そう、空き巣に入られた我が家。
あれがない、これもない、と次々に盗難物が見つかるまきんこと彼。
あれね、あの時すごい不思議でした。
そんな2人の姿を見て。
なんで、何が無くなったか分かるの?と。
あわあわしながら、分かりやすく荒らされた自分の部屋をうろうろしたのですが、どうしても何が無くなったのか分からない…。
必死で、「例えば何が盗られる?!」と、心配してやってきた友達に聞きまくりました。
結局、私が盗られたのは、
・一万円札一枚
・APSのフィルム
・彼氏から借りていたMDウォークマンとMD数十枚
でした。
普段から、現金やカメラなどの貴重品は持ち歩いていたので。
(「いつもでっかいリュックしょってるねー」と言われていた。)
一番かわいそうだったのは、カメラを盗られたまきんこ。
フィルムは使い切ってあり、現像待ちでした。
何人か、盗難にあった友達を見ましたが、カメラ、特にフィルムが入っているカメラは痛い。
フィルムだけ置いてってくれれば良かったのに…。
パニック状態の私達に変わって、友達が警察を呼んでくれました。
しばらくして、警察官が何人かやってきました。
どかどかと…。
うち土禁なんですけど!
キレイ好きのまきんこと顔を見合わせて、「靴脱いでくれないよね…」「くれないわな…」
どっちみち後で掃除するからいっか…と涙を飲んで、被害状況を報告。
でも、パニクってるから英語がうまく出てこない。
ただでさえ、うまく出てこないというのに…。
ポリス「君はいくら盗られたんだ?」
私「えと…日本円盗られたんだけど…一万円だから…1ドル70円で…えーと…」
警察官に「円か?ドルか?どっちだ?」と聞かれた私のあせりは頂点に!
「え、エンダラー。」
未だに言われます。
ネタじゃないです。マジです。
いやー、人間真っ白になると、おもしろいこと言いますねー。
「明日、指紋を取りに来るよ。それから、残念だけど、盗られたものはおそらく戻ってこないと思う。」
非情なポリスのお言葉。
そりゃーそうだよね…。
しかも、家の中での盗難じゃ、保険も効かないし。
ちょっと油断してたとこもあったしね…。
それ以来、出かける時は必ず、電気をつけたりテレビをつけたりするようになりました。
洗濯物も見張ってないと盗まれたりしますからね、アパートは。
共同ですから。
何事も、自己管理。
ガラスが割れたままのリビングも怖いし、誰かが歩き回った部屋で寝るのも気持ち悪い。
まきんこは彼氏がいるけど、私は1人。
心配してくれた男友達が、リビングに泊まってくれました。
感謝感謝です。
持つべきものは、友達。
次の日、指紋を取りに来たのは、およそ警察官とは思えない、スキンヘッドにサングラスのいかついアニキでした。
制服着てなかったら、通報してたな。
そして、やっぱり何一つ戻ってきませんでした。
この話は、私もまきんこも、帰国してしばらくしてから親に話しました。
日本に居ても、自己管理は基本だと思うよ。親切と思っていたはずの人ほど、事があると急に冷たかったりする。それが現実なんだよね??
知っているだけいいか~
美知の新しいブログいいね。
素顔の美知が見れるかんじで。
…あ、ホントに顔みれるね。