城陽人のフォトアルバム

季節の移ろい、日々の情景、目に映る景色、町並みの風情や、カメラに映った画をそのままに貼り付けてゆきたいと思っております。

四国八十八ヶ所遍路旅<第6回>

2016年07月31日 | 四国八十八ヶ所遍路旅
久しくご無沙汰していました四国88ヶ所遍路旅シリーズですが、実は本当は先月2005年3月に第6回に行く予定でしたが、家内のインフルエンザのために1回抜けてしまいました。

 

ですから本当は今回は第32番禅師峰寺から第37番岩本寺のはずだったのですが、この1回分を跳ばしまして、本来ならば第7回に当たる第38番金剛福寺から第43番明石寺までの6ヶ寺に2005年4月15日、16日に行ってきました。

 今回は京都からもっとも遠くの足摺岬までの片道550Km・所要時間帰路で6時間(第43番明石寺から)の行程でした。実際はバスのタコメータで往復1200Kmでした。往きは足摺岬まで途中四万十川遊覧の時間を入れて9時間近く掛かりました。

 四国はもうすっかり桜の季節は終わり新緑の季節を迎えようとしていました。
足摺岬の椿ももうお終いでした。途中の山々はツツジがピンクや赤の色で染めていました。




途中の四万十川の清流です。船頭さんの話ではこれでも濁っているそうです。昔は透き通って底が見えたそうです。この辺りは河口付近ですので余計に濁っているのかもしれません。

漁師さんの投網漁を観させてもらいました。残念ながら魚は掛かりませんでした。

 

四万十川名物青のり取りの船です。緑色の細長い青さ海苔が採れていました。

 

川風に揺られて乾燥しています。

今回の打ち始め「第38番金剛福寺本堂」

   

山門の仁王像

 

四国八十八ヶ所なのに西国三十三ヶ所の観音様が祀られていました。

金剛福寺の多宝塔・塔の前に塔の上と同じ九輪塔が何故か置かれていました。

 四国最南端「足摺岬」です。台風銀座としても有名です。有名な椿はすべて強風にねじ曲げられて海の反対側を向いていました。

  

 

足摺七不思議の内の五つです。 

第三十九番延光寺山門



本堂の瓦・彫り物が見事です

ここ延光寺の銅鍾の由来は赤亀が竜宮より鐘を持ち帰ったと言われております。

    

大師が錫杖で突き湧き出た「宝医水」は「目洗い井戸」となり目を洗う人が今もひきを切りません。
        お寺にチュウリップは似合わないかな?

こんなかわいいお子さんも遍路しています。

第四十番観自在寺・山門

クリックすると元のサイズで表示します観自在寺・干支守り仏達


 
ちょと見難いですがお大師様修行の木造が大師堂の扉のすぐ前にお立ちです。

   

大師堂前に置かれた大きな「五個鍾」と「独鈷」

山門を仰いだ天井に謂われは分かりませんが亀の頭が方角を指していました。



第四十一番龍光寺・ここは山門はなく鳥居をくぐってお詣りします。
神仏習合で地元ではお稲荷さんと呼ばれ親しまれています。



本堂・本尊は十一面観音様です

向こうに大師堂が見えます
 
 
七福神さんがお祭りされていました。

第四十二番仏木寺・山門クリックすると元のサイズで表示します

第四十二番仏木寺・鐘楼・・・八十八ヶ所唯一かやぶき屋根の鐘楼です。

こちらにも七福神様が長閑にお並びでした。

仏木寺の山門をくぐるとお大師様がお出迎えして下さいます。

  

仏木寺のジャンボ「花立て」   杖立ではありません。すべて皆さんのお忘れになったお杖です。

 

仏木寺全景
 

遍路道は手作りを含め道標が沢山あります

 

第四十三番明石寺・山門

 

山門の天井に藁で編んだジャンボわらじと笠が奉納されていました

 

本堂の天井の絵・様々な絵(素材)でした



明石寺本堂前の八重桜・・・唯一と言っていいほど散っていない桜を見かけたのはここだけでした。

 

山門より本堂を望む・唐破風の屋根が見事です



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