戸坂センチメンタル~Hesaka Sentimental~

水槽を レンズでのぞく人間は  裸眼の景色 忘れたようだ

メダカのたまごを観察

2010年06月06日 | メダカ
 さて、メダカはたまごを産んでも、増やす気がなかったので、産まれても今までほったらかしでした。
何度も産んで、水草に引っ掛けてくれましたが、ふ化している形跡はあるものの、稚魚を見た事がありません。水草が茂っていても、やはり生き残るのは難しいようです。
 
 我が家にはメダカが6匹おりました。オス4匹(緋2白2)、メス2匹(緋1白1)。しかし、少し前からメスの1匹(白)が見当たらず、
水換え中も発見できなかったので、どうも死んでしまったようです。毎日観察していたのですが、死骸も発見できぬまま、他の生き物達の糧となってしまったようです。
 そして最近、どうも一匹の白いオスが元気がありません。他のメダカに追われるので、いつも水草の影に隠れています。
 餌の時間になると、みんなに混ざって水面にあがってくるので、食欲は一応あるようですが、多くは食べていないようです。
そのせいか内蔵部分がやせています。
 緋メダカのほうはみんな元気で、その上強い。現在唯一のメスの縄張り意識も強く、オスをすごい勢いで追いかけ回します。草食男子と肉食女子といった関係図です。
 
 そんなメスがまたたまごを産みました。いつもはほったらかしですが、今回は、一匹亡くしてしまったのと、元気の無い白がいるということで、
たまごを達を保護する事にしました。

 で、つくったのがこれです。↓


 ミニトマトのケースを良く洗って、水槽に浮かべています。ところどころ切り込みをいれて、水が滞らないようにしました。金魚水槽のポンプからチューブを分岐させてエアレーションしています。
 他のメダカが心配そうに(?)周りを泳いでいます。

 うーん、こんな感じでいいのかなあ。

 最初は一番上の写真のように、たまご付きのメスとモスの切れ端をいれましたが、ストレスを感じているようで、モスにタマゴを引っ掛ける動作をするまでには時間がかかりそうです。そこで、強制的に手でたまごを取ることにしました。
 たまごをつまむのは力加減が難しかったです。つまめるかどうかも心配でしたが、触ってみたら柔らかそうなのに意外に張りがあって、大丈夫でした。(あとで調べてみたら、産卵日のたまごは卵膜が固いらしく、指で触ってもつぶれないらしい)
 つまむまではいいのですが、それを引っ張るまでは怖くてできなかったので、メスが暴れて自然に離れるようにしました。

で,悪戦苦闘(メスにとって)の末、メダカタマゴの保護に成功しました。メスは、ふ~やれやれひどい目にあったとばかりに、仲間達のもとへ帰っていきました。

 そのたまごがこれです。↓


 拡大してみると~・・・↓


じゃ~~ん!!

 油滴が見えるので、受精してますねえ~~。数えたら21個ありました。今後がたのしみです。



 


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2 コメント

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楽しみ (みゆきザンス)
2010-06-06 23:17:07
卵は孵化するまでならタッパーに入れて毎日水をかえるのもいいですね。
カビの予防にもなりますし観察しやすいです。
孵化したばかりの幼魚の餌が難しいです。
パウダー状の幼魚用の餌も市販されていますが、親用の餌を乳鉢で細かくすりつぶすのもいいですね。
稚魚サイズまで育ったらブラインシュリンプを沸かして与えると強い魚に育ちます。
なんにせよこれからは毎日が楽しみですね!
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Unknown (catwings)
2010-06-07 21:56:43
みゆきザンスさん>
タッパーに入れると言う事は、毎日の水換えすればエアレーションはしなくても平気なのですね!良く考えれば、エアレーションなしの鉢でも飼えますもんね、メダカ。エビのタマゴのイメージで、常に新鮮な水をかけてあげないと行けないのかなと思ってました。カビ怖いですね。無精卵が少しあったようで、今から取ろうと思います。無事孵ればいいなあ。
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