城陽人のフォトアルバム

季節の移ろい、日々の情景、目に映る景色、町並みの風情や、カメラに映った画をそのままに貼り付けてゆきたいと思っております。

ぶらり京都亀岡寺社巡り

2018年10月18日 | 寺院参詣・散歩・ぶらり

 

家にじっとしていて暇だったので

どこかで出掛けるかとということで

以前から気になっていた

京都・亀岡にある「大神宮」へと車で出掛けました

大神宮と言えば伊勢の「神宮」か出雲の「出雲大社」が思い浮かびます

この亀岡の大神宮は「出雲大神宮」でした

何故亀岡にお祀りされているのかちょっと不思議です

取り敢えずご覧ください

車で約1時間走り「大神宮」へと着きました 

末社でしょうか、お稲荷さんか弁天さんでしょうか?

 一の鳥居を潜ると本殿が見えてきます

1025年、日照りが続き農作物に影響が出た為、当宮の領家職西園寺家は留守所に仰せて雨乞いを祈祷されたところ、忽ち雨が降りその後

神威いよいよ顕らかになり、正応五(1292)年には正一位に昇られ
その間、国司巡拝の定着化を背景に、丹波国一宮となったそうです

この地は出雲大和両勢力の接点にあり、此処に国譲りの所由に依り祀られたのがこの神社だそうです

崇神天皇再興の後、社伝によれば元明天皇和銅二(709)年に初めて社殿を造営されました

それ以前は御神体は後方の御陰山だってようです

ご祭神は大国主命と三穂津姫命(ミホツヒメノミコト)の御二柱 (ミホツヒメノミコト)で

少那毘古名命(スクナヒコナノミコト)と共に国土経営に尽力され

その後、皇孫に国譲りの後、幽世(カクリヨ)を統治すべく、現在の島根県にある出雲大社に鎮座される事となったようです

社伝によれば、「元明天皇和銅年(709)、大国主命御一柱のみを島根の杵築の地に遷す。すなわち今の出雲大社これなり」と記されているようです

そのためか「元出雲」と呼ばれ信仰を集めていたようです

お馴染みの「大黒 恵比須社」蛯子大黒のお姿で祀られていました 

 

御神体山の御蔭山(みかげやま)から湧き出る霊水「真名井の水」 

 

夫婦和合の印の夫婦岩もお祀りされていました

夫婦岩をお参りして次へと向かいましょう

次に着いた寺の参道はごつごつした岩がゴロゴロ、ところが山門までの参道左右は名勝庭園だそうです

 そこに小さな祠が一つ、中には4体の石佛がお祀りされています

山門の脇には石佛と供養塔もお祀りされています

こちらは「龍潭寺」と号され、龍安寺(京都市)、龍興寺(南丹市)とともに臨済宗妙心寺派の三龍寺と呼ばれているとの事です

また時代劇のロケにも使われ紅葉の名所として有名で、ライトアップでも有名な所です

 

 立派な腰袴の鐘楼もありました

放生池には弁天堂がお祀りされています

あまり見かけない「経蔵」も建てられています

盧舎那仏とされているようですが、 お前立ちは何でしょか?

何かのお祭りの物でしょうか、ちょっと分かりません 

扁額には祈祷と彫られています 

そのお隣、右手の青巌塔(開山堂) 

 開祖、特芳禅傑禅師 (とくほうぜんけつぜんじ)像が中央にお祀りされております

本堂と右手は庫裏入口です

竜安寺僧・雪江(せっこうそうしん)が建てた大梅寺を起源とし、細川氏の庇護を受け特芳禅傑(とくほうぜんけつ)が明応年間に龍潭寺として開山されました

本堂の左手、経堂との間を入ってゆくと庚申堂が立てられています。奉られた青面金剛童子は病魔・悪魔を払う大威力を持つといわれ細川政元の念持仏だと云われています

本堂は拝観出来ませんでした 

 

 こちらは金銅仏ですが恐らく「釈迦如来」ではないでしょうか

傾いて今にも滑り落ちそうなお姿です。両手共施無畏の印をされているのでしょうかお別れに手を振ってられるようにも見えるので手を振ってお暇して次のお寺に向かいましょう

南に約15分ほどで「神蔵寺」に着きました

朝日山神蔵寺、なぜかお寺なのに朱に塗られた「みかえり橋」を渡ります 

開創1221年の歴史のあるお寺で、別名:佐伯薬師として親しまれて、毎年、紅葉、桜の季節には、ライトアップして、境内いっぱいが鮮やかな モミジや桜が咲き賑わうそうです

1200年の歴史 ある古刹ですが、明智光秀の丹波平定ために兵焚に罹り一宇を残さず焼亡してしまったそうで、残念ながら今はこの佇まいしか見られません

 もう少しすれば真っ赤に紅葉しそれは見事な錦秋に彩られるようです

小さな「八幡大菩薩」のお社がお祀りされていました

 

薬師堂(東方閣)には伝教大師最澄御自作と伝えられるお薬師様がお祀りされております 

仏堂伽藍塔頭が26院もあった大寺で源氏一門の崇拝が篤く隆盛を極めました。源 頼光(大江山・酒吞童子の鬼退治で有名)帰依の寺と云われ、頼政も帰依されたの寺でもあったそうです

 

平成8年に落慶されたようです 

 薬師堂前のお庭から眺めた境内ですが、紅葉が色付いたらさぞかし絶景となるのでしょうね

 皆さんこれは何だと思われますか

お寺の方に振舞って頂きましたのですが「ポポ(またはポポー)」と云うらしいのです。非常に珍しい果実です

でも明治に日本に入ってきたらしいのですが、アケビに似ていアケビガキとも呼ばれ味・感触はバナナに似ています

始めていただいて甘くて美味しいので、2つ頂いたので種(右の黒いのもの)を植えてみようと思っています

一番印象に残ったポポーを戴いてお暇しましょう

 帰途の途中に亀岡の有名な「コスモス畑」に出くわしましたが、こちらもまだ咲き始めで、満開にはちょっと早すぎました

また改めて出掛けましょうか。ちなみに今回行きました日は10月8日でした

おしまい

コメント
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