特にネタがないときは写真だけでも・・・。
2006.09.27 in 諏訪湖
Platyias quadricornis カドマルネコワムシ
Platyias は名大出版の図鑑(田中著)ではネコワムシ属
東海大出版(水野・高橋編)ではオケワムシ属
滋賀の図解ハンドブックシリーズでは両方書いてあります。
どっちが正しいのかは分かりません。
日本にいる同属のもう1種いるのがこれなのですが
これを見て桶としたのかもしれません。
ですがこのワムシは横から見ると平たいので
Platy-も平たいという意味ですし、
「オケ」は適当ではないかもしれません。
まあ、必ずしも形どおりでなくてもいいのですが。
「ネコ」も分かりませんし。
東海大出版の方は背甲から棘が4本あるように
書いてありますが、、、違ってますね。
上2本と下2本の棘の出ている面が異なっているのが
上の写真で分かりますかね?
朝日新聞の記事。
微生物を専門に展示する山口県岩国市の「市立ミクロ生物館」が、子どもたちに人気のトレーディングカードを作った。ただ、キャラクターはゾウリムシ やミドリムシで、その名も「単細胞遊戯マイクロ王!」。ムシそれぞれの特徴を点数化して攻撃力や体力に置き換え、対戦を楽しみながら子供たちが微生物につ いて学べるように工夫したという。
ゲームは2人用。生物カード13枚と、電子顕微鏡などの特殊カード5枚の計18枚を2人で分け、9枚を手札とする。
最初に、戦う環境として昼か夜かを決定。プレーヤーはカードを出し合い、ムシの体力・攻撃力の値の大小で勝ち負けを決める。どちらかの手札がなくなるとゲームは終わる。
だから、微生物の特徴を理解していないと使いこなせない。
例えば、ミドリゾウリムシは、体内に光合成をするクロレラを持っているので、ゲームの「場」が昼なら特別効果として体力値は2倍に。日光が当たっていない方が活発なアメーバは、夜設定だと攻撃力が3倍になる。
ほかの生物に食べられそうになると体内から筒状の突起を出して防ごうとするゾウリムシ類のカードは、相手の特別効果を打ち消す。
特殊カードの電子顕微鏡は高倍率で観察できる特性から、生物カードと一緒に出せばムシの攻撃力を2倍にできる、といった具合だ。
専門職員の末友靖隆さん(26)が所属する神戸大理学部の洲崎敏伸助教授の研究室が50セットを手作り。子供たちに微生物への関心を高めてもらおうと、まずは小学校などに配布し、様子をみながら販売も考えるという。
「単細胞遊戯マイクロ王!」
微生物のトレーディングカードらしい。
いいな、これ。
作っている時が面白いだろうなあ。
岩国市立ミクロ生物館というのも初めて知った。
行きてぇ。・・・・・遠いぞ、山口県。
いつかは、ミジンコ研究会とのコラボを。