すっきりしない天気がつづいてるね~。
天気予報も全く当てにならないし、、、。
雨との予報で晴れるのは止めてもらいたいな~。
仕事のオン、オフの切り替えができないよ。
さて、WRC ラリー・ニュージーランド2008はまたしても接戦で、波乱に満ちた戦いだった。
まずは結果。
1 S・ローブ(F) シトロエンC4 WRC 3時間59分18秒9
2 D・ソルド(E) シトロエンC4 WRC 17秒5
3 M・ヒルボネン(FIN) フォード・フォーカス RS WRC 07 41秒5
4 P・ソルベルグ(N) スバル・インプレッサ WRC 2008 2分48秒9
5 U・アーヴァ(EE) シトロエンC4 WRC 3分30秒7
6 P-G・アンダーソン(FIN)スズキ SX4 WRC 7分37秒4
7 T・ガルデマイスター(FIN)スズキ SX4 WRC 7分54秒9
8 F・ヴィラグラ(RA) フォード・フォーカス RS WRC 07 8分35秒0
9 H・ソルベルグ(N) フォード・フォーカス RS WRC 07 9分15秒2
10 M・プロコップ(CZ) 三菱ランサーエボリューション(N1位,P1位)13分49秒0
今年からのレギュレーションの変更がなければこの結果は全然違ったものになったかもしれない。
まずムースタイヤの禁止。
ムースはタイヤがパンクしたときにあらかじめ中に仕込んでおいたムースが瞬間的に膨らんでパンクをしてもある程度走れるようにするための物。
今年はピレリのワンメイクだけどミシュランもピレリも使っていた。
で、やっぱりパンクが増えたね。
今回は最後から2つめのSS17で悲劇が。
ここまで調子の良いミッコは2位のラトバラに9秒8差をつけての1位。3位は12秒8遅れのソルド。そして4位に15秒3遅れのローブ。
ローブのフルアタックをスプリットを見ながらの走行。けれど残り9kmのところでパンク。
そのまま3つのタイヤで走る物の最後はスピンもしてトップタイムのローブから遅れて41秒8。
ついでにラトバラも岩にヒットしてこのSSでリタイヤ。
フォードのワンツーからシトロエンのワンツーに変わってしまった。
結局次のSSSでも順位は変わらず上記の結果になった。
もう一つが出走順。
今年から前日の順位によってその日のスタート順が決まる事になった。
ターマックだとほとんど関係ないけれどグラベルだとそうも行かない。
最初の競技車が出るまでに少なくとも000,00,0カーと三台の車がコースに入ってそれなりにスピードを出して走るんだけど、どうしても表面の砂利は浮いたまま。どうしても滑ってしまう。後続車は先行車が砂利を飛ばしてくれた道を走れるのでグリップを得られてタイムが良くなる。
今年に入ってフォードが二回出走順をコントロールした。
一位で終わると翌日の出走順が先頭になってしまうのでわざとスピードを落としてゴールしたのだ。
やられたローブは不快感を露にしていたが今度は立場が逆になったわけだ。
1日目のSS6でエンジントラブルでスタートできなかったローブは30秒のペナルティーを与えられた。
結果翌日のスタートは2番目となった。
このトラブルについてはローブは事故だったと公言している。
2日目先頭車のミッコはスピードが上がらず2日目の最終SSの前ローブは7秒6リードの首位に立った。
そして二日目最終SSで先頭車のミッコのスプリットを聞きながらフィニッシュ前自らペースを落としその日3位で締めくくったのだ。
ローブはチームオーダーが出た事を明らかにして自分はやりたくなかったと言った。ただ、こういうルールなので仕方がないとも。
ただ今回はローブのミスもあり、上で書いたミッコのパンクがなければ優勝はミッコだったかもしれない。
ローブは首位に立って差が30秒以上離れているのならそうはしなかったとも言ってる。
ただ何だか今回は後味が悪かったな~。
今後もこういう事は起きるだろうからな。
今回の勝利でローブはミッコに8ポイント差をつける事が出来た。
マニュファクチャラーでは20ポイントだ。
この先2戦ターマックが続いてその次ラリー・ジャパン。
もう先が見えちゃったかな?
まぁ何があるかが分からないラリー。最後までたのしみましょ。
今回はデュバルもリタイヤなのでタナボタのスバルが4位。でもやっぱり調子は良くないみたい。
そしてスズキも6、7位。今までの最高順位。頑張れー日本勢!!