
知人が"幸せの国ブータン"に行ったときに、学校見学した際に、黒板に「Small is beautiful」と書いてあったことが印象深かったそうです。
エルンスト・フリードリヒ・シューマッハー(1911-1977)はドイツ生まれのイギリスの経済学者で、「Small is beautiful」という著書があり、現代的な物質主義や消費主義を批判し、環境問題に取り組むことの重要性を訴え、世界的なベストセラーになったそうです。(イギリス石炭公社の経済顧問であった著者は、来るエネルギー危機を本書で予言し、それは第一次石油危機として現実化した。また、大量消費を幸福度の指標とする現代経済学と、科学万能主義に疑問を投げかけ、自由主義経済下での完全雇用を提唱した。経済顧問として招かれたビルマで見た仏教徒の生き方に感銘を受け、仏教経済学を提唱した。先進国から途上国への技術支援のあり方として中間技術(適正技術)を提案している。:Wikipediaより)
ということで、今回は美しいスモールヨット(ポケット・クルーザー)についてです。(ついこの間まで、巨大客船クルーズのことを書いていたのに、手のひら返し的テーマですね(苦笑))
手元に1972年6月臨時増刊号の「舵」誌があります。当時は臨時増刊するだけの需要があったのですね。
エルンスト・フリードリヒ・シューマッハー(1911-1977)はドイツ生まれのイギリスの経済学者で、「Small is beautiful」という著書があり、現代的な物質主義や消費主義を批判し、環境問題に取り組むことの重要性を訴え、世界的なベストセラーになったそうです。(イギリス石炭公社の経済顧問であった著者は、来るエネルギー危機を本書で予言し、それは第一次石油危機として現実化した。また、大量消費を幸福度の指標とする現代経済学と、科学万能主義に疑問を投げかけ、自由主義経済下での完全雇用を提唱した。経済顧問として招かれたビルマで見た仏教徒の生き方に感銘を受け、仏教経済学を提唱した。先進国から途上国への技術支援のあり方として中間技術(適正技術)を提案している。:Wikipediaより)
ということで、今回は美しいスモールヨット(ポケット・クルーザー)についてです。(ついこの間まで、巨大客船クルーズのことを書いていたのに、手のひら返し的テーマですね(苦笑))
手元に1972年6月臨時増刊号の「舵」誌があります。当時は臨時増刊するだけの需要があったのですね。

第一回沖縄〜東京レースの記事とか、OPディンギーの乗り方。なんて特集があったりするのですが、「安く楽しめるポケット•クルーザーいろいろ」という特集がありました。

REDSTART-15(45万円)

REDSTART-15(45万円)

フライング・クルーザー(16ft 78万円)

フライング・フィッシュ(16ft 70万円)

アラカリティーMKⅡ(19ft 78万円)

フォーク・ヨット(18ft 60万円)

CAL21(210万円)

BW20D(98万円)

夢工房のCMじゃないけど「やす〜い!」(笑)
当時は中学生だったので、いくら安くても買えませんでしたが、ようやく社会人になった頃には、ポケットクルーザーの需要がなくなってしまったのか、もう売っておらずガッカリでした。
誌内にNJYのアラカリティー18の広告があったので読んでみると、この18ftのヨットで、世界一周、大西洋横断、地中海、香港のヨットレース等で実績がある旨記述がありました。もう”Small"なんて言ってられないですね〜。

追伸
こんな動画を見つけました。
この18ftは、本当にBeautiful Small Yachtだと思いませんか?
買えた時代があったとは驚きです。今の物価に換算すると、
500万以下くらいでしょうか?5.5メートのヨットは今でも造
られているのかと思ってました。
当時の日本で売られていたヨット・ボートはほんとうに小さくて、雑誌広告にはビキニの美女がちぃ〜さな船に、さも優雅そうに横たわる写真があったりするのですが「いくらなんでもそれは無理でしょう!」と突っ込みたくなりました。
とはいえ、マリンスポーツ熱は当時の方がはるかに熱かったように思います。
YouTube動画のヨットはポーランドで新発売のヨットです。ヨーロッパはヨット人口が日本とは比べものにならないくらい裾野が広いので、こうした手軽なヨットも結構需要があるようです。(地中海のヨットハーバーでよく見かけます。)
なお、ヨーロッパのヨットはポーランド製が多く。日本におけるMade in Chainaのような存在がポーランド製品にあてはまるようです。