今回はエクスマウスについて。
オーストラリアで私が一番きれいだと思っている海、コーラルベイのもっと北。
パースからは、北へ約1,000キロくらい。
人口約3,000人の小さな町。
ニンガルーリーフの玄関口であり、西オーストラリアを代表するスキューバダイビングやフィッシングの名所。
5~10月にはイトマキエイ(俗に言う”マンタ”)、6・7月にはザトウクジラ、3~5月末にはジンベイザメ、夏の時期には、ウミガメの産卵などが見られます。
夢のような所!
5月末、私とまきんこ、男女2人の友達の計4人で、←の男の子の車で出発しました。
目的は、
「ジンベイザメと泳ぐこと!」
時期的にはギリギリでしたが、まだかなりの確率で彼らに遭遇できるとのことでした。
なにしろ、ここエクスマウスはジンベイくんに会える確率が高い。
時期が合っていれば、9割の確率。
もちろん、ちゃんとプロの人の誘導があってこそですが。
私達も日本人のインストラクターがいるツアーに参加。
シュノーケリングでも十分ということで、シュノーケリングのツアー。
前にも書いた通り、私だけダイビングのライセンスを持っていないのも理由の一つ。
私達が泊まったのは、工事現場とかにありそうな簡易事務所みたいな小屋。
車をその前に止めて、グループで一小屋使う形式だったかな?
オートキャンプ場の、テントじゃなくて小屋みたいな感じ。
簡易キッチンと、机と椅子、二段ベッドが二つありました。
いよいよツアー開始!
の前に、酔い止めの薬をもらいました。
せっかくのチャンスに、船酔いしてたら本も子もないもんね。
が、この酔い止めがめっぽう強力。
元々、オーストラリアの薬は全般的に、日本人には強すぎる。
船着場でテンション上がりまくりだったのに、しばらくすると、異変が。
視界がぐるぐるまわり、地面がぐらぐらして立っていられない…。
おお、これは…
「ちょっと楽しい…」
しばらくするとそれもおさまって、いざ出発。
空には何機もセスナみたいのが飛んでいて、ジンベイの群れを見つけると船に連絡が入る仕組み。
いつ連絡がきてもいいように、ウェットスーツとシュノーケリングセット、足ひれを装備。
ある程度沖に出るまで、ジンベイと泳ぐにあたっての注意点と用具の使い方のレクチャーを受ける。
私が覚えているのは、「彼らは目がほとんど見えないので、足ひれなどが彼らに当たって怪我をさせないようにある程度の距離を保って泳ぐ」ということ。
ここで豆知識。
ジンベイザメのことを、英語ではwhale sharkといいますが、この「whale」クジラとは関係なく、その巨体を表したものだそうです。
そう、ジンベイは「魚類」。
しかも、全身の骨が軟骨でできていて、マンタなどエイ類の仲間らしいです。
「ジンベイザメ」の名前の由来は、灰色の背中に白い斑点模様が「甚平衛羽織」に似ていることから。
体長は、5m~11m。体重は7t~10t。
ギネスに載っているのは、なんと全長18m。
最近になって、ようやく胎生であることがわかりましたが、その他未だ解明できていないことが山のようにあるそうです。
しばらくすると、ジンベイ発見!とインストラクターさんの声が。
いっちばん最初に飛び込んだ私が目にしたものは、
マンタの群れ。
少しでも動いたらぶつかってしまいそうなほど。
貴重なマンタとの遭遇だったにも拘らず、気持ち悪かったくらい。
テレビで「一生に一度、会えるか会えないかのマンタの群れに遭遇です!」とか言って、芸能人とかが騒いでたけど、
「あれ絶対嘘だ。」
と思った。
こんなにビチビチいますよ、と。
4~5mもあるマンタが「パカー」と口を開けて、人なつっこくそばによってくるんだもん
しばらくすると、慣れて楽しくなったけど。
デカイじゅうたんみたいでかわいかった!
なんかやんちゃな感じで。
シュノーケリング初体験の私は、入ってくる海水をうまく吹き出すことができず、時々海面にあがって呼吸をしなければならないのが難点でしたが。
そしてやっとジンベイに遭遇!
先を泳ぐインストラクターさんは、片方の手を海面に出し「グー」を作ってます。
これは、海面に出れば、すぐにインストラクターさんの位置がわかるように。
もう片方の手は、海中でジンベイを指差しています。
この二つの手によって、私達はジンベイの位置がわかるようになっているのです。
ジンベイと泳ぎました。
結局、3頭見れたのかな?
大きいのは、8mもありました。
でかー!
すごい感動でした。
でっかかったー!
あおねずみ色の背中に白いドットの模様がかわいくて、ゆる~と泳いでいる姿がなんともいえず愛らしく。
時々、カパー!と口を開けたりして。
向こうは何にも考えずに泳いでいるので、彼らにとって私達はただの障害物。
ぶつからないように距離をとるのが大変でした。
泳ぐの速いから、こっちに向かってくるとよけるのが大変。
一番大変だったのは、ジンベイもインストラクターさんも、
泳ぐのが速すぎる。
もう必死。
ゆる~と見た目はのんびりで、そして確かに動きはのろいんだけど、なんせでかいのでね。
終わった時には、
「もっとゆっくり観察すれば良かった…」
だって元水泳部の私も、もう最後のほうには、
ついていくのが精一杯。
インストラクターさんは、遥か彼方。
泳ぐのが苦手なまきんこも、
ある意味遥か彼方。
もうぐったりでした。
でも最高の体験!
オーストラリアでしたアクティビティで、何が一番楽しかった?と聞かれたら、「ジンベイザメと、マンタと泳いだこと」と答えます。
かめが見れなかったのが残念だったなぁ。
時期がいいと、ジュゴンも見れるそうです。
人魚伝説ジュゴン!
こないだオーストラリアに行った時、かめの産卵が見たかったんだけど、都合がつかずあきらめました。無念。
いつかもう一度行きたいな。
もう一回、ジンベイと泳ぎたいー。
マンタもジンベイもでかいなー。
でかい魚っていっぱいいるんだなー。
人間って小さいなー、海ってでかいなー!
平和を感じる瞬間でした。
日々の悩みなど、
No worries, Mate!
(オージーイングリッシュで、「大丈夫、どーってことないよ!」)
てな感じでしょうか。
オーストラリアで私が一番きれいだと思っている海、コーラルベイのもっと北。
パースからは、北へ約1,000キロくらい。
人口約3,000人の小さな町。
ニンガルーリーフの玄関口であり、西オーストラリアを代表するスキューバダイビングやフィッシングの名所。
5~10月にはイトマキエイ(俗に言う”マンタ”)、6・7月にはザトウクジラ、3~5月末にはジンベイザメ、夏の時期には、ウミガメの産卵などが見られます。
夢のような所!
5月末、私とまきんこ、男女2人の友達の計4人で、←の男の子の車で出発しました。
目的は、
「ジンベイザメと泳ぐこと!」
時期的にはギリギリでしたが、まだかなりの確率で彼らに遭遇できるとのことでした。
なにしろ、ここエクスマウスはジンベイくんに会える確率が高い。
時期が合っていれば、9割の確率。
もちろん、ちゃんとプロの人の誘導があってこそですが。
私達も日本人のインストラクターがいるツアーに参加。
シュノーケリングでも十分ということで、シュノーケリングのツアー。
前にも書いた通り、私だけダイビングのライセンスを持っていないのも理由の一つ。
私達が泊まったのは、工事現場とかにありそうな簡易事務所みたいな小屋。
車をその前に止めて、グループで一小屋使う形式だったかな?
オートキャンプ場の、テントじゃなくて小屋みたいな感じ。
簡易キッチンと、机と椅子、二段ベッドが二つありました。
いよいよツアー開始!
の前に、酔い止めの薬をもらいました。
せっかくのチャンスに、船酔いしてたら本も子もないもんね。
が、この酔い止めがめっぽう強力。
元々、オーストラリアの薬は全般的に、日本人には強すぎる。
船着場でテンション上がりまくりだったのに、しばらくすると、異変が。
視界がぐるぐるまわり、地面がぐらぐらして立っていられない…。
おお、これは…
「ちょっと楽しい…」
しばらくするとそれもおさまって、いざ出発。
空には何機もセスナみたいのが飛んでいて、ジンベイの群れを見つけると船に連絡が入る仕組み。
いつ連絡がきてもいいように、ウェットスーツとシュノーケリングセット、足ひれを装備。
ある程度沖に出るまで、ジンベイと泳ぐにあたっての注意点と用具の使い方のレクチャーを受ける。
私が覚えているのは、「彼らは目がほとんど見えないので、足ひれなどが彼らに当たって怪我をさせないようにある程度の距離を保って泳ぐ」ということ。
ここで豆知識。
ジンベイザメのことを、英語ではwhale sharkといいますが、この「whale」クジラとは関係なく、その巨体を表したものだそうです。
そう、ジンベイは「魚類」。
しかも、全身の骨が軟骨でできていて、マンタなどエイ類の仲間らしいです。
「ジンベイザメ」の名前の由来は、灰色の背中に白い斑点模様が「甚平衛羽織」に似ていることから。
体長は、5m~11m。体重は7t~10t。
ギネスに載っているのは、なんと全長18m。
最近になって、ようやく胎生であることがわかりましたが、その他未だ解明できていないことが山のようにあるそうです。
しばらくすると、ジンベイ発見!とインストラクターさんの声が。
いっちばん最初に飛び込んだ私が目にしたものは、
マンタの群れ。
少しでも動いたらぶつかってしまいそうなほど。
貴重なマンタとの遭遇だったにも拘らず、気持ち悪かったくらい。
テレビで「一生に一度、会えるか会えないかのマンタの群れに遭遇です!」とか言って、芸能人とかが騒いでたけど、
「あれ絶対嘘だ。」
と思った。
こんなにビチビチいますよ、と。
4~5mもあるマンタが「パカー」と口を開けて、人なつっこくそばによってくるんだもん
しばらくすると、慣れて楽しくなったけど。
デカイじゅうたんみたいでかわいかった!
なんかやんちゃな感じで。
シュノーケリング初体験の私は、入ってくる海水をうまく吹き出すことができず、時々海面にあがって呼吸をしなければならないのが難点でしたが。
そしてやっとジンベイに遭遇!
先を泳ぐインストラクターさんは、片方の手を海面に出し「グー」を作ってます。
これは、海面に出れば、すぐにインストラクターさんの位置がわかるように。
もう片方の手は、海中でジンベイを指差しています。
この二つの手によって、私達はジンベイの位置がわかるようになっているのです。
ジンベイと泳ぎました。
結局、3頭見れたのかな?
大きいのは、8mもありました。
でかー!
すごい感動でした。
でっかかったー!
あおねずみ色の背中に白いドットの模様がかわいくて、ゆる~と泳いでいる姿がなんともいえず愛らしく。
時々、カパー!と口を開けたりして。
向こうは何にも考えずに泳いでいるので、彼らにとって私達はただの障害物。
ぶつからないように距離をとるのが大変でした。
泳ぐの速いから、こっちに向かってくるとよけるのが大変。
一番大変だったのは、ジンベイもインストラクターさんも、
泳ぐのが速すぎる。
もう必死。
ゆる~と見た目はのんびりで、そして確かに動きはのろいんだけど、なんせでかいのでね。
終わった時には、
「もっとゆっくり観察すれば良かった…」
だって元水泳部の私も、もう最後のほうには、
ついていくのが精一杯。
インストラクターさんは、遥か彼方。
泳ぐのが苦手なまきんこも、
ある意味遥か彼方。
もうぐったりでした。
でも最高の体験!
オーストラリアでしたアクティビティで、何が一番楽しかった?と聞かれたら、「ジンベイザメと、マンタと泳いだこと」と答えます。
かめが見れなかったのが残念だったなぁ。
時期がいいと、ジュゴンも見れるそうです。
人魚伝説ジュゴン!
こないだオーストラリアに行った時、かめの産卵が見たかったんだけど、都合がつかずあきらめました。無念。
いつかもう一度行きたいな。
もう一回、ジンベイと泳ぎたいー。
マンタもジンベイもでかいなー。
でかい魚っていっぱいいるんだなー。
人間って小さいなー、海ってでかいなー!
平和を感じる瞬間でした。
日々の悩みなど、
No worries, Mate!
(オージーイングリッシュで、「大丈夫、どーってことないよ!」)
てな感じでしょうか。