ヨッシーの部屋

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ブレーキ強化計画90%終了

2006-10-21 13:19:10 | オートバイ
キャリパーとサポートが届き、その他周辺パーツも一通り揃ったので組み付けを行った。
廃車してるのに未練がましくブレーキスイッチも付けた。

今回使用したパーツを下表に纏める。

購入物 購入先 購入額 備考
BRAKING 320mmウェーブディスク(STX55D) ナップス 30,400 サマーセールにて
Permatex ネジ緩み止め剤 中強度 ナップス 850 ローター取付けに使用
Brembo 16x18ラジアルポンプマスター(10.4760.82) ナップス 29,800 通販にて
Brembo ラジアルマスター用レバーピボットピン ナップス 1,575 通販にて
antlion ビレットレバー #09231 ナップス 12,390 可倒式・ショート
antlion アジャスターノブ #09010 ナップス 1,575 割りピンで固定
POSH ブレンボレーシングマスター用ステー ナップス 2,835 ステンレス製
ブレンボリザーバータンク(S35) ナップス 1,995 S30にすべきだった
ブレンボマスター用ホース(100mm) ナップス 525 ブレンボ純正じゃないと滲むらしい
YAMAHA ブレーキフルード ナップス 1,134 DOT4で一番安かった
ACTIVE プレッシャースイッチ ナップス 4,935 ブレンボ対応品
M10-P1.00 バンジョウボルト ナップス 525 通販にて
アルミワッシャー 5枚入 ナップス 262 通販にて
Brembo 4ポットレーシングキャリパー GlideRide 57,750 裏面が削られてます
オリジナルキャリパーサポート&カラー GlideRide 19,950 フォークボトムの外側に付きます
ZCOO セラミックシンタードブレーキパッド ナップス 10,290 このパッドじゃないと当り面が出ません
PLOT ブレーキホースアダプター バンジョウ20° ナップス 1,050 キャリパー側に使用
ISA BOLZEN ステンキャップボルト(SCS08050) ナップス 1,785 フォークボトム側
ISA BOLZEN ステンフランジボルト(SHF08050) ナップス 1,785 フォークボトム側(検証用)
ISA BOLZEN ステンキャップボルト(SCS10050C) ナップス 2,310 キャリパー側
ISA BOLZEN アルミフランジボルト(AHF08060) ナップス 1,470 ハンドガード用
M8 ロックナット 島忠 忘れた キャリパーサポート取付け用


合計185,191円だが、この他に手持ちのスペーサーやボルト等の細かいパーツも使用している為、ざっと20万円といったところだ。

まず始めにマスターシリンダー側を処理する。

レバー交換は馴染みのバイク店に手伝ってもらった。
何故かと言うと、レバー位置を調整するアジャスターがロールピンで固定されており、素人の持っている工具とテクニックでは決して抜けない。
antlionのレバーにこれを打ち抜く専用棒が入っているが、直ぐにグニャっと曲がって役に立たない。
アジャスターをバイスで固定し、極細のピンポンチで打ち抜くか、ドリルでもむしか方法が無い。
antlionのアジャスターもロールピンで固定する仕掛けになっているが、こんな作業は二度とやりたく無いので、適当な割りピンで固定した。
割りピンを使う弊害として、レバー位置を遠くにする方向に制約が出るが、手の小さい私には十分な距離が保てた。

次にマスター、タンクステー、タンク、ブレーキホースを仮組みするが問題が2点発生。

今回購入したS35というタンクは、ホース取付け部が下方に垂直に伸びており、POSHのステーだとマスターとタンクの高低差が確保できない。
仕方なく手持ちのスペーサーを使ってタンクの位置を上方向へ修正したが、ホース長がずいぶん長くなってしまった。
その後、POSHのステーに入っていた取説をよく読むと「推奨タンクはS30」と書いてあることに気づく...
ちくしょう。

もう一つの問題はハンドガードだ。
ラジアルポンプはシリンダーがレバーに対して垂直にレイアウトされている為、前方への部品突起が大きくなってしまう。
結果、レバーアジャスターとハンドガードが干渉してしまう訳だが、多くのライダーがスペーサーを用いて対策している。
これは予想内のトラブルだ。
手持ちの40mmスペーサーで逃がしたが、板材をロール状に加工したしょぼいスペーサーだった故に、トルクをかけるとスペーサーの溶接部分が剥がれてしまった。
このままでは強度を確保できない。
アルミの棒材できちんと作られたスペーサーを購入しなければならない。

Activeのブレーキスイッチは手持ちのコネクター端子と収縮チューブを用いて処理。
ブレーキホースのバンジョウはこれまで使用していた「Buildaline ブレーキホース」付属の物がまんま使えた。

次にローターの組付けだが、DR-Z専用品なので何の問題も無くスカッと付く。
重要部品なのでネジロックの塗布を忘れずに。

続いて問題だらけのキャリパーだ。

DR-Z400SMはフォークボトムブラケットとキャリパーの構造上の問題から、キャリパーサポートをブラケットの外側に付けるしか方法が無い。
GlideRideのキットは難点だらけの干渉問題を絶妙なクリアランスでクリアしている。
この巣晴らしは写真と文字だけでは表現できないが、スポークとキャリパーのクリアランスはこんな(下写真)感じだ。


良くデザインされた商品だが、サポートをフォークボトムに取り付けるにあたり、ヘリサート加工を施さなければならないのが難点だ。
私の場合はボルト&ロックナットで取り付けるつもりでいたが、仮組みをして下側にはナットを入れるスペースが無い事が判明した。(上側はOK)
コントラストの関係上醜い写真になってしまったが、ボルトとキャリパーのクリアランスが数ミリしか無いのだ。


こいつぁ大問題だ。本当にヘリサートでやるしか無いのか?
フォークボトムを削るか、キャリパーを削ればボルトが入りそうだが、どちらも危険な選択だ。
どうしよう・・・

解決策の検討を先送りにし、続いてホースをキャリパーに接続するが、バンジョウボルトが最後まで入らない。
よーく部品を見ると、「Buildaline ブレーキホース」付属のバンジョウアダプターはステンレス製で薄く作られている。
バンジョウアダプターの厚みが足りないのだ。

仕方なく通常サイズのバンジョウアダプターを買ってくるが、最後の一捻りでボルトがボトムに当たってしまう手ごたえがある。
心配なのでキャリパー側のワッシャーを1枚増やし、十分なトルクを加えた。

最後に増し締め&ブレーキフルードのエア抜きを行う。
エア抜きは注射器みたいなポンプを使用して行った。
ブレンボはマスターシリンダー側にもエア抜き用のブリダーがある為、短い作業時間で完了した。

スポンジみたいなタッチだが、徐々に強く握る必要があり、握れば握るほど強くかかりそうなイメージだ。
早く残りの問題をクリアして走りに行きたい。


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