一時は禁止されていたカレンダーへの歴注記載だが、最近になって、
また載せられつつあり、一般的なカレンダーなどでも これまで広く用いられてきた。
しかし、行政をはじめとする公共機関が作成するカレンダーでは使用せず、
掲載を取り止めるよう行政指導を行っている機関もある。
仏滅や友引という、仏事と関わり合いそうな言葉が多く使われているが、
仏教とは一切関係無い。
以上、Wikipedia より。
現在のカレンダーで、たとえば「大安」が、規則正しく6日ごとに出てくるかと思うと、
毎月1回、必ず、その規則性が破られているので、そこに何か重大な吉凶の秘密が
あるのでは? と思いがちだが、何のことはない、「旧暦の毎月1日」の六曜が、
以下のように固定されているため、というだけのことにすぎない。
1月・7月 |
先勝 |
2月・8月 |
友引 |
3月・9月 |
先負 |
4月・10月 |
仏滅 |
5月・11月 |
大安 |
6月・12月 |
赤口 |
因みに、平成25年の旧暦での毎月1日は下記。
旧暦の1日 |
今年の暦では |
六曜 |
12月 |
1月12日 |
赤口 |
1月 |
2月10日 |
先勝 |
2月 |
3月12日 |
友引 |
3月 |
4月10日 |
先負 |
4月 |
5月10日 |
仏滅 |
5月 |
6月9日 |
大安 |
6月 |
7月8日 |
赤口 |
7月 |
8月7日 |
先勝 |
8月 |
9月5日 |
友引 |
9月 |
10月5日 |
先負 |
10月 |
11月3日 |
仏滅 |
11月 |
12月3日 |
大安 |
( 2013(平成25)年旧暦併記 より)
六曜は、先勝→友引→先負→仏滅→大安→赤口 の順で繰り返すが、
これは、現在のカレンダーが、月→火→水→木→金→土 の順で繰り返すのと
同じであり、曜日の名前に特段の意味づけがないのも 同じである。
と、言ってしまっては身も蓋もないので、
一応、一般的な解釈がここに出ていることを紹介しておく。
古来、人々は吉凶を知りたがったようだが、
その吉凶の根拠というのは、諸行無常 ででも紹介した「易」とも深いつながりのある
「陰陽五行説」に依っている。
なぜ「六」曜と言うかというと、1箇月の30日を「5」で割ったから。
なぜ「5」かは どこにも説明がないが、察するに「五行説」」の「5」。
では、なぜ一週間はなぜ7日になったのかというと、
月が、約28日で満ち欠けするので、新月→上弦の月、上弦の月→満月、
満月→下弦の月、下弦の月→新月と、各7日間を一つの単位とたため。
んで、どうして、曜日は「日月火水木金土」の順なのか? ということについては、
説明が長くなるので・・・、たとえば、ここをご覧あれ。