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なんでもありです。

また、どこかで。

2005-06-15 13:09:21 | Weblog



パースの駅で撮ったおばあちゃんです。
すごくかわいかったので。

明日、誕生日を迎えます。
それを機に、ここを閉めようと思います。えらい突然ですが。
元々行き当たりばったりの人です。

今まで遊びに来てくれていた人たちに、心からの感謝と力いっぱいのハグを送ります。

そのうち、またどこかで見つけて下さい。

ね。



結婚について考えてみました。

2005-06-13 15:40:09 | Weblog


行ってきました、二次会。
まきんこと、あっくんと電車で待ち合わせして…
そしてやっぱり乗り遅れました。

またまきんこにマジ切れされました。
「入院しろ!」と。
…ハイ。

4年ぶりのパース友達何人かに再会できて、とっても楽しかった。
あっくんはなんとi-PODを、まきんこは花嫁のブーケをくじで当てました。
私は、何にもなし。
でも、ななのパパママの二次会で、DVDプレーヤー当たったもんね。

それにしても、嫁のアッコちゃん、ちょーべっぴんでビックリしました。
いや、元々べっぴんさんだったんだけど。
オーストラリアだと、ほとんどTシャツにジーパンだし。
アッコちゃんはダイビングやってたから、焼けてたしね~。

というわけで、真っ白なウェディングドレスのアッコちゃんは、色白で(盛岡出身だってさ)すごーくキレイでした。
シゲルでほんとにいいのかな~(笑)。
この後夜中の3時まで宴は続き、みんなで思い出話に花を咲かせました。

同じくパース仲間の相方くんと4年も一緒にいる私に、みんな当然のごとく、
「来年くらい?」
と聞いてくるのですが…。
まだまだ、と答える私に、みんな不思議そうな顔をします。

ちょっと話がずれますが。

村上春樹の「ノルウェイの森」という小説、タイプの小説ではないのですが、ミドリという女の子の話すことに、すごく共感しました。(つーか、まだ途中)
ミドリのお母さんは、お父さんと娘2人を残して死んでしまいます。
お母さんをとてもとても愛していたお父さんは、どうしてお前達じゃなくてお母さんなんだ、お父さんはくやしい、と言うんですね。
父の言葉に憤慨しながらも、ミドリは少し感動するのです。

素敵じゃないっすか。

そして、ミドリは自分の恋愛観について語ります。
例えば、彼女が「ショートケーキが食べたい」と言ったら、すぐに買いにすっ飛んで行き、「ほら、ミドリちゃんの食べたかったケーキだよ」と言う人がいい、と。
そして、「もうショートケーキなんて食べたくないわよ。」と窓の外にケーキを投げたら、「ごめん、僕はなんてバカなんだ。そんなことにも気付かなかったなんて。食べたいのはどのケーキ?何でも買ってくるよ」と言う人を探している、と。

「そうしてくれただけ、ちゃんと愛すの。」と。

素敵じゃないですか。
わかる人のが少ないかな。

言いたいことがつながるかどうかは分かりませんが。
気持ちを約束するなんてこと、まだできそうもないからなー。

「きらきらひかる」の中で、同じようなことを言った松雪泰子さんに、鈴木京香さんが言いました。
「結局、約束しない人が一番誠実なのかもね。」と。

束縛が嫌いっていうのも理由かな。
何年も先の自分を、自分の言葉で束縛したくないというか。
約束するから、窮屈になるってこともあるでしょう。
ずっと一緒にいたいという気持ちが、いなければいけない、に変わるのが嫌なんですね。
だからって、結婚反対じゃないですよ。
約束できるって、一瞬でも思えた人はいいじゃないですか。
その人達が幸せなら素敵じゃないっすか。
多分、私もいつかはするんでしょう。

長くなってしまったー。

京香さんは付け加えました。
「一番寂しい人とも言うけどね。」



祝・パース仲間結婚!

2005-06-10 15:09:50 | Australia



画像は、ドロボーが入った時に侵入口となった、我が家のリビングの窓です。
このボッロボロの椅子に座って、ミルクティーを飲みながらタバコ片手に本を読む。
これが当時の私の、最高に幸せな時間でした。

そんな私を見て、
「かおりは誰かが遊びに来ても、いつも一人で外で本読んでたよねー」
と言っていたシゲルが、明日結婚式をすることになりました。
相手は、パースで付き合っていた彼女。

去年、突然メールが来て、
「極秘入籍とさせて頂きました。」とか言って。
おめーは芸能人か!と。
そもそも極秘?なぜ?さらに自分で言ってるし。

でも、そんなシゲルは、私とまきんこがパースで始めてしゃべった日本人。
たまたま町のスーパーで出会っただけのはずが、せまいパースと不思議な縁で、気付けば仲良しになっていました。
今思えば、シゲルのおかげでいろんな友達ができたなぁ。
ダイブマスター(ダイビングのライセンスの一番いいやつ?)取得者で、後にはバリなどのダイビングショップで、インストラクターとして働いていました。

ほんと変わった人で、しかもすぐ恋に落ちる人でした。
で、すぐに「好き」って言っちゃうの。最初に遊んだ日とかに(笑)。

そんなシゲルも素敵なハニーに出会い、先に帰国するシゲルの見送りに行った時に、「彼女の日本の連絡先を知らない」という衝撃のハプニングも乗り越え、めでたくゴールインとなったわけです。

会うのはあの見送り以来、4年も経ちましょうか。
えーもう4年かぁ!
歳もとるわけよねぇ。

なにはともあれ、おめでとーシゲル・あっこちゃん!

余談:「シゲル」は本名ではありません。同じ人間とは思えないほど黒かった為、いつの間にか彼の呼び名は某有名人からとって「シゲル」に。


今だから笑える話①続編

2005-06-03 16:11:45 | Australia

そう、空き巣に入られた我が家。

あれがない、これもない、と次々に盗難物が見つかるまきんこと彼。

あれね、あの時すごい不思議でした。
そんな2人の姿を見て。
なんで、何が無くなったか分かるの?と。

あわあわしながら、分かりやすく荒らされた自分の部屋をうろうろしたのですが、どうしても何が無くなったのか分からない…。
必死で、「例えば何が盗られる?!」と、心配してやってきた友達に聞きまくりました。

結局、私が盗られたのは、
・一万円札一枚
・APSのフィルム
・彼氏から借りていたMDウォークマンとMD数十枚
でした。
普段から、現金やカメラなどの貴重品は持ち歩いていたので。
(「いつもでっかいリュックしょってるねー」と言われていた。)

一番かわいそうだったのは、カメラを盗られたまきんこ。
フィルムは使い切ってあり、現像待ちでした。
何人か、盗難にあった友達を見ましたが、カメラ、特にフィルムが入っているカメラは痛い。
フィルムだけ置いてってくれれば良かったのに…。

パニック状態の私達に変わって、友達が警察を呼んでくれました。

しばらくして、警察官が何人かやってきました。
どかどかと…。
うち土禁なんですけど!
キレイ好きのまきんこと顔を見合わせて、「靴脱いでくれないよね…」「くれないわな…」
どっちみち後で掃除するからいっか…と涙を飲んで、被害状況を報告。
でも、パニクってるから英語がうまく出てこない。
ただでさえ、うまく出てこないというのに…。

ポリス「君はいくら盗られたんだ?」
私「えと…日本円盗られたんだけど…一万円だから…1ドル70円で…えーと…」

警察官に「円か?ドルか?どっちだ?」と聞かれた私のあせりは頂点に!

「え、エンダラー。」

未だに言われます。
ネタじゃないです。マジです。
いやー、人間真っ白になると、おもしろいこと言いますねー。

「明日、指紋を取りに来るよ。それから、残念だけど、盗られたものはおそらく戻ってこないと思う。」
非情なポリスのお言葉。
そりゃーそうだよね…。
しかも、家の中での盗難じゃ、保険も効かないし。
ちょっと油断してたとこもあったしね…。

それ以来、出かける時は必ず、電気をつけたりテレビをつけたりするようになりました。
洗濯物も見張ってないと盗まれたりしますからね、アパートは。
共同ですから。
何事も、自己管理。

ガラスが割れたままのリビングも怖いし、誰かが歩き回った部屋で寝るのも気持ち悪い。
まきんこは彼氏がいるけど、私は1人。
心配してくれた男友達が、リビングに泊まってくれました。
感謝感謝です。
持つべきものは、友達。

次の日、指紋を取りに来たのは、およそ警察官とは思えない、スキンヘッドにサングラスのいかついアニキでした。
制服着てなかったら、通報してたな。

そして、やっぱり何一つ戻ってきませんでした。

この話は、私もまきんこも、帰国してしばらくしてから親に話しました。