2006年もはや、半分が過ぎた訳で。備忘録の代わりに半年間でレンタルなどして観た映画をピックアップしてみました。基本的にちょっと前の作品なので、見逃して気になってる作品の参考となれば幸いです。なお、☆は5点満点で、完全に私の主観です。では、どうぞ。---<以下、鑑賞に差し支えない程度にネタバレあり>---『小説家を見つけたら』(2000)"Finding Forrester"☆☆監督 . . . 本文を読む
ゴールデン・ウィークは特に旅行など行かなかったのですが、試写会のチケットが当たったのでSを誘って観にいってきました。メタル・ヘッドバンガーズ・ジャーニーヘヴィメタルの歴史をひも解くと共に、なぜメタルが世界中で嫌われているのかを分析するドキュメンタリー映画…らしいです。メタルの旅行ですね。《以下、ネタバレあり…そしてメタルのおはなし》会場はSHIBUYA-AXで、映画を観るというよりライブに行った感 . . . 本文を読む
エイプリルフールは映画の日でもある、ということでKとSを誘って新宿で映画を観てきました。『サウンド・オブ・サンダー』監督はピーター・ハイアムズ。原作はSFの大家、レイ・ブラッドベリです。観に行った理由はこのあたりにあります。あとはタイムスリップものが大好きだから。仕事を選ばないオスカー俳優、ベン・キングズレーも出演。今年は『オリバー・ツイスト』に続いて2回目の出会いです。2055年のシカゴ、タイム . . . 本文を読む
昨年から3作続けて公開されているZガンダムシリーズもいよいよ完結の3作目。観てきました。『機動戦士ZガンダムⅢ 星の鼓動は愛』TVシリーズの終盤をベースとしたストーリー。主人公が属するエゥーゴに、序盤からの仇敵であるティターンズ旧主派、さらにティターンズに加担して勢力を伸張したシロッコのジュピトリス、ザビ家再臨を目論む旧ジオン残党のアクシズと、4つの勢力が激しくぶつかり合うという展開。巨大与党(地 . . . 本文を読む
週末なので仕事は早々に切り上げて、映画館に足を運びました。さて今回は、『アサルト13 要塞警察』、原題は"ASSAULT ON PRECINCT 13"。直訳すれば、「13分署襲撃」で、内容もそのまんま。本作は私の好きなジョン・カーペンター監督が1976年に放った同名作品のリメイクです。実はオリジナルも西部劇の『リオ・ブラボー』を現代に置き換えたオマージュ的作品だったので、お孫さんですね。12月3 . . . 本文を読む
新百合ヶ丘でKと『オリバー・ツイスト』を観ました。原作はチャールズ・ディケンズ、監督はロマン・ポランスキー。名作を名匠が撮った、といったところ。19世紀イングランドを舞台に、孤児のオリバー少年が様々な辛苦に耐え、希望に満ちた将来を掴み取っていく過程を描いた作品。《以下、ネタバレがちょっとあり》はじまった瞬間に名作っぽさを感じる程に、世界観が見事に表現されています。制作費80億円とききますが、それも . . . 本文を読む
少し前ですが、『ロード・オブ・ウォー』を観てきました。内容がかなりアメリカに批判的、かつイラク戦争勃発時に製作されたことでニコラス・ケイジ、イーサン・ホーク出演にもかかわらずインディペンデント系の配給となった曰くつきの作品です。監督はアンドリュー・ニコル。個人的には超傑作の『ガタカ』で世に出た人です。詳細は作品ページで確認していただくとして、ニコラス・ケイジ演じるユーリー・オルロフが、世界中でカラ . . . 本文を読む
Kと新宿で公開されたばかりの映画を観てきました。
『奇談』
原作は諸星大二郎の稗田礼二郎シリーズの一篇で「生命の木」というお話。諸星マンガファンの私は矢も楯も止まらず劇場に走った次第です。大して宣伝もされておらず、有名な役者は阿部寛だけということもあってか、封切2日目+休日の新宿であるにもかかわらずまばらな客入り…といういささか淋しい状態でした。のびのびとくつろいで鑑賞できたのは良かったですが . . . 本文を読む
さる11月3日は文化の日。ということで、文化的に映画を観てきました。
『機動戦士ZガンダムⅡ 恋人たち』前作、『星を継ぐもの』の続編で、三部作の真ん中に当たります。20年前にTV放映されたZガンダムを再編集したもの。前作はまずまず無難な滑り出し…という感じでしたが、本作はさすがに話を詰め込みすぎの印象を受けました。なんの事前情報も持たずに本作を観た人(そんな人はいない?)が話の筋を追えるかどうか . . . 本文を読む
なかなか行けなかったSW3をようやく観てきました。
遠い昔、遥か彼方の銀河系で…でお馴染みのオープニングを観るのも何度目か、という感じですが、のっけから戦場に放り出されて話が始まりました。
ストーリーは専ら主人公アナキン・スカイウォーカーがダース・ベイダーに至るまでの心の葛藤を描いているので、快活なアナキンの活躍を見られるのはここだけ。
話の落としどころは劇場に来ている全員が知っているという、 . . . 本文を読む
男三人で、『電車男』を観てきました。
私にとって中谷美紀さんは神に等しいので、これは御布施のようなもの。
話の内容は知っている上で観たので、どんな風に映像化されるのかを楽しんで鑑賞を。
結論からいくと、演出が過剰で興ざめした部分もあれば、逆に新鮮で面白かった部分もありました。
後半、やや話がもたついた感があったのが不満です。
全く個人的な意見なのですが、私はラブコメではじまったならラブコメ、ラ . . . 本文を読む
先日、とある映画を観ようと新宿に行ったのだが、すごい混みようであきらめた。
列が映画館をぐるっと回っていたのだ。
その列をながめていると、なんと、あの暗黒の帝王ダース・ベイダーが帝国軍兵士を引き連れて広告活動に勤しんでおられました。
エピソード3も近日公開ということで、不振のハリウッド映画に活を入れるべく地道な活動をなさるそのお姿の情けないこと!
ベイダー卿!しっかりしてください!!
エピソー . . . 本文を読む
今日は休みだったので、新宿で『機動戦士Zガンダム 星を継ぐ者』を観てきました。
TVシリーズから20年を経て再編集映画化、なにか長い間滞納してきた税金を払いに行ってきたような、そんな感じ。
私はガンダムのファンというより、監督をされてる富野由悠季氏のファンなのです。
富野監督の作品は毎回、普遍的なテーマを扱っていて、広く一般の人々に受用されてもいいんじゃないか、と思いつつ実際に観ると、ああやっぱ . . . 本文を読む
Kと新百合ヶ丘のワーナーマイカルで、『ミリオンダラー・ベイビー』を観てきました。
アカデミー賞主要4部門制覇という世評の高さに背を押されてか、新百合ヶ丘でもなかなかの客入り。
おんぼろジムを経営する老トレーナーのフランキーと、30代の女性ボクサー・マギーのふれ合いを描いた作品、というのは表面上そういったストーリーではありますが言葉足らず。
内容は宗教的・民族的な問題や、ジェンダー、貧困など、様々 . . . 本文を読む
日曜日に父が上京してきました。定年して以来悠々自適の身なので、たまに八重洲の囲碁センターに碁を打ちにやってくるのです。まあ大金のかかるものではないですし、老化防止にいいんじゃないでしょうか。
で、鰻をゴチに。年取ってからの方が父とは仲良くなりました。
その後土産を見繕って、父、帰郷。
まだ時間があったので、銀座のMacまで行き、i-podの用品などを見る。
見るだけ見たら新宿へと戻り、ヨドバシ . . . 本文を読む