木曜時代劇『ぼんくら』第８話。

第8話【飛べ！官九郎】
鉄瓶長屋での一連の出来事を陰で操る湊屋総右衛門（鶴見辰吾）の女房・おふじ（遊井亮子）が、
いっとき信心に凝っていたことを探り出した井筒平四郎（岸谷五朗）。
盗みの咎（とが）で裁きを待つ「ふぶき」という巫女の話を聞きだすべく、
牢屋敷に目を光らせている岡っ引きの仁平（六平直政）の目をかすめて、
烏の官九郎を使っての連絡方法を思いついた。
だが、ちょうどその頃、太助殺しの正次郎が死体となって発見されたのだった...。




官九郎大活躍！の巻。
真相にグングン近づいていく様に引き込まれてました。
全てが繋がっているので当たり前ですけど、
スポットライト回以外でもちょくちょく長屋の住人(元も含めて)も面白いと思います。
ダメ親父が重要な情報を知らずに握っていたりなど。
お嬢様再び＆官九郎の夜目は直せないなどコメディ要素も盛りだくさんでしたが、
それに対比するようなエグい拷問シーンとおくめの病気発覚は辛いものがありました。
汗疹じゃなかったなんて…梅毒でしょうか。
売春の代償…自業自得と言う人も多いのかもしれませんけど、
なんでも自己責任で帰結させる風潮は好きになれません。
今は梅毒は少ないかもですが、報道されないだけで性病の蔓延は深刻なものとなっているので、
目を向けなければいけないのではないでしょうか。
恋愛も風俗も溢れかえっている社会の闇というものに。
…でも、もうどうにかなる問題じゃないのかも(遠い目)
＊性病感染者数報告→http://www.mhlw.go.jp/topics/2005/04/tp0411-1.html
↑
この報告によると平成２５年度の梅毒感染者は１２３６人と吃驚。
ちなみに新規HIV感染者および新規AIDS患者報告数の合計は、ここ７年間で１万件以上。
累積では、22,971件の報告があるとか。
ろくでなし子さんや北原みのりさんを逮捕してる場合じゃないですよね…。
フェミ云々ではなく、本当に怖い領域に踏み込み始めていることを実感して絶望中…。
って、またもやお堅い話をしてすみません(-_-;

おくめのことで哀しくなりながらも、
佐吉のチラ見えする素肌にグフフ(≧ε≦)となっていたことも告白しておきます。←バカ



ではでは