損害保険ジャパンは6日、高齢者の自動車保険料を今年4月から最大8%程度値上げする方針を固めた。
年齢が高い運転者ほど事故が増加しているためで、高齢者を対象にした値上げは損保では初めて。これまで損保各社は、「35歳以上」は同一の保険料を適用していたが、30歳以上を10歳刻みで年齢区分を新たに設定し、保険料を見直す。
「70歳以上」は標準的な契約で年間7150円値上がりして9万5820円に、「60~69歳」は同3000円値上がりし9万1670円となる。大手損保では、東京海上日動火災保険と三井住友海上火災保険も、新たに高齢者の区分を見直して値上げする方向だ。
自動車保険料率の参考となる「参考純率」を決めている損害保険料率算出機構が2009年7月、高齢者の事故増加に対応するため、年齢ごとに保険料を区分する案を示していた。
年齢が高い運転者ほど事故が増加しているためで、高齢者を対象にした値上げは損保では初めて。これまで損保各社は、「35歳以上」は同一の保険料を適用していたが、30歳以上を10歳刻みで年齢区分を新たに設定し、保険料を見直す。
「70歳以上」は標準的な契約で年間7150円値上がりして9万5820円に、「60~69歳」は同3000円値上がりし9万1670円となる。大手損保では、東京海上日動火災保険と三井住友海上火災保険も、新たに高齢者の区分を見直して値上げする方向だ。
自動車保険料率の参考となる「参考純率」を決めている損害保険料率算出機構が2009年7月、高齢者の事故増加に対応するため、年齢ごとに保険料を区分する案を示していた。