写真は20年以上も前のものとなりました

つれづれなるまゝに日ぐらしPCに向かひて心にうつりゆくよしなしごとをそこはかとなく書きつづっていきます

六曜

2013年08月04日 | 随想

 

一時は禁止されていたカレンダーへの歴注記載だが、最近になって、

また載せられつつあり、一般的なカレンダーなどでも これまで広く用いられてきた。

しかし、行政をはじめとする公共機関が作成するカレンダーでは使用せず、

掲載を取り止めるよう行政指導を行っている機関もある。

仏滅や友引という、仏事と関わり合いそうな言葉が多く使われているが、

仏教とは一切関係無い。

 

以上、Wikipedia より。

 

現在のカレンダーで、たとえば「大安」が、規則正しく6日ごとに出てくるかと思うと、

毎月1回、必ず、その規則性が破られているので、そこに何か重大な吉凶の秘密が

あるのでは? と思いがちだが、何のことはない、「旧暦の毎月1日」の六曜が、

以下のように固定されているため、というだけのことにすぎない。

 

1月・7月

先勝

2月・8月

友引

3月・9月

先負

4月・10月

仏滅

5月・11月

大安

6月・12月

赤口

 

 

因みに、平成25年の旧暦での毎月1日は下記。

旧暦の1日

今年の暦では

六曜

12月

1月12日

赤口

1月

2月10日

先勝

2月

3月12日

友引

3月

4月10日

先負

4月

5月10日

仏滅

5月

6月9日

大安

6月

7月8日

赤口

7月

8月7日

先勝

8月

9月5日

友引

9月

10月5日

先負

10月

11月3日

仏滅

11月

12月3日

大安

( 2013(平成25)年旧暦併記 より)

 

 

六曜は、先勝→友引→先負→仏滅→大安→赤口 の順で繰り返すが、

これは、現在のカレンダーが、月→火→水→木→金→土 の順で繰り返すのと

同じであり、曜日の名前に特段の意味づけがないのも 同じである。

 

と、言ってしまっては身も蓋もないので、

一応、一般的な解釈がここに出ていることを紹介しておく。

 

古来、人々は吉凶を知りたがったようだが、

その吉凶の根拠というのは、諸行無常 ででも紹介した「」とも深いつながりのある

「陰陽五行説」に依っている。

 

 

なぜ「六」曜と言うかというと、1箇月の30日を「5」で割ったから。

なぜ「5」かは どこにも説明がないが、察するに「五行説」」の「5」。

 

 

では、なぜ一週間はなぜ7日になったのかというと、

月が、約28日で満ち欠けするので、新月→上弦の月、上弦の月→満月、

満月→下弦の月、下弦の月→新月と、各7日間を一つの単位とたため。

 

 

んで、どうして、曜日は「日月火水木金土」の順なのか? ということについては、

説明が長くなるので・・・、たとえば、ここをご覧あれ。