城陽人のフォトアルバム

季節の移ろい、日々の情景、目に映る景色、町並みの風情や、カメラに映った画をそのままに貼り付けてゆきたいと思っております。

「天美卵と野菜を楽しむビュッフェ」とパンケーキのランチ

2018年05月20日 | 旅行
 
今年3度目となる旅行は
前回、前々回と同様に日帰り旅行でした
今回もバスツアーで鳥取市の近く大江の郷ヴィレッジや
日本三大投入堂・不動院岩屋堂や
若桜街道の若狭宿や
第三セクター・若桜鉄道乗車旅でした
 
晴れたり曇ったりの空模様でしたが、 薄っすらと汗ばむ陽気で気持ち良い一日でした
それではご覧ください
 
 
 朝、7時30分に京都を出発し「宝塚北PA」でトイレ休憩
ここは今年3月に開通した新名神高速道路にあります。従来とは違った最新のおしゃれなPAだというので少し紹介したいと思います
 
 こちらは何だと思われますか?劇場か美術館の入口のようですが、唯の「トイレ」です
 
 ロボットの案内嬢がこのエリア内のことは何でも教えてくれます
 
 アトムとリボンの騎士がお出迎え
 
 「森のパン」が左手に
 
 「TURLY’SCOFFE」が右手に
 
EAT-INスペースも設けられ
 
 こんなおしゃれなシャンデリアが店内にぶら下がっています。まるでホテルのようです
さすがは宝塚歌劇のお膝元といった感じのPAでした
 
 さて最初の目的地鳥取県「大江の郷ヴィレッジ」に着きました
山間に突然現れたグルメを楽しむ施設のようです
 
 全面ガラス張りのシャープな外観、ガス灯のようなランプのついた煉瓦の門
 
 パンやスイーツなどのショップがずらりと並びます
 
 「コッコ砂像」が「天美卵」を猛ーアピールしています
 
八頭大江の郷自然牧場の一番の売りのようです 
 今回のメインはここでこの卵を使った野菜たっぷりのビュッフェ料理を戴きます
 
 こんな豪華なシャンデリアのフロアーで食事を楽しみます
 
 ローストビーフがテーブルにドーンと載っていていかにも美味しそうで、実際柔らかくて味わい深い一皿でした
 
 ヴュッフェスタイルのお料理も、お野菜たっぷりヘルシーな昼食で、これだけで満腹し、堪能しました
 
そしてこのパンケーキも売りで、ほんわかと柔らかく口どけ滑らかでした
 
 お食事を戴いた後はお買い物
あの「天美卵」あり・・
 
 チョコが載ったスイーツもアリ・・
 
 可愛い形や色に心動かされついつい手が出そうです
 
 パン好きの方には様々な種類がありこちらも目移りしてしまいます
 
 お腹も膨れウトウトとしている内に到着しました
鳥取県八頭郡若桜町「不動院岩屋堂(窟堂)」

日本三大投入れ堂として 大分県宇佐郡 龍岩寺、鳥取県東伯郡 三徳山とならぶ国の重要文化財にも指定されています

 大同元年(800年代)の創建といわれます
中世以前、妙見山神光寺の大伽藍の一部でしたが、天正九年に豊臣秀吉の因幡侵攻により焼失し、
このお堂だけが残ったといわれ、現在のお堂は鎌倉時代初期の源頼朝による再建と伝わります
 
こちらのお堂もすっぽりと崖の中に納まっています
 
 
 建立年代は解かりませんが、室町時代初期・南北朝時代の建立と推定されているようです

 
現在の建物は昭和30年から昭和32年にわたって復元修理され一部安永の修理以前の姿に戻されているようです

 
 本尊は、空海33歳の作と伝わる「黒皮不動明王」だそうです 
 
目黒不動と目赤不動とともに「日本三大不動明王」の一つとも云われます
 
 
お堂の奥には一体の地蔵菩薩さまがお祀りされておりました
 
 
 ここ若桜町は近くに氷ノ山有り若桜の町中の融雪の水路には鯉が泳いでいたのでしょう
 
 
 若桜道の駅にやて来ました
これからこの若桜街道の若桜宿を忍んで江戸とまではいきませんが「昭和」を散策します
 
 
立派な「西方寺」の鴟尾
 
 
お庭の名前で「澄圓庵」というらしい
 
 
芭蕉の「百年の気色越庭乃落葉哉(百年の景色を庭の落葉かな)」の句が手でなぞってみないと判らないほど浅く刻まれた蕉「翁碑」です
 
 
隣には三体のお地蔵さまがお祀りされています 
 
 
 先ほど遠くより眺めた鴟尾です

 
若狭街道の面影を残す昭和の街道筋なのでしょうか
 
 
山より清流が流れ 蔵通りには明治の大火を教訓に蔵が立ち並び防災の街並みが出来たようです
 
 
蔵の出入り口は通りには面しておらず、通りには小さな出入り口が設けられました
 
 
また、防災上蔵以外が建てられなかったため蔵ばかりが建ってしまったようです
 
 
 
 白黒のコントラストが絵も言われないですね
 
 
これが昭和の町並みと言うのでしょうか
 
 
「かりや」と云うのはこの地区特有の呼び名で、 家と道路の間に幅1.2mほどの庇がついた私道で豪雪地帯ならではの雁木のような柱が立ちアーケードの様な通り道になっていることを言う様です
 
 
建物の中は太い柱や梁が通っていて重厚な感じです
 
 
太い梁や何本もの梁が支えています
 
 
玄関の扉ですが入口全体が上には跳ね上がった珍しい構造になっています
通常は横にスライドするか、手前に引く構造が一般的ですがはじめてお目に掛かりました
 
 
 融雪水路には清流が流れ・・
 
 
 シダや水草の花も咲いておりました
 
 
全面格子窓です 。軒先には雪の重みを支える柱も見られます
 
 
 昭和の時代を象徴する「駄菓子屋」さん風の「おもちゃ館」です
 
 
 昔懐かしい駄菓子やおもちゃを見つけましょう
 
 
 古いのか新しいのかちょっと首をかしげるお菓子が並んでいました
 
 
 左下に「月光仮面」とは・・と解説がしてあり、これが一番昭和らしかったですね
 
 
 この辺りのおもちゃは復刻版のソフビのようですね
 
 
 細い小道には昭和レトロな民家が並んでいます
 
 
 散策の終着点はこれから乗車する第3セクター「若桜鉄道」始発の「若桜駅」でした
 
ディーゼル機関車の前にはSLでしょうか? 
 
. 
 以前は黒光りのするSLだったのでしょうが、今は観光客のために話題性のあるショッキングピンクに装飾されていました
 
 
 始発駅だからなのか客車が2両止められていました
 
 ところでこの若桜駅は登録有形文化財に登録されていて、9つもあります
このプラットフォームや駅本屋もその一つです
 
この写真の中に3つの指定文化財がありますが解かりますか?
手前の溝、実はこれ「流雪溝」と云って普通の溝じゃないんですね
2つ目は奥に見える黄緑色の「給水塔」蒸気機関車の水を補給する装置ですね
3つ目は チョットこの角度ではわかりにくいのですが「転車台」もそうです
 
その転車台です
 
早速乗車して昭和レトロを味わいましょう
 
車両はラッピングされ「昭和」と名付けられています
  
床や座席に木材を使って昭和の雰囲気を出しています
 
 
駅名表示板もショッキングピンクです
 
 
次の丹比(たんぴ)駅には最後尾に繋がっていた「車掌車」もありました
 
 
車窓から指さしているのは何でしょうか?
手前も道の向こうもそして山や畑もこの辺りは一面の「梨畑」でした。恐らく鳥取といえば「二十世紀梨」でしょう
 
 
 途中「隼(はやぶさ)」という駅を通過しました
実はこの駅あるマニアの「聖地」となっているのですがお判りでしょうか
知る人ぞ知るオートバイの名車スズキの「ハヤブサ」号が名前つながりでライダーの聖地となっているとのことでした
 
 
よく見れば乗車した先頭車両のラッピングに「隼」の文字がしっかりと描かれていました
車両右下にもはっきりと[SUZUKI]の文字も書かれていました
 ここ「郡家(ごうげ)」駅で下車し帰路につきました
 
今回はここまでです「おしまい」