネス展開により、人的交流他を深めてゆこうという御趣旨だったようです。(僕の記述が間違っていると、御迷惑をおかけするので、断定はしないで、間違っていたら御免なさい…というところでお茶を濁しておきます...笑)


そんな訳で、今回は、冒頭の画像の通り、セブ市の汚水処理、廃棄物処理、上水道等の施設、担当官の訪問及び、聞き取り調査を行った訳ですが、まあ、ここに暮らして、または、NGO活動を通して、その辺りの問題を常に肌で感じている僕としては、言語のスキル以上に、ピンポイントを突いた質問が市や州の担当者に対してもし易かったし、その上で“ああ、やっぱりな、こう言うことか...”と腑に落ちる事が多くて、僕にとっても、単に、仕事と言うか、稼ぎを得る場という以上に、今後の生活とかNGO活動を展開する上で、非常に有意義な機会となりました。横浜市議団の皆様、心より、感謝申しあげます。m(_ _)m


...また、図らずも、市議団の中には、嘗て横浜市議会の議長を経験された、僕の大学の大先輩がおられて、何だか、その辺りでも話が弾み、大変に可愛がって頂いて、何だか、世代を経ても、‘そうか、お前は同窓か!’…というノリは、何だか、僕の母校の最大の特徴かも知れず、本当に嬉しかったです。(笑)


更には、そうした御縁の中で、今度、日本へ一時帰国の際には、僕がNGO活動を通して観る‘現地の実態’を広く、関係者の皆様に御話させて頂ける機会を頂けるとの御話も頂き、感謝感激であります。


さてさて、話は変わって、今回の訪問先では、セブ市長にも久々に面会が叶って、相変わらずのノリノリ大雑把の楽しい人柄に思わず、苦笑してしまったのですが、僕は、実は、彼のキャラは嫌いじゃありません。(...なんて言ったら、“オマエは何様だ!!”…と怒られそうですが、日本語で書いてるブログゆえ、まあ、その辺りは大丈夫でしょう...笑)


...冗談はさておき、冒頭のゴミ山の画像、それに、



 

こんな感じで、プラスティック系のゴミが半処理のまま、山積みになっていて、もう、数年の内に、こうしたゴミ処理のやり方には限界が来る事が目に見えています。


廃水処理も、日本のそれに比べれば、簡易のものが、既に、故障で動かず、100万都市セブの汚水が実質、全て海へと垂れ流しになっています。


そこで日本の優れた廃物・廃水処理技術の登場となる訳ですが、その建設コストをどうするのか、稼動後の維持管理費をどうするのか…その辺りが課題になりそうですね。(その辺り、やはり、日本と言う国、国民一人一人の意識レベルも、収入も高いので、そうした事が上手く働いて、環境と言う事について、世界的に見ても、非常に高いレベルを維持出来ているんですね。一連の原発の問題を除いては...苦笑)


さてさて、そんな感じで、実り多き、1日を終えたのですが、今日になって、



こんな新聞記事が出ていたようです。実は、昨日、市長室、それに州議事堂の訪問の際に、プレスの方々が来ていて、カメラも回っていたので、ひょっとすると知らぬ間に、昨日の夕方のニュースとかで流れていたのかも…です...


上の画像には、僕の姿も確かに写っておりますが…さて、何処でしょう?(笑)



 

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