CatRoomこるね雑記

杉並区荻窪で2009年11月16日~
2023年1月9日まで猫カフェ営業
していました。

ロボの奇妙な話

2022年11月23日 18時59分56秒 | 日記

すでにお知らせしておりますが、当店は今後閉店に向けて動きます。

今月は26日(土)、27日(日)の2日間のみ営業の予定です。

ご承知置きくださいますようお願いいたします。

長文注意

今月7日に逝去した「ロボ」の事を色々考えてたら、開業当初にあった

「少し奇妙な事」を思い出しましたので、ブログに残してみます。

開業して1~2年目の、お客様がいないある日。 2人の男性のお客様がご来店

されました。 1人は全盲で、もう1人は付き添いの方、のようでした。

お2人はぼそぼそと小声で会話されてましたが、事務所にいた私(店員S)にも

何となく聞こえて来ました。

全盲の方が、まだ仔猫の猫キャストを指しながら「あの猫はいい…」「あの猫も…

みたいな事を言っていて、気になった私は「どういう事…?」と思いながら、

つい盗み聞きしていました。

そのうち全盲の男性が、少し離れた場所にいたロボを指しながらこう言いました。

あの猫はあと1年もつかどうか。 心臓の音が(何とかかんとか)…

それを聞いて私は「え?ロボの心臓ヤバいの」とびっくりしました。

人間は五感のどれかを失うと、それを補えるよう他の感覚が発達するのだそうです。

そのお客様も、視力を失った代わりに聴力などが鋭くなっていて、それでロボの

心音から重大な異常を察知されたのだとしたら…。

それに「『アメリカンショートヘア』は心臓の疾患が他に比べて多い」と言われる

猫種なのも、私の不安に拍車をかけました。

ですが、全盲の方に対して不躾だとか、盗み聞きの後ろめたさで、先ほどの言葉の

意味は結局訊けませんでした。

そして、その心配の結果はご存知の通り。(ご存知なければすみません

毎年の診察でもロボの心臓の異常はありませんでしたし、早死にする事なく

13歳3箇月生きてくれました。 あの出来事は何だったんだろう…

↑ロボ「俺が運命を変えてやっただけの事にゃ

 私「そう考えとくのが1番幸せかもね

 ロボ「おっさん(店員S)の痴呆白昼夢という線もあるけど

 私「やめてシャレにならないコワい

稚拙で上手く伝わらなかったかも知れませんが、この少し奇妙な話は実話です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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 CatRoomこるね 店員S http://www.catroomkorune.com/
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