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ミャンマー軍事政権の暴挙を憂う

2008年05月11日 07時32分18秒 | 映・文・経・社・放送
昭和のはじめ、軍国主義日本では(ソ連の)コミンテルンの指導下にあった日本共産党をアウン・サン・スー・チーにたとえたら、議会開設は普通選挙に相当する?
 英国はミャンマーにとって植民地支配の仇敵、しかし、アウ・サン・スー・チーはその英国の男性と結婚した反ミャンマー分子であるという。共産党など反抗分子・非協力分子を押さえ込むのが治安維持法、今度ミャンマーの新憲法草案でのアウン・サン・スー・チー氏の人権剥奪。日本のやり方を見習っているかのような手法。

 軍国主義政権から見たら、ソ連と結託した(コミンテルン指導下の)反日分子の集団である日本共産党。それらを押さえ込もうという日本軍国主義政権。

 普通選挙開始の少し前に起った関東大震災。ここでは暴動を恐れて朝鮮人と社会主義者の虐殺が行われた。

 100万人以上が被災したというこの度のミャンマーのサイクロン被害。

 関東大震災では米国はじめ国際社会から多大な支援を受けた当時の日本。

 ミャンマー軍事政権もアメリカはじめ国際社会から多大な支援を受けているが人的支援を最小限に絞り、海外からの入国者を厳しく制限しているという。

 この大災害の復興活動のなかで、新憲法草案承認の国民投票が強行されている。

 ここで何か不穏な動きをがあれば軍事力でおさえこもうと言うのだろう。国際社会の援助を受けても、余計な監視はお断りという傲慢な姿勢。ここに何か裏の魂胆があると思われる。

 昔の日本軍国主義の歴史にならって、暴動を恐れるあまり、(でっち上げてでも不穏な不満分子を抹殺するチャンスと感じて)特にヤンゴンやその周辺で虐殺が行われているのではないかと大いに懸念するのは筆者だけだろうか?

 行方不明者を入れると10万人近い人々が亡くなる可能性があるという。

 家屋を失った人々100万人以上、軍事に力を入れるあまり、災害対策を怠ってきたミャンマー軍事政権、どこまで人民抑圧に"跳梁・跋扈"しようというのか?


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